鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

住宅その3

2005年06月16日 | Weblog
注)この記事は、以下の2つの記事の続編です

家を建てるには

住宅その2

2.2 プランニング
 建築を誰に頼むかが決まったら、間取り等のプランニングをすることになる。これは素人がああだこうだ言っても仕方がないので、まずは求める仕様(たとえば4LDKで和室は一階南側に一室、など)を設計者に伝えて基本プランが出てくるのを待つ。
 出てきたプランをベースに、自分の希望を設計者に話しながら詳細を詰めていく作業が必要になる。
 ただし、全くの素人の場合には後でいろいろと後悔することが多くなるので※、出来れば最近家を建てた人に話を聞いたり、その手の本を読んだり、ウェブで調べたりして情報を仕入れておくべきでしょう。

※以前仕事で、新築戸建を建てたばかりの方10人から話を聞く機会があったが、その全員が「こうすればよかったと思うところがいくつもある」と仰っていた。

素人が気づきにくい点としては、たとえば、

・屋内動線(これは設計側から何らかの提案があるはず)
・窓の配置による風の通り方
・窓の位置(外部からの視線を考慮)
・二階床部分の構造(防音性など)
・クローゼットの容量と場所
・バルコニーの設計(洗濯物が雨で濡れないように庇が設計されているか)
・換気計画(以前住んでいた家には、トイレに換気扇がなかった!)
・庇の位置とサイズによる日射の取り入れ具合(夏の冷房や冬の暖房に大きく影響)
・天井裏の換気構造(2階部屋の夏の暑さに大きく影響)
・コンセント、テレビアンテナ端子、電話端子の設置場所、屋内LAN配線の必要性
・バリアフリー(今の自分だけを考えてはいけない。20年後、30年後に誰が住んでいるかを想像する)
・住設機器は何を使うか(後述)

などがある。どうしても間取りやデザインのみに意識が向かいがちになるのは仕方がないことだが、後で後悔しないために上記のような点も考慮しておいた方がよいと思われます。