押売マンションの断り方

　最近、うちの会社の電話に押売りマンション業者(ワンルームマンションに投資して節税しませんか？という例のやつです)から頻繁に電話がかかってくるようになった。
社外秘の従業員電話帳が外部に出て、名簿業者から手に入れたものと思われる。

この押売マンション業者、必ず以下のようなことを言う。
・あなたが支払っている高い所得税を節税出来ます。
・借り入れはありますが、それと同じくらいの収入があるため、実質的な支払いはありません。
・ローン支払い後は物件が手元に残るため、老後の資産形成にも有効です

さてここでワンルームマンションの投資についていろいろ言うつもりはない。
どうしてもやりたい人はやればいいとは思うが、一言だけ。

「儲け話は向こうからはやってこない」


　ところで、この押売りマンション業者の特徴は「しつこい」こと。
　「お金がない」「本当にメリットがあるのか」「今から家を買うのでローンは難しい」などと言っても、あちらは海千山千の業者であるから色々と言いくるめようとして電話を切ってくれない。
　もし、こちらがここで電話をガチャ切りしようものなら、逆ギレして大変なことになるのでこれはやってはいけない。
　また、電話を断ろうとして相手の言うことに反論してもダメです。相手の土俵で戦っても勝ち目は少ない。

ではどうすればいいのか？

色々と試してみて一番効果のあった方法を紹介。それは、、、

・相手の会社について質問すること。

これです。



　この手の業者はやましいところがあるのかどうか知らないが、自分たちのことを聞かれることを異様に嫌がる。
　たとえば、こんなことを聞くと相手は嫌がって電話をガチャ切りしてくれます（笑

「そちらの正式な会社名・住所とあなた（電話相手）の所属部署と名前と電話番号を教えて下さい。」

　高額なマンションを売ろうとするんだから、これくらい教えて当然。というか、普通の会社なら答えると思いますが。