華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

体験談の真偽

2017年05月20日 22時50分38秒 | Weblog
今日も仕事はお昼から。
起きてからコーヒーを飲みに行き、ついでに勉強を…と思っていたのだけど、土曜日の朝はお店が結構混んでいた上、一緒に行ったDがオーナーの息子さんとおしゃべりに励むので全然集中できず。この息子さんがDが事業を仮に立ち上げたとしたら一緒にやりたいと言っている人で、会うたびのその話で盛り上がる。予想していた展開やったけどやっぱりかって感じ。なので普通にコーヒーを頂いて帰ってきた。

帰ってからは一応文献を読んでいた。だいぶテーマを理解してきたので、あとは論文をどう展開させるかを考えていくところ。骨組みができたらさらに参考文献を探して書き始めることになる。明日からの休みで最低でもこのラインまで持っていきたい。
ちなみにテーマは“病気を経験している患者さんの物語り”。病気を告げられたとき、厳しい治療に耐えているとき、それらを乗り越えた後…など患者さんの経験談を通して、医療従事者が受けられるメリットや今後の治療方針への影響などを論じるというもの。どうやって書いていこうかねぇ。

頑張って文献を読んでいたら、頭がすごーく重たくなってきて集中力が切れてきた。これではアカンと思って20分ほどパワーナップ。そして出勤の準備まで頑張った。
若いころは寝つきが悪く、昼寝とか簡単にできる方ではなかったのだけど、オーストラリアに来てからというもの昼寝は得意中の得意。こうした短期集中睡眠で力を取り戻すことしばしば。まだ英語環境で生きていることに疲れを感じるし、何より体力だけで頑張れる年齢ではなくなってきているのが原因だと思う。

さてお仕事。
今日もポート3。今日はスタッフ数がしっかりしていた上、いつものナースコールラバーたちがほとんどナースコールを押さないという状態で、ここ2週間で一番のシフトを過ごした。特に大きなドラマもなく、無事に一日を過ごした。たまにこういう日もあってくれないと困る。

ところで先にも書いた通り、現在課題で「患者さんの話を聞いて、そこからベストのケアを提供する」というような論文をたくさん読んでいる。確かに経験者の話で得るものは多いのだけど、それと同時に全部それを聞いていたらえらいことになるよ、と思う。例えば退院の日時が伝えられた後、帰りたくないもんだから「足が痛い」だの「気分が悪い」だのと訴えて、入院日数を伸ばそうとする患者さんは少なからず存在する(現在、実際にそういう患者さんが複数名入院している)。だから「患者さんの物語りも良し悪しやで~」というのが正直な感想。
昨日もチラと書いたけど、こういう人たちにはとっとと退院していただいて、本当にベッドを必要としている患者さんに看護を提供したいと思うのが普通の感覚。「粘るなよ!」と言いたい。この患者さんに対する黒い感情は医療費がただの公立病院あるあるなのかも。私立病院時代は入院自体にお金がかかっているためか、退院できるとなれば喜んで帰っていく人がほとんどだったから、こんなこと思ったこともなかったもんなぁ。

帰宅。
掃除を頼んでおいたのに、Dは何もしていなかった。散らかっていた台所を片付けたからいいでしょ!というのが彼の言い分。それは基本のキじゃいっと言ったらすねるので何も言わずにおいた。これが甘やかしてることになんのかしら? だけどいつもダメ出しだと伸びない気もするしなぁ。塩梅が難しい。ところで意味はないけど私はこの塩梅という字面が好き。

今夜も空腹に襲われながらこのブログを書いている。ここを乗り越えてこそ真のダイエッターとか一人でドラマチックになりながら耐えているところ。
明日はシドニーに住むD友達がまた近所までやってくるのでブランチを取ろうという話になっている。それまで掃除を終わらせておかないと。課題を始めている今、すんごい散らかってるからさ。
明日から3連休。体を休めつつ、マジで課題、頑張ろう。
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