鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

いろいろ

2008年02月23日 | Weblog
今回、はじめてヨーロッパに行って気づいたことをつらつらと。

■タバコ
・ヨーロッパでは、タバコを吸っている人が結構多い。日本ほどではないが、アメリカよりもずっと目立つ。
・アメリカの場合、ビルやホテルの中は禁煙というのが多いが、ヨーロッパではそうでもない。ケルンのホテル(ヒルトン)で、ドイツのある銀行の会議(Annual Meeting)をやっていたが、会議の途中にロビーに出てきた大勢の人たち(ドイツ人の男女)がタバコをバカバカと吸いまくっていた。
・歩きタバコが多いのには閉口した。これは、イギリスでもスウェーデンでもドイツでも同じ。特に、歩きタバコをしている人の比率が男女半数ずつというのにも驚いた。

■物価
・何度も書いたが、北欧は物価が高い。セブンイレブンで食べ物をちょっと買っただけでもすぐに1000円を超えてしまう。
・イギリスではマクドナルドに行ったが、値段は日本の2倍程度だった(普通のハンバーガーやフレンチフライの価格やセットメニューの価格などすべてが倍)。
・スウェーデンで現地の人に、「物価が高くて大変では」と聞いてみたのだが、物価も高いし税金も高い(消費税が高く、所得税も高い)が、全体としては何とかやっていけるし、老後の福祉も充実しているので、今のままでも問題ない」という答えだった。この答えは、年齢や階級?によっても違うのかもしれないが。。

■空港
・セキュリティチェックが厳しことは書いたが、空港職員の態度が悪いのにはビックリ。
・アメリカも同じようなものだが、ゲートでチェックをしている係員の態度には違和感を覚えた。
・ドイツで乗り継ぎをする際の金属探知機を通った際に横にいた係員のアンちゃんは、進めの合図を「アゴ」でするというとんでもないものだった。
・別に愛想よくする必要はないと思うが、あの態度はないだろう。

■修学旅行
・ケルンで大聖堂に入ったときのこと、日本のチンピラ高校生の団体がゾロゾロと入ってきた。寝癖のような頭にズリ下げたズボン、緩めたネクタイという例の格好。
・大聖堂に入ったらいきなり「スゲー、スゲー」と騒ぎながらフラッシュを焚いて写真を撮り始めた(入り口には、静かにしてフラッシュ撮影は控えるようにとの表示がドイツ語と英語でしてあった)。当然のことだが、周囲にいたドイツ人だちからは冷たい目で見られ、お坊さん?からはたしなめられていた(当然ドイツ語なのだが、さすがに態度と表情で何を言っているのかは分かったようだ)。
・ケルンでは、美術館に行った際にドイツの高校生の団体が来ていたが、見かけも態度も全く違う。一言で言うと、ガキと大人(どちらがガキかは言う必要はないでしょう)。

■EURO
・現在、イギリス、スウェーデン、スイス以外の主要な西ヨーロッパでは共通通貨としてユーロが使われている。なので、今回行った3国では毎回両替が必要だった。特に、小銭についてはどのコインがいくらか、というのは慣れないとなかなか分からないため、買い物の際には札しか使わず、結果的に小銭がどんどんたまってしまうということになる。やっと慣れた頃に次の国に移動してまた同じ状況に・・・ということを繰り返してしまい、大量のコインを持ち帰ってしまった(空港の両替所ではコインは換金してもらえない)。
・また、両替をする度にTTBとTTSの差(両替手数料)でお金が目減りしていくのも悲しい。
・その点、国が違っても同じ通貨で済むユーロは非常に便利なのでは、と思う。今回はその恩恵は受けなかったが。

■その他
・白人の大人の男性は皆髪が短い。これは、高校生から老人までのきちんとした身なりの人はほとんどすべてがそうだった。
・どんな髪型かというと、「24」のジャックバウアーのような髪型。
・中途半端に髪が伸びているのはアジア人が多い。なんとなくだらしなく見えてしまう(自分も同じだが)。


帰国

2008年02月17日 | Weblog
2月12日

 本日でヨーロッパ滞在は最後となる。
 日本への飛行機は12日の夜8時にフランクフルト発なので、午前中は市内を回ることにする。

 まずは、ケルン大聖堂に向かう。大聖堂の中に入ると広大な空間が広がっており、左右の壁には多数のステンドグラスがはめ込まれている。また、天井の高さも50m近くありそうで、そのスケールに圧倒される。
 2本あるタワー(一昨日の写真にある塔)の先端まで登れるとのことだったので、2ユーロ(300円程度)を払って階段を登る。600段くらいある螺旋階段をひたすら登る。かなり狭い階段で、上から人が降りてくるとすれ違いに苦労するくらい。登るにつれてだんだんと目が回ってくる。途中で、鐘を鳴らす部屋があり、階段はまだ上まで続く。やっと終わったと思ったら、また別の階段が。。。最後まで登りきると、塔の先端に近いところにある展望台にたどり着く。そこからの景色は絶景だった(写真参照)。
 階段を下りる際にもまた目が回ってしまった。
その後、ライン川の近くのオープンカフェで食事を取り、市内を夕方までブラブラする。ライン川のほとりは公園になっており、昨日のヒアリングで聞いた堤防(これが堤防?と思うような目立たないもの)も確認した。

 夕方、ICE(Inter City Express)というドイツ版新幹線?(写真参照)に乗ってフランクフルトに向かう。たぶん、最高時速は200km/h以上あると思うのだが、徐行区間も多いせいかあまり速く感じない。また、新幹線とは違う妙な揺れ方をする。
 フランクフルトの空港の脇に駅があり、そこで下車して歩いて空港に向かう。空港地下の一般向けのスーパーでおみやげのお菓子などを買い込み、チェックイン。出発の際のセキュリティゲートでのチェックは結構厳しく、すべての金属製品をはずして(ベルトまで外すように言われた)、無事通過する。出発まで1時間半程度あったので、JALのビジネスクラスラウンジで暇をつぶす。
 成田のラウンジとは違って、ピーナッツとフルーツ、飲み物しか置いていない。どうもデルタ航空と共用しているラウンジらしく、ペーパーナプキンのマークはデルタのマークだった。こんなところでもコスト削減をしているのかもしれない。
午後8時過ぎに飛行機はフランクフルトを出発した。航空機は行きと同じボーイング777-300型。今回は通路側の席だったが、ファースト、ビジネスクラスとも満席だった。

 夜の出発ということだが、あまり寝てしまうと日本に着いた後で時差ボケが残るので、2時間程度寝ただけで無理に起きている。さすがに、仕事をする気力もなく、座席のモニターで映画を見る。数十ある映画の中から見たい映画を選んで見られる仕組み(Video on Demand)になっている。

 翌日、日本時間の午後4時頃に成田に到着。成田からは、たまプラーザ行きのリムジンバスで帰る。平日の夕方ということで、首都高の都心部分で渋滞したものの、2時間程度で到着。

疲れました。

ケルン

2008年02月16日 | Weblog
2月11日(月)

日本は祝日だが、こちらは平日なので朝から仕事。

ケルン市の消防本部にヒアリングに行く。

ケルンは洪水が多いことで知られており、ライン川の氾濫により頻繁に洪水が発生しているとのこと。
日本なら高い堤防を作れば?という話になるのだが、ここでは街の景観を無粋な堤防で壊すのはまかりならん、ということで、堤防を作らないという選択をしている。
もちろん、何もしていないわけではなく、洪水に備えた様々な対策を取っている。


ところで、ドイツという国は連邦制を取っており、日本のように中央政府の言うことにすべて従うという構造にはなっていない。連邦政府の任務は国防や外交などの国全体として行うべき役割に限られており、個人に対する直接の行政は州政府と郡、市が担っている。州を越える対応が必要な事項については、16州知事連絡協議会で調整するが、その際に連邦政府が支援することもあるとのこと。


午後5時に仕事を終えて、明日のフランクフルト行きの電車の切符を買いにホテルから徒歩3分程度のところにあるケルン中央駅に行く。
ケルンからフランクフルトまではICEという特急で1時間程度。料金は約1万円。
切符を買った後、ヒアリングに対応してもらった人から聞いたビアホールに行く。

ドイツでビールを頼むと、細長いグラスに入って出てくる。今回の店では、0.2Lのグラス。どうして分かるかというと、グラスに「0.2L」という印が入っているから(写真参照)。何事もきちんと量りたいドイツ人気質の表れか。

ビール一杯0.2Lで1.4ユーロ(200円)とリーズナブルな価格。ソーセージとアイスバインを頼む。結構なボリュームで出てくるが、価格はそんなに高くない。イギリスやスウェーデンのような物価が高い国から来ると、かなり安く感じる。

ケルンは、夜歩いても安全なきれいな街というイメージ。

ところで、英語はあまり通じない。ホテルでは全く問題ないが、街中のタクシーや普通の店では、英語が通じるのは限定的。基礎的なドイツ語会話本くらいは持っていった方がいいかもしれない。(私は大学でドイツ語を取ったのだが、すっかり忘れてしまっていた)

ドイツへ

2008年02月12日 | Weblog
2月10日(日曜)

ストックホルム→ケルン(ドイツ)へ移動。


飛行機は午後2時に出発なので、ホテルの部屋でゆっくりして、11時にチェックアウト。
ホテルの隣が空港行きの電車乗り場なので、ホテルを出て徒歩30秒で駅に到着。

空港には「アーランダエクスプレス」という名前の専用列車が20分おきに出ており、これに乗る。アーランダというのはストックホルムの国際空港の名前。最高時速は200km/hと早く、空港までの所要時間は20分程度。途中の景色は森と草原が広がっているが、雪がないので冬の感じがしない。

空港に到着後、チェックインする。今回、ケルンまでの直行便がないので、デンマークのコペンハーゲンで乗り継ぎをする必要がある。

飛行機はSASのボーイング737。例によって、ビジネスクラスなのに普通のシートに座る。こちらの飛行機(ヨーロッパ内の国際線?)では、ビジネスクラスというのは、エコノミーと同じ席だが前方にあり、料理が出て飲み物(酒類含む)が飲み放題という位置づけらしい。機内食は例によってパサパサのサラダやチキンと激甘で重いケーキ?の組み合わせなので、全部食べると胃にダメージを食らうので、そこそこ食べて終了。

コペンハーゲンまでは1時間程度しかかからない。ここでまた2時間程度の空き時間があるため、SASのビジネスラウンジで仕事をする。

午後5時出発だったので15分前にカウンターに行ったのだが、なかなかゲートが開かない。どうも搭乗予定の機体に問題があるようだ。

結局予定出発時刻から30分遅れてゲートをくぐる。しかし、くぐった先で乗ったのはバスだった。

バスは空港の敷地内を延々と走り、登場予定の飛行機に到着。
乗るのはリージョナルジェットというやつで、カナダボンバルディア社のCRJ100という機体だった。JALでも使っているらしい。


飛行機の中は天井が低く、通路でも頭がつかえてしまう。ただ、座ってしまえば問題ない。

全員が搭乗したのに、なかなか出発しない。整備士が2人ほどコクピットと外をいったりきたりしている。どうも照明装置がつかないとかで部品の交換をしている模様。
結局、30分ほど待たされて、出発は6時過ぎだった。

ケルンまではこれまた1時間程度。また機内食が出たので、食べられる分だけ食べる。

飛行機から見るドイツの夜景は、黒い大地(森?)の中に街の灯が虫食いのように広がっている。ドイツが森の中にある国だというのがよく分かる。

ところで、ケルンは英語ではコローンと発音する(綴りもcologne)ので、イギリスで「ケルン」と言っても通じなかった。ドイツ語でも、ケルンではなく、「ケルン」と「コルン」の間の発音。ウムラウトをきちんと発音しないとよく通じない。

ケルンの空港着は午後7時過ぎ。タクシーでケルンの中心部にあるホテルに向かう。ドイツのタクシーはベンツのEクラスと聞いていたのだが、乗ったタクシーはフォルクスワーゲンのミニバンだった。ベンツのタクシーもCクラスやBクラス、日本車(アベンシス?)もある。

ホテルはケルンの大聖堂まで歩いて2分くらいのところにあるヒルトン。ホテルにチェックインして大聖堂を見に行く。
高さが150mもあるそうで、見上げていたら首が痛くなった(写真参照;クリックで拡大)。上まで階段で登れるそうなので、時間を見つけて登ってみたい。

icebar

2008年02月11日 | Weblog

29日(ストックホルム;土曜で休日)

朝食を食べて(今回のホテルは標準で朝食がついており、いわゆるバイキング形式。しかし、バイキングの国スウェーデンでは、バイキング形式とはいわない)市内を回った。

まず、歩いて「ガムラ・スタン」と呼ばれる旧市街に向かう。

ストックホルムは、島にある「旧市街」と、その北にある新市街から構成されている。旧市街には、国会議事堂と王宮があり、その周辺には17世紀?から続く石畳の古い街並みが残っている。

島をブラブラと歩き回った後、先日のミーティングで勧められたVersa Museumに向かう。Versaというのは16世紀の軍艦の名前で、進水してはじめての航海に出た際、港を出ていきなり沈没したというお間抜けな船。その頃の大様が、大砲を無理矢理甲板に並べさせたため、船の重心が上がって不安定になったのが転覆沈没の理由らしい。

しかし、そのおかげで300年以上前の木造の船が海の底に眠っていられたわけで、1950年代に引き上げ・復元がなされて今も見ることが出来る、というわけらしい。現存する船の中では世界で最も古いものということだった。

博物館を出て、ホテルまで歩いて帰る。気温は3~4℃はありそうで、ストックホルムにしては信じられないような気温。ジョギングしている人までいる始末。

ということで、せっかく期待していた寒さを体験出来なかったので、ホテルの一階にある「アイスバー」に行った。アイスバーというのは、コンビニで買えるアイスクリームのキャンディーバーのことではなく、凍ったバー(酒飲み場のバー)という意味。

何かというと、店の壁やテーブルがすべて氷で出来ており、その中でガタガタ震えながら酒を飲むというなかなか興味深い店。

店に入る前に、防寒着を貸してくれる。それを着て、エアロックのようなところを通って店に入る。入場料にはカクテル一杯分の費用が含まれており、当然ながら、グラスも氷で出来ている。

防寒着があるせいかそれほど寒くは感じないが、たぶんマイナス10℃くらいはあると思う。

店の壁や椅子、テーブルを作っている氷は、スウェーデンの北方のラップランド(サンタクロースの家があるというラップランドです)にある川の氷だそうで。

寒い中で防寒着を着て酒を飲んで何が楽しいのか?と思ったりもするが、話のネタにするには良かったかも。

(写真はクリックで拡大左上が国会議事堂、右上がガムラスタンの街並み、左下は旧市街から見た新市街、右下はヴァーサ号)


(番外編)電気ポット

2008年02月10日 | Weblog

電気ポット

ロンドンのホテルでのこと。
ホテルの室内には紅茶やコーヒー、ココアのパックが置いてあり、自分でお湯を沸かして飲めるようになっていた。日本でも同じようなサービス?がある。

ところで、紅茶を飲もうと思って電気ポットに水を入れてスイッチを入れた。そうするとすぐに音(お湯が沸くときのあの音です)が始まり、30秒後にはボコボコと鳴っている。うそだろうと思ってふたを開けると既に沸騰していた!

「ふ、沸騰だと!?30秒もたたずにか!? 300mlの水が30秒で沸騰…ば、化け物か…っ!」 byコンスコンinファーストガンダム


さすが230ボルト。イギリスのコンセントは230ボルトが標準仕様。当然ながらコンセントの形は日本やアメリカとは異なる。

短時間で沸騰出来るので、予めお湯を沸かして保温する、ということをしなくて済む。ということは、保温中の熱ロスも少ないわけで、省エネにもなる(かも)。


ところで、日本でもほとんどの家庭には200V(単相3線)が来ているのだが、200Vのコンセントはエアコン専用くらいしかない。

日本の家庭も200Vにすればよいのに、と思うのだが、全くそのような動きはない。

なんでだろうか?



200Vになったからといって100Vより感電の危険が高まるわけではない。単相3線は、100VGND~-100Vという構成なので、万一漏電等で感電しても100V(または-100V)~アースとなり、100ボルト機器と同じ電圧しかかからない。

ttp://www.tepco.co.jp/life/custom/q_and_a/setubi/tansou-j.html


雪がない

2008年02月09日 | Weblog
2月8日(ストックホルム)


朝、ホテルで朝食をとり、そのままその場で仕事に突入。


スウェーデンのメーカー(携帯電話で有名なところ;日本のメーカーと合弁会社を作っている)の人から2時間くらい話を聞く。この人は一時期アメリカに住んでいたとかで、英語が非常に分かりやすい。
そういえば、昨日の夜ホテルのテレビで見たCNNの英語も聞き取りやすかった。どうもアメリカ英語で慣れて(テレビドラマの「24」を英語で見ていたからか?)しまったらしい。
英語がもっと上手になればイギリス英語でも普通に聞き取れるのかもしれないが、私の場合はまだ修行が足りない。
ここで出てこられた4人も、皆きれいな英語を話されたので、9割くらいは理解出来る。


午後3時に仕事を終了し、一度ホテルに帰り、ストックホルムの街中をブラブラする。今年の冬は記録的な暖冬とかで、街中に全く雪がない。普通の冬なら朝方はマイナス20℃くらいになることもあるそうだが、今はどうみても0℃くらいしかない。なので、日本で着ているコートだけで全く問題ない。厳しい寒さを体験出来ると期待していたのだが。。。



夜は、スウェーデンの伝統的なレストラン(といっても普通の洋食を出すところ)に行く。メインディッシュはミートボール(笑)。スウェーデンの典型的な料理とかで、キュウリの漬物のようなもの(ピクルスではない)とマッシュポテトがついてくる。
おいしいのだけれども、ミートボールにかかっているソースがやたらと塩味が強く、最後まで食べるのがつらかった。

ストックホルムへ

2008年02月08日 | Weblog

27日(ロンドン→ストックホルム)

5時に携帯メールの着信で起こされる。メールを見ると仕事をせざるを得ず、寝不足のまま朝10時にチェックアウト。

ホテルから空港まではホテル経由でリムジン(ハイヤー)を頼んであった。

で、来た車はなんとメルセデス、それもSクラス(もちろん最新型)。はじめてSクラスに乗った。
空港には30分くらいで到着。Sクラスといっても、S350でL(ロングホイルベース版)ではないので、足元はあまり広く感じない。もちろん、クラウンよりは幅もあるし広いのだが。静かさも、クラウンと同レベルかも。セルシオ、いや、レクサスLSの方が静かかもしれない。

ところで、ロンドンに来て驚いたことは、高級車が多いこと。

中心部を走っている車は、バスとタクシーと高級車しかいないのでは?と錯覚するような光景。
通る車を見ていると、タクシー、タクシー、メルセデス、タクシー、メルセデス、BMW、タクシー、バス、フォード、タクシー、ポルシェ、タクシー、ボルボ、バス、タクシー、BMW、ジャガー、タクシー、ベントレー、タクシー、オペル、バス、タクシー、ポルシェ、アルファロメオ、マツダ、タクシー、レクサス、タクシー、メルセデス・・・・という感じか(少し大げさ??)

それも、メルセデスもCクラスはほとんど見かけず、SクラスやEクラスばかりが目立つ。これはBMWも同じで、一番見かけたのが5シリーズ。ポルシェはカイエンが多かった。


現地でのメルセデスやBMWの価格を見たが、ほぼ日本の価格と同じ(1ポンド
220円換算で)。どうしてこんなに高級車が多いのだろうか?不思議だ。

旅程の変更があったので、ヒースロー空港のJALカウンターでチケットの変更をしてもらう。
実は、2日前にロンドン中心部のJAL窓口に行ったのだが、なんと昨年の夏で窓口がなくなっている!つまり、イギリスにはヒースロー空港以外にJALの窓口はない、ということになる。ロンドンのような拠点都市の窓口まで閉鎖して、リストラなのだろうけれども、大丈夫か、JAL?


昼過ぎに出発するSAS便でストックホルムに出発する。乗る飛行機はなんとMD81(DC9と同じ、古い、小さい)。今回もビジネスクラスだったのだが、シートはエコノミーと同じ。単にエコノミー席を一席空けて使うというだけ。

食事は出たがそれほどおいしいものでもなく、あまりビジネスクラスのありがたみが無い。

3時間のフライトで、ストックホルム着は現地の午後5時半。かなり緯度が高いせいか、外は暗い。

ダウンタウンにあるホテルにはタクシーで30分程度。寒い地域だからか、道路は荒れており、どの車も泥々に汚れている。これは、札幌と同じ理由か。

ホテルの近くのセブンイレブンでスナックを買ってそれで夕食にする。外に出ると確かに寒いのだが、気温は0℃程度で思ったほど寒くない。また、雪も氷もまったく見当たらない。暖冬なのだろうか?


りす

2008年02月07日 | Weblog

26日(ロンドン滞在3日目)

今日は、午前と午後に1件ずつヒアリングが入っており、朝から外出。一件目はとある銀行に行き、昼頃まで話を聞く。相変わらずイギリス英語はつらい。

昼食は、ヒアリング先の銀行の担当者に、ロックが流れるレストラン?のようなところに連れて行ってもらう。ミートパイ(オムレツの具のようなものにパイ生地を乗せて焼いたもの)とチップス(フライドポテト)を食べる。結構おいしい。

午後、もう一件ヒアリングを終えると、午後4時前になっていた。少し時間があるので、途中で国会議事堂のあたりまで地下鉄で移動。

地下鉄の駅を降りると、ビッグベン(大きな時計台)がそびえており、地上に出るとテムズ川にかかる橋がある。橋の途中まで行って、国会議事堂の写真を撮る。

その後、ウェストミンスター寺院(ダイアナ元妃の結婚式や葬式があったところ)の横を通ってバッキンガム宮殿のあたりを歩く。バッキンガム宮殿の前は広大な公園になっており、ハトやカモやアヒルやリス!(写真参照)が至るところにいる。

バッキンガム宮殿の横を抜けて地下鉄の駅まで行き、ホテルに戻る。

夕食は、ホテルから15分くらい歩いたところにあるパブに行く。いかにもイギリスの飲み屋(当たり前)の雰囲気。ビール1パイントで500円くらい。そんなに高くない。ソーセージとフィッシュアンドチップスを食べる。

ホテルに帰ってまた仕事。会社から来ているメールを読んで対応する。ネット環境が整い、世界中でPCメールや携帯が使えるようになって便利なのだが、どこにいっても仕事に追いかけられているようでせわしない。


大英博物館

2008年02月07日 | Weblog

25日(ロンドン滞在)

朝から、昨日のヒアリングの内容を整理するため、ホテルにこもって仕事。これだけで午後3時くらいまでかかってしまう。

昨日の昼食以来24時間以上何も食べていないことを思い出し、食事を取るために外出する。

ホテルから市の中心部まで歩いていくと、途中で急に雨が降り出してずぶぬれに(ロンドンは晴れていると思っていたら急に雨が降ってくる。まるで冬の福岡のような天気)。

よく分からないサンドイッチショップで食事を取りながら(コールドビーフサンドとかいうので5ポンド;1000円!!)JALのロンドン案内マップを見ていたら、それほど遠くないところに大英博物館があることに気づいた。

せっかくロンドンに来たのだから、ちょっと覗いてみるかと思って足を伸ばす。

大英博物館は、入場料は無料!大英帝国太っ腹!!

博物館に入ると、正面にいきなりロゼッタストーンが飾ってある。
(写真は、ロゼッタストーンとミイラの棺)

閉館1時間前に入場したので、とても全部を見て回るような時間はない。そこで、フロアを適当にぐるぐると回って人だかりの出来ている展示物のみを見て回る。

エジプトのミイラも全部で10体くらい展示してある。

その他、いろいろと貴重なものが展示してあったようなのだが、あまり有難みが分からないまま閉館時間となり退場。

簡単なおみやげものを買って、ホテルまで歩いて帰る(たぶん3キロ以上歩いたと思う)。

ところで、昨日文句を言った地下鉄だが、「オイスターカード」なる非接触式ICカードを使うと、片道4ポンドが1.5ポンドになるということが分かった。
オイスターカードというのは、東京で使っているスイカやパスモと同じもので、事前に3ポンドのデポジットを払って入手し、電車に乗る前にチャージした上で使う。
ロンドンにはあと2日しかいないので使う予定はないが、一般の切符とプリペイド切符の価格が3倍近く違うというのはどうなんだろうか?

もともと4ポンドだったのをプリペイドで1.5ポンドに安くしたのか、もともと1.5ポンドだった乗車料金をプリペイドの仕組みが出来た際に、そちらに誘導するために一般の切符を3倍近く値上げしたのか?
いずれにしても、地下鉄で普通に片道切符を買うのはアホらしいということは分かった。(しかし、1.5ポンドでもまだ高いと思う)

 


2月4日(ロンドン滞在)

2008年02月06日 | Weblog

本日は、朝から仕事。

9時過ぎにホテルを出て、地下鉄の駅に歩く。地下鉄の駅で切符の値段を見ると、わずか4キロくらいのはずなのに4ポンドと出ている。何かの間違いかと思って見直してもやはり4ポンド(日本円で900くらい)。

ーマイガー!!!

ってなもんで。。

仕方ないので、切符販売機に10ポンド札を入れて4ポンドの切符を買う。

ロンドンの地下鉄は世界で初めて営業されたものだとかで、駅の中は古い。

地下鉄の車両はカマボコ型の断面をした車両で、背の高い私などは、車両の中央に立っていないと頭がつかえてしまう。当然ながら、背の高い英国人たちも車両の端では頭をかがめている。たぶん、トンネル断面を小さくするために列車をこのような形にしたのだろうが、狭いといわれる東京の大江戸線よりもさらに使いにくいと思う。(列車の形は写真参照)

そういえば、中学校の時の英語の教科書でイギリスの地下鉄は「Tube」と呼ぶと習った覚えがあったが、実際には「Underground」と呼ぶらしい。看板にもそう書いてある。

地下鉄を乗りついてチャリングクロス駅まで行き、ホワイトホール(ブラックホールの反対のホワイトホールではなく、英国の政府機関が集まる地名です)にある英国Cabinet Officeに到着。ここで3時間ほどイギリスのお役人と話をして、昼食までご馳走になる。

ところで、イギリス英語には参りました。

今回は3人の方に対応頂いたのだが、3人が3人とも発音やイントネーションが違うため、混乱すること甚だしい。一人はアメリカ英語、一人はクイーンズイングリッシュ、もう一人は下町訛り?(エイをアイと発音する)。疲れた。

その後、ロンドン市とイギリス中央銀行と続けてヒアリング。疲れた。。。

再度、バカ高い地下鉄に乗ってホテルに帰る。

時差ぼけがまだ残っていたのか、現地時間の午後7時くらいには眠くなり、夕食も取らずに寝てしまった。


東京→ロンドン

2008年02月05日 | Weblog

23日(東京→ロンドン)

朝起きたら大雪だった。

昨日は、たまプラーザ(横浜の奥地)から成田空港までのリムジンバスのチケットを予約・購入して(近所のローソンでチケット発行が可能;便利な時代です)いたものの、夜の天気予報を見たら「明日の関東地方は明け方から雪が降り、数センチの積雪が予想されます」などと書いてある。そこで慌ててリムジンバスをキャンセルし、JRの成田エクスプレスで行くことにした。この予約も自宅のPCから可能だった(これまた便利な時代です)。

で、朝から雪が降り積もる中を
20kg以上あるようなスーツケースを抱えて駅まで歩いていけるはずもなく、無理を言って奥さんに車で駅まで送ってもらい(うちの車は普通のサマータイヤなのだが、先週新品のタイヤに変えたため慎重に走れば問題なく走行可能)、田園都市線で渋谷まで出て、渋谷から成田エクスプレスに乗車した。

千葉までは一面の雪景色だったが、電車はほとんど遅れることもなく進んでいった。千葉を越えたあたりから雪が少なくなり、成田では雪ではなく雨が降っていた。乗る予定の飛行機も定刻通りの出発ということで一安心。ただ、当日午後
5時以降に成田を出発する便については、降雪が予想されるためチェックイン停止とのアナウンスが流れていた。運がよかった。

今回乗る便は、日本航空の成田発フランクフルト便。最終目的地はロンドンなのだが、ロンドン直行便が満席で取れず、仕方なくフランクフルトで乗り継ぎとなってしまった。

チェックインを終えてビジネスクラスラウンジで昼食を取り、午後1時過ぎに搭乗。今回の飛行機は777-300型(写真参照)で、ビジネスクラスの窓側。JALのビジネスクラスはシェルフラットシートなるもので、かなりの角度まで電動でリクライニングしてベッドのようになるとともに、リクライニングしても後ろの席に迷惑がかからないような仕組みになっている。

飛行時間は12時間程度。出発後しばらくして食事を食べ、その後映画を見たら眠くなって2時間ほど寝てしまった。起きた後はひたすら仕事。各シートにコンセントがあるため、PCはいくらでも使える。なので、山積みの仕事のことを考えると仕事をせずにはいられない。(I'm just like the workaholic!

飛行機は、新潟上空から日本海を超え、シベリアの北極圏を通過して飛ぶ。北に行くに従って太陽は沈み、北極海に近いあたりでは真っ暗になった。その後、緯度が下がるとともに周囲は明るくなり、ヨーロッパに近づくと夕陽が見えるようになってきた。北極海に近いあたりにも、所々に街の灯が見える。

フランクフルト着は、現地時間の午後5時半(日本時間で午前1時半)。機内で少し眠ったため、眠いのか眠くないのかよく分からない状態。

フランクフルトで2時間半の待ち合わせの間、ルフトハンザのビジネスラウンジで仕事。ラウンジにあったフランクフルトソーセージはおいしかった。その後、ルフトハンザ航空のロンドン行きに乗り換え、ロンドンに向かった。

ロンドン上空で着陸待ちのため30分くらいぐるぐる回って、到着は現地時間の午後10時過ぎ。タクシーでホテルに向かい、チェックイン。

ホテルは一泊182ポンド(日本円で4万円くらい、高い!)、ネット接続料が24時間で17ポンド(3500円、高い!!)

立地はハイドパークが目の前だが、近くには店がないので、朝食の調達等には困りそう(朝食に3000円は出せない・・・)。

午後11時半(日本時間の午前7時半)に寝る。


出張

2008年02月02日 | Weblog
ここ1ヶ月ほど、とんでもなく忙しくて、ブログを更新する暇がありませんでした。

明日から、10日ほどヨーロッパ出張に行ってきます。
出張先で時間が取れたら、定期的に現地から更新するつもりですので、乞うご期待。
(そもそも、現地でネット接続が可能なのかどうか不安ですが・・・)