天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

雪のなか東芝が突き進む

2024-03-03 12:36:57 | スポーツ

雪の花園ラグビー場

きのうは子守りをしなくていい土曜日。久しぶりにラグビーリーグワン2試合をしっかり見ることができた。
ひとつは、埼玉パナソニックワイルドナイツVS静岡ブルーレヴズ。リーグワンになってからチーム名がやたらややこしい。要するにむかしの「パナソニック」と「ヤマハ発動機」の対戦。埼玉が静岡に45-19で快勝し、開幕8連勝。
前半19-19であったがこのときパナソニックの勝利を確信した。このチームは60分からの20分がめちゃくちゃ強い。日本でこの時間帯もっとも強いのがパナソニック、10点ほどの差はまたたく間に引っ繰り返す。静岡のさるコーチがパナソニックの強さについて「一人一人の選手に弱点が少ない」と評価しているが、素人にはどのチームの選手もみなでかくて強そうに思える。
そのあとJSPORTSは東大阪市花園ラグビー場の、東芝ブレイブルーパス東京VS花園近鉄ライナーズを中継してくれた。
東芝の開幕7連勝を誰が予想したか。今季もパナソニックとクボタとサントリーあたりがベスト3と見ていたがクボタとサントリーが結構負けた。そこにかつての強豪東芝が復活した。どうして急に強さが復活したのかわからない。オールブラックスから招いた10番リッチー・モウンガの局面を打開するスキルが優れているのはわかるがラグビーは一人で勝てるものではない。たぶん東芝全員の前へ出る圧力、パスの精度、戦術、それらを統べる気力、統率力などが向上したのだろう。
きのう東芝は危なかった。32-30と逆転されたとき負けるかと思ったがそれからが強かった。60分過ぎて強いのはパナソニックと同じで、終わってみれば50―32で近鉄を下し、連勝を8に伸ばした。大味の試合であった。近鉄の8連敗もわからない。終盤まで息が続かないのか。
終盤、画面に雪がちらついた。外を見ると東京は雪が降っていない。東大阪市の花園ラグビー場であった。生駒山もっとは積もったかもしれない。雪の中、東芝がたくましく見えた。




コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする