昨夜の『ラジオ深夜便・世界ネットワークニュース』は、イタリアのシエナに住む
大矢アキオさんのレポートだった。この番組は、海外に住む日本人の目を通して
今現在のホットなニュースを報告してくれるので、いつも楽しみに愛聴している。
昨夜の話題は、『イタリアの夏季限定禁止条例
』について。世界有数の美しい海岸リゾートがあり夏は観光客で賑わうイタリアには、夏の間だけ
地域ごとに「してはいけない」規則が一杯あるそうで、2009年は556ヶ条だったとか…。
例えば、リビエラ海岸では戸外にビーチタオルを干してはいけない＆ビーチタオルで
場所取りしてはいけない。カプリ島では、木製サンダル禁止。トスカーナでは午後の
草刈り機の使用禁止。ヴェネツィア海岸ではボール遊びや砂遊び…城や溝を作ること
…禁止。ラベンナでは大音響の音楽禁止。ソレントでは15分以上のパフォーマンス禁止。
他に車中でキスしてはいけないの、二人以上の集団で居てはいけないのと、やたら禁止
項目が多い。その趣旨は、シエスタの安眠を妨げないよう＆怪我や事件を防ぐ為らしい。
フ～ンと頷けるものもあるけれど、そんなに治安が悪いのかと勘ぐってしまうものも…。
まぁ確かにぃ大胆なビキニやトップレスを見ると、何やら分からないでもないけれどぉ。
ヨーロッパの多くの国は６月中旬から９月中旬が夏休み。大矢さんの家にも、スイスや
フランスから家族ぐるみでバカンスに見えるそうで、年中無休フリーエッセィストの私には
ちょっと辛い体験でした…との話。
６月下旬のクロアチアにも多くの観光客が押し寄せていた。大きなキャンピングカーに
家財道具を詰め込み各地を廻りながら、５～６週間のバカンスを楽しむんですって。
私もフリータイムに、のんびり寝そべってみたけれど、悲しいかな日本人の習性としては
時間が勿体なく、ついウロウロと歩き回ってしまう。
トホホ、根っからの貧乏性なのでしょうねぇ
