札幌『Kitara』は1997年に開館した北海道初の本格的なコンサートホールで、愛称Kitaraにはギリシャ神話の
芸術神アポローンの楽器「キタラー」と、方位の「北」の意味が込められています。札幌交響楽団が活動拠点に
している他、毎年７月にクラシック音楽の国際教育音楽祭 『パシフィック・ミュージック・フェスティバル ＰＭＦ』が
此のホールを中心に開催されることで知られています。
今夜はKitaraのオルガンコンサートを楽しんできました。 18代専属オルガニストのダヴィデ・マリアーノさんの
演奏で ラフマニノフ：前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2、サン＝サーンス：「動物の謝肉祭」より白鳥、リスト：バッハの
名による前奏曲とフーガなど、会場に響き渡る荘厳なパイプオルガンの音色に心洗われました。
Kitara 専属オルガニストは毎年９月に交代しますが、定期演奏会の他に年間４回… 10月・２月・６月・８月…
オルガンのみのミニコンサートが開催され、ワンコイン500円で聴くことが出来るのは嬉しいことです。
任期を終えて帰国するマリアーノさんのお別れコンサートは、８月19日に予定されていますので、もう一度その
ダイナミックな響きを楽しむことが出来るでしょう。
甘い花々の香りが漂う、素敵な札幌のサマーナイトを堪能した
Kitara オルガンコンサートでした。
