ほとほと通信

89歳の母と二人暮らしの61歳男性の日記。老人ホームでケアマネジャーをしています。

半分過ぎた

2017-06-01 | ほとほと日記
今日から6月です。


今年も半分近く終わってしまったわけで、月並みですが、「早いなあ」と思います。

十年前も二十年前も「月日の経つのは早いなあ」と言っていたように思います。

ただ、十年前二十年前と決定的に違うのは、私に残された年月です。


思えば、十年前、48歳のときは老いや死はまた抽象的な概念でした。

この十年で、私の身体の各所に老化現象が現れ、両親も格段に老い、残りの働ける年月がカウントダウン出来るようになりました。

もう自分の老いや老後生活、両親の最期の日々は、今ここにある現実です。

でも、まだその現実的諸問題に正対して取り組めていません。

ときに、今まで無為に過ごした時間の長さ と残された僅かな時間 やエネルギーの対比に呆然とし、心細さに涙ぐむことがあります。


その情けなさを含めて自分なのだ…と思います。

月並みながら、今日一日。



神様。
今日一日が穏やかなものでありますように。
父が回復し、家族で食事に行けますように。
友人たちが無事に一日を終えますように。
お祈り致します。