日時:6月9日(土)13:00~16:40
会場:柳沢公民館(西武新宿線・西武柳沢駅南口徒歩2分)
西武柳沢駅は特急が止まりません
出句数:1句~8句
夏の句をあらかじめ短冊に書いてきてください。俳句は多作多捨、たくさん書きましょう。
なお、俳句に関心のある方が近づきやすくするため1句あれば参加OKとします。見学も可ですが、見学するより1句出して関わるほうがずっとおもしろいでしょう。馬券は100円、俳句は1句から。
参加費:1000円
指導:天地わたる(鷹同人)
【冒頭講義:動詞の研究】
「動詞活用の名手小川軽舟」(5月24日の当ブログ)をレジュメとして、鷹小川軽舟主宰の作品について動詞の働きを分析しその多様性をみます。小川主宰の動詞の使い方で動詞一般の使用法がすべてわかると考えています。
動詞は形容詞より作品に情を込めるに優位のものとの認識を鷹主宰はしかとお持ちでしょう。しかし動詞は間違うと駄作になる可能性もあるむつかしい品詞。それを鷹主宰がどう使いこなしているのか検討します。
理解を支援するため、英語との若干の比較研究をして、気づかないうちに慣用化している日本語の動詞というものの理解を深めます。乞うご期待。約30分。
【口論乙駁の合評】
合評句会につき座長のみの発言ではさびしい。座長に対する反論、異論、疑問など大いに歓迎します。それが考えるきっかけになります。
一人一人の発言が文化を創っていくと考えます。
座長も一人でえんえんと喋りつづけるのはエネルギーが要ります。誰かの発言があるとそれが反論であっても息を入れるタイミングができて、運営しやすくなります。
質問にはわかりやすく答えます。答えられない場合は猶予をいただき勉強してきます。
以上、よろしく。
【てのひらを太陽に】
当句会のテーマソングは「てのひらを太陽に」(やなせたかし作詞、いずみたく作曲)。
アンパンマンの作者でもあるやなせたかしを一級の俳句精神の持ち主と崇め奉ります。
「ぼくらはみんな生きている」から始まるこの歌詞を折に触れ、読みかつ歌って俳句の精神を涵養すべきでしょう。
特にすばらしいのは、後半の、
ミミズだって オケラだって アメンボだって
みんなみんな生きているんだ
友だちなんだ
みんなみんな生きているんだ
友だちなんだ
このくだりは、命の平等を説いています。人間だけが特別ではなくあらゆる命を尊ぶ思想が込められていてこれぞ俳句の真髄なのです。
【参加を希望する方へ】
はじめてだが参加したい方、3ヶ月以上ご無沙汰していて参加したい方など挨拶したい方は、ぼくのパソコンyouyouhiker@jcom.home.ne.jpへご連絡ください。
お待ちしております。
【句会後の懇親会】
田無駅北口のレストランで時間のある方と軽く飲食しましょう。~18:30。