kimitsuku独り言

日々の暮らしから感じたあれこれを
ひとりブツブツ独り言

2001・9・11

2010年09月11日 | 日記
          
 2001年9月11日の出来事は、思い出すだけでも恐ろしいショッキングな事件だった。
いつものように午後10時TVニュース番組にチャンネルを合わせたら、司会者が「何か
アメリカから新しいニュースが入ってくるようです」とのこと。続いて高層ビルに飛行機が
衝突する映像が映し出された。青空を背に、赤黒い炎をあげてビルが燃えている。
最初は司会者も事の重大さに気付かず、航空機事故と思っていたらしいが、30分後
もう1機が突っ込んだ。炎と煙に包まれ崩れ落ちるビル、逃げ惑う人々の映像は、とても
現実とは思えなかった。後に『アメリカ同時多発テロ』と発表された事件。
ニューヨークを象徴する世界貿易センタービル2棟と、合衆国国防総省本部が標的とされ、
数千人の死傷者を出したテロ事件は、世界中に衝撃を与えた。
急進派イスラム主義者によるテロとされ、その後アメリカはアフガニスタンやイラクに派兵、
多大の犠牲を払って戦い続けた。この夏ようやくアメリカ軍はイラクから撤退したようだが、
イラクの政情が安定したとも思えず、報復テロは後を絶たないよう。
『千の風になって』は、事件で父を亡くした少女が追悼会で朗読した詩であった。
アメリカでは、9月11日を『愛国者の日』と定め、平和を祈る記念日としているそうだが
ここ最近、聞こえて来るのはNYのモスク建設反対運動やら、コーラン焼却運動の話。
総論賛成・各論反対は良くある話だけれど、『愛』も『平和』も人間の心の中に在るもの。
実態の無い、そして到達出来ない『永遠の幻想』なのかも知れない。
コメント
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