もう大分日が経ってしまったが、5/6 J-1 甲信ダービーがあった。
J-2時代からこの甲信ダービー戦は双方熱が入り熾烈を極めて来た!!!
バンフォーレ甲府はサッカーでは兄貴分!、常に先行しクラブ経営、選手獲得術、トレーニング等でお手本的存在で甲府がJ-1に上がる年、決定的ストライカーダビを要して歯が経たない強さを呈していた!!! それから甲府は常に松本のお手本として見習う所が多かった。
松本山雅が今年J-1に昇格してJ-1での甲信ダービーが開幕前から注目されていた。
甲府で遣っても松本で遣ってもこの戦いは大勢の観客が観戦するだろうことは予測されていた・・・
先のナビスコカップ戦ではどういう風の吹きまわしか?3
1と言う大スコアーで松本が解消した・・・
連戦に続く連戦でナビスコカップ戦は、選手起用も2軍が多く、一目下に置かれている感は否めないのでこの勝利は参考程度にしか考えて来なかった。
しかし、この戦いで注目されたのは甲府は、多くの一軍選手を使ったのに反しオラ方は11人全員が控え組と言う事だった・・・
それで勝てたのだからオヤオヤと思った。。。
しかし、今日はそんな悠長なことは言っておれない! 真っ向真剣勝負!!!、しかもドン穴を競う争いでもあったのでお互い死闘の戦いだった。
甲府からは3500人余りのサポーターが駆けつけ、武田信玄を師とするバンフォーレ甲府は信玄の「風林火山」から名付けれれている事からもお解りだ!!!
試合開始前、赤と青の人文字文様がスタンドを彩ったのは印象的だった!!! そして双方応援合戦の様相を呈し戦いも最下位争いを避けたいと強烈なものがあった・・・
そして、嫌な事にこの審判団の主審は、あの嫌な佐藤隆二さん!!!
以前も何回かこの審判の判定で苦い思いをしてきた経緯がある・・・ 今日も嫌な事にならなければいいが!!!と念じていた・・・
しかし、試合開始から悉くの判定は甲府寄りでスタンドからブーイングのあらしが降り注いだ!!!
悉く甲府に色を付けていた・・・
前半は0
0で終わるものの、後半も終了間際まで縺れた・・・
お互い負けられないという、また、ドン尻になりたくない!!!という意地と意地の戦いだった・・・
しかし、甲府は攻撃に力強さが無く後半終了間際、喜山の叩き込まれ、均衡が破れた・・・
そして、ロスタイム石原がボールと関係ない所でブッタ倒され幸運にもPKを貰った・・・
終始甲府寄りのジャッジをしていた穴埋めにこのPKの笛を吹いたのかも知れない? しかし、オビナが石原にクロスを上げていれば決定的な瞬間になった事は言うまでもない!
結局、このPKを決め、甲信ダービーは、松本の勝利に終わった・・・
先輩格の甲府は悔しかったに違いない!!!
だが、今年の甲府は、得点が、全くと言っていい程取れて居なく、最下位に甘んじているのも致し方ないかも知れない?
聞く所によると、今、甲府は、監督更迭論やフロント不信等でまた、サポーターも割れ始め、危機の存亡に入りつつあるようだ。
今年の甲府は、昨年の徳島、一昨年の大分同様全く点が取れず苦戦している・・・地方クラブの悲しさが如実に出ている・・・
予算不足の地方クラブ!、鶏が先か?卵が先か?クラブ経営の苦しさが明白に出されつつある・・・
しかし、浦和のような大クラブで、 ACL に勝てなく日本サッカー界の長期的に見たクラブ運営、サッカー戦いの戦略構築が燻り出している・・・
ACLで勝てるようなクラブが育ってこないと日本は何時までたっても2~3流サッカー国に甘んじなければならないだろう・・・
それにしても甲信ダービーは、迫力があり、楽しかった・・・