失われた年月を克服し、新たな領域に 月岡石連会長、石油業界の将来に期待

石油連盟の月岡隆会長は、20日の定例記者会見で業界再編大きな節目を迎える４月以降の石油業界のあり方について、「新たな領域で将来を議論する段階に来た」との認識を示した。

石油通信社

「石油賢人」たちにきく～藤澤治氏 不足する国際的人材、育成に本腰を

中東などの国際情勢や投機的なマネーの流入で複雑さを増す油価動向。米国トランプ大統領の誕生は、その先行き不透明さに拍車をかけた。産油国国営会社などでオイルアナリストとして油価動向を長年、ウォッチしてきた調査会社「ＦＥアソシエイツ」代表の藤澤治氏に聞いた。

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新体制で採算販売とリテール推進 ＪＸＴＧエネルギー全国支店長会議

ＪＸＴＧエネルギーは15日、全国支店長会議を開催した。今回の会議は４月以降の新体制で開催。大田勝幸代表取締役社長のほか、４月１日付で取締役副社長執行役員に昇格する横井敬和・岩瀬淳一両常務、取締役常務執行役員に昇格する齊藤猛・小西徹・谷田部靖の各氏と執行役員販売企画部長に就任する西川慎二氏（現東京支店長）や新任支店長を含む全国12支店長など総勢54名が出席し、燃料油の内需が減退するなかでＪＸＴＧ仕切価格体系を展開しながらしっかりと採算販売を進めていくことを確認したほか、あわせて計画配送の拡大を進め、安定的・効率的な配送体制を構築していくことを確認した。

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ガソリン、中間留分とも低調な出足に ３月上旬の販売動向、需要構造に変化

本紙推計による３月上旬（10日現在）の石油製品販売動向によると、各油種とも低調なスタートとなっており、特に灯油は70％台前半で推移するなど需要期終盤になってもなお低迷している。

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『人は、無限のエネルギー』で新領域へ 出光木藤社長『人が中心の経営』貫く

出光興産の木藤俊一社長は12日、２０１９年販売店合同ミーティングで挨拶し、「出光昭和シェルのスローガンには、『人は、無限のエネルギー』を掲げた。これは、自身の能力に限界を設けず、一人ひとりが能力を最大限に発揮し、組織全体、サプライチェーン全体のチーム力を高め、社会発展に貢献することを通じて、自らの人生をより豊かなものにするということを意味している。経営統合後も「人が中心の経営」を貫いていく」と語った。

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