鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

カナダアメリカの巻(その5)

2014年09月15日 | Weblog

ワシントン&ニューヨークへ

翌日は朝6時にホテルを出発し、8時発のフライトでトロント経由ワシントンに向かう。

朝食を食べる時間がなかったのだが、カルガリーからトロントは長時間のフライトなので何か食べ物が出るだろうと思っていたら、なんと飲み物も出ない。空腹のままトロントに到着し、ワシントン行きの便のターミナルへ向かう。

十分時間の余裕があると思っていたらそうではなかった。カナダから米国に入国することになるので、トロントでイミグレーションを通ることになっているらしい。例によってアメリカの入国はやたらと面倒で時間がかかる。手指全部の指紋と写真を強制的に取られ、さらに万歳スキャナーにもかけられ、結局食事の時間もなしにワシントン行きの便に乗ることになった。ワシントンに着いたのは現地の午後7時。それまで何も食べていない・・・

結局、ホテルに着いてから外出してレストランを探したが、3ブロックくらいグルグル回って結局サブウェイのサンドイッチになってしまった。ただ、トロントと比べるとワシントンはかなり暖かい。

翌日は天気も良く、午前中にある政府機関を訪問して話を聞いた。その政府機関だが、FBIや国務省のような重要な?狙われそうな?役所ではないにも関わらず、入り口でのチェックがものすごく厳しい。その上、まさに「役所仕事」そのもののスピードで進むので、4人が入館するのに20分もかかってしまった。入館の際には空港の搭乗手続きの時に通るような金属探知機ゲートを通り、荷物はX線検査を受ける必要がある。いったい、誰がこの役所を狙うんだよ、と思うが、たぶん政府一律で決められているのだろう。

(写真は、移動中の車の中から少しだけ見えたホワイトハウス)

 

ヒアリングは問題なく終わり、お世話になった日本大使館の人の紹介のレストランで昼食を取る。そこでの会話。

「そういえば、今日のニューヨークの列車の切符を取ってなかったので、これから予約しないと。」

「明日は雪の予想なので、電車は混んでるみたいですよ。」

「えっ、それは困る。」

(ネットでアムトラックのニューヨーク行き特急を見ると、なんと当日の全列車が満席になっている)

飛行機で行くしかないか。。。

(ネットでワシントン→ニューヨークのシャトル便を見ると、午後9時半くらいに出る便が少しだけ空いていた。しかし、料金を見てびっくり。3人で25万とかになっている。

「うーん、どうしようか・・・」

ここで、大使館の人から出た言葉は・・・

「最後の手段でチャイナバスがありますよ」

「チャイナバス?」

チャイナタウンから出ているバスで、料金もかなり安い上、たぶん空いてます。

うーん、チャイナバス・・・

さすがに、ニューヨークまで25万も出せないので、バスで行くしかないかと腹をくくった。

で、チャイナバスの乗り場に行く途中で、そういえば、グレイハウンドも空いているかも、という話が出たため、チャイナバスよりましだろうということでターミナルまで行くことにした。

ターミナルでグレイハウンドのチケットセンターに行ってニューヨーク行きの便を確認したところ、午後6時半発で3人取れることがわかった。ラッキー。値段も一人3500円くらいと飛行機の1/25で済んだ。

バスが出発するまでの3時間、地下のフードコートで暇をつぶし、午後6時に出発の場所に並ぶ。そのとき、自分のおなかがグルグルと鳴り出した。

まずい、腹を壊したようだ。

ここでトイレに行くとバスに乗れない。バスに乗るとトイレに行けない?どうする?

と思ってバスを見ると、最後尾の右側に窓がない。これはもしかしてトイレ付きのバスかも、と期待し、そのままバスに乗る。座席指定はないので、そのまま後ろの方の席にいくと、やはりトイレがついていた。よかった。

ワシントンからニューヨークまでは高速で4時間以上かかる。その間、トイレに5回も行くはめになってしまった。

このバスのトイレだが、水洗ではなく便器の下に穴が開いており下に緑色の液体が見えるだけのものだが、全く臭くない。確か、バイオトイレと書いてあった。

ニューヨークはポートオーソリティのバスターミナルに到着し、4年前に泊まったことのあるホテルまで歩いて行く。夜10時のニューヨークだが、このあたりは中心部なので全く怖くない。

お腹の調子も悪いためまたトイレにこもり、疲れ果てて寝る。


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