こんなことがあったそうだ。
なぜこのニュースが気になったかというと、、、
今年の5月1日、福岡から羽田行きのJAL機に搭乗した時のこと。
機体はボーイング777で、座席は前から7番目くらいのクラスJ席の右窓際だった。
搭乗が済み、飛行機が動き出してエンジンがかかり、いつものように滑走路に向かってタキシング。
当日は、滑走路の北側から南に向かって離陸するパターンで、滑走路の手前で一時停止して、着陸する機を待っていた。右の窓際に座っていたので、滑走路に向かって着陸してくる機体が見える。
着陸してきた航空機が通り過ぎて30秒くらいして、「ポーン、ポーン、ポーン」という離陸の合図のチャイムが鳴り、CAから「これより離陸します。シートベルトを・・・」というアナウンスとともに機体が動き出した時、
「ドカーン」という音とともに機体が急停止した。
たぶん、パイロットが急ブレーキをかけたのだと思うのだが、機体は瞬間的に停止し、着陸脚のサスペンションがたわんで2,3回揺れた。
いや、急停止であんな音がするとは思わなかったし、あんなに急に飛行機が止まるとも思わなかった。思わず前の背もたれに手をついてしまった。
いったい何事か!?と周囲がザワついてきた時、パイロットからのアナウンスが。
「本機は、管制官からの指示により急停止しました。状況を確認しますので、しばらくお待ち下さい」
それから1分くらい後に、滑走路に別の航空機が着陸してきた。
要するに、着陸する航空機があったのに離陸しようと機体が滑走路に入ろうとした、ということ。
その時は、パイロットが間違えて滑走路に入ろうとしたのだろうと思ったが、このようなニュースを見ると、
(管制官)滑走路進入OK。離陸して下さい。
(パイロット)了解。ただ今より離陸します。
--機体が動き出す--
(別の管制官)待ったーーー
(パイロット)え!(急ブレーキ)
というやり取りがあったのではないかとも推察出来る。
要するに、管制官が着陸機が2機あるのに1機目が着陸したのを見て離陸許可を出し、すぐに別の管制官がそれに気づいて止めた、と。
真相は分からないが、同じ福岡空港でこのようなインシデントがあったというニュースを見ると、心配になってきた。
あわや!着陸寸前、滑走路に離陸態勢の旅客機
10日正午ごろ、福岡市の福岡空港で、宮崎発の日本エアコミューター3626便(ボンバルディアDHC8―402型機、乗員乗客計79人)が管制官の許可を受けて着陸しようとしたところ、那覇行きの全日空487便(ボーイング767―300型機、乗員乗客計129人)が離陸許可を受けて滑走路に進入するトラブルがあった。
離陸機に気づいたエアコミューター機が着陸をやり直し、乗客らにもけがはなかったが、国土交通省は、事故につながる恐れのある「重大インシデント」と判断。運輸安全委員会は同日、事故調査官3人を同空港に派遣した。
国交省管制課によると、両便に離陸、着陸許可を出したのは、同空港の40歳代の男性管制官。着陸許可を受けて同空港の北西約5・6キロに近づいていたエアコミューター機の操縦士が、全日空機に離陸許可が出されるのを無線で聞き、「(自分は)着陸許可を受けてますね」と確認したところ、管制官から着陸のやり直しを意味する「ゴー・アラウンド」を指示された。
(2011年5月10日20時57分 読売新聞)
10日正午ごろ、福岡市の福岡空港で、宮崎発の日本エアコミューター3626便(ボンバルディアDHC8―402型機、乗員乗客計79人)が管制官の許可を受けて着陸しようとしたところ、那覇行きの全日空487便(ボーイング767―300型機、乗員乗客計129人)が離陸許可を受けて滑走路に進入するトラブルがあった。
離陸機に気づいたエアコミューター機が着陸をやり直し、乗客らにもけがはなかったが、国土交通省は、事故につながる恐れのある「重大インシデント」と判断。運輸安全委員会は同日、事故調査官3人を同空港に派遣した。
国交省管制課によると、両便に離陸、着陸許可を出したのは、同空港の40歳代の男性管制官。着陸許可を受けて同空港の北西約5・6キロに近づいていたエアコミューター機の操縦士が、全日空機に離陸許可が出されるのを無線で聞き、「(自分は)着陸許可を受けてますね」と確認したところ、管制官から着陸のやり直しを意味する「ゴー・アラウンド」を指示された。
(2011年5月10日20時57分 読売新聞)
なぜこのニュースが気になったかというと、、、
今年の5月1日、福岡から羽田行きのJAL機に搭乗した時のこと。
機体はボーイング777で、座席は前から7番目くらいのクラスJ席の右窓際だった。
搭乗が済み、飛行機が動き出してエンジンがかかり、いつものように滑走路に向かってタキシング。
当日は、滑走路の北側から南に向かって離陸するパターンで、滑走路の手前で一時停止して、着陸する機を待っていた。右の窓際に座っていたので、滑走路に向かって着陸してくる機体が見える。
着陸してきた航空機が通り過ぎて30秒くらいして、「ポーン、ポーン、ポーン」という離陸の合図のチャイムが鳴り、CAから「これより離陸します。シートベルトを・・・」というアナウンスとともに機体が動き出した時、
「ドカーン」という音とともに機体が急停止した。
たぶん、パイロットが急ブレーキをかけたのだと思うのだが、機体は瞬間的に停止し、着陸脚のサスペンションがたわんで2,3回揺れた。
いや、急停止であんな音がするとは思わなかったし、あんなに急に飛行機が止まるとも思わなかった。思わず前の背もたれに手をついてしまった。
いったい何事か!?と周囲がザワついてきた時、パイロットからのアナウンスが。
「本機は、管制官からの指示により急停止しました。状況を確認しますので、しばらくお待ち下さい」
それから1分くらい後に、滑走路に別の航空機が着陸してきた。
要するに、着陸する航空機があったのに離陸しようと機体が滑走路に入ろうとした、ということ。
その時は、パイロットが間違えて滑走路に入ろうとしたのだろうと思ったが、このようなニュースを見ると、
(管制官)滑走路進入OK。離陸して下さい。
(パイロット)了解。ただ今より離陸します。
--機体が動き出す--
(別の管制官)待ったーーー
(パイロット)え!(急ブレーキ)
というやり取りがあったのではないかとも推察出来る。
要するに、管制官が着陸機が2機あるのに1機目が着陸したのを見て離陸許可を出し、すぐに別の管制官がそれに気づいて止めた、と。
真相は分からないが、同じ福岡空港でこのようなインシデントがあったというニュースを見ると、心配になってきた。