華麗なるオーストラリアンライフ

渡豪10年。職業・看護師。
白熊のようなオージーの旦那1人とワンコ2匹で
ニューサウスウェルス州の田舎町で生息中。

もう終わり…

2012年06月20日 15時33分44秒 | Weblog
2週間の滞在期間も気がつけば最終日。あと1時間ほどで家を出る。
この滞在は「疲れた」の一言に尽きる。旅行気分のDと里帰りの私の間で温度差が大きいこと。しかもDは全然日本語ができないので、私は専属通訳みたいなもの。気後れすることなく、相手が何を言っているかわからないのをいいことにしゃべりたいことを自由にしゃべるDの言うことを訳すのは本当に疲れた。とはいえ、ずっとモジモジされて促さないとしゃべらないのもしんどいけどさ。それにしても伝えようとする意識があれば多少はわかりあえるものなんだと実感。英語がまったくできない上に耳が少々遠い祖母とDとの会話がなんとなくでも成り立っている様子は、何やら神秘的なものを眺めている気分だった。

前回のブログで大阪に行った翌日は京都へ。昼過ぎに到着したのでもう手近なところで清水寺と一年坂~三年坂。夜は居酒屋で軽く食べて、めずらしく飲みモードのDとバーで飲んだ。そこで同じく観光で来ていたアメリカ夫婦と盛り上がり、結構な深酒となってしまった。

翌日は新幹線で東京へ移動。これも昼過ぎに到着。初日は秋葉原~原宿~表参道~渋谷。連日の外出で疲れがピークに達しており、ホテル近くの焼鳥屋で焼酎と焼き鳥を堪能して早々に寝た。
次の日は浅草~皇居~東京タワー~お台場~銀座~渋谷。夜は元同僚やら関係者の人と一杯。先日のお披露目お食事会もそうやけど、何年も離れていてもこうして集まってくれる人がいるのは本当にありがたい話。Dも物怖じせず来てくれた人としゃべっていて楽しんだよう。「みんないい人だね!」と上機嫌だった。良かった良かった。
東京最終日は残念ながら雨。帰りの新幹線は夜8時発。旅行会社で取ったお安めチケットだったので時間変更ができず、さて何をして過ごそうか?という状況。人混みが苦手なDと田舎者の私は東京の人の多さに疲れてしまっていたので、ちょっと足を延ばして鎌倉へ。ところが雨降りにも関わらず、あじさいが見ごろだということであの小さな街も人・人・人。長谷寺と大仏さんを眺めて早々に東京へ戻り、早めの夕食を取って実家へと帰った。

日曜日は両親が休みを取っていてくれたので、淡路島へドライブ。私は帰国中に絶対外せないと思っていたたこ焼きにやっとありついた。夜はD念願の回転すし屋へ。オーストラリアに比べ安いし、ネタも良いのでDは大喜び。しかもオーダーした寿司が通常のラインとは別に作られたレールを走るおもちゃの列車に乗って運ばれてくるので、「すごーい!!」と大興奮していた。私もモリモリ食べて計45皿。美味。

やっと何の用事もない月曜日。荷づくりも兼ねて少々ゆっくり。でも何をしているかわからないうちに一日が終わってしまった。
そして昨日は2組の人とランチ&ディナー。空き時間に「最後の買い物のチャンス!」と三宮を歩いたけど、すぐに疲れるDが後ろをトボトボついてくるのでまったく落ち着くことができず、「一人にしてくれ~」という気分だった。

そして今日。先ほど荷づくりを終了し、あと20分で家を出る。もう本当に毎日忙しくて何をしたかわからない2週間だった。自分へのお土産は少々の洋服と基礎化粧品、小説を5冊ほど。あとは頂き物と一緒に豪州へ飛ぶ。できなかったことも、会えなかった人もたくさんいるる。また早く帰ってこないと。

そういえば今朝、髪の毛をばっさり切ってちびまる子ちゃんみたいになった。手入れをしなかったらおばさんに見える髪型。日本で少し取り戻した大和撫子魂をキープしなくては。

明日Brisbaneに到着したら、翌々日には引っ越し。月曜日から看護師デビュー。現実を考えると胃が痛い。頑張らないと。

追記・メールをくださっているみなさん、返事ができてなくてすみません。またおいおいさせていただきます。
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