最近、空港や駅でキャスターバッグ(キャリーバッグ、キャリーケース)を引いている人を多く見かけるようになった。
空港や駅で見るということは、その人たちは飛行機や新幹線に乗る際にもキャスターバッグを引いている。
キャスターバッグは、歩くときには引っ張ることになるため、通常の手で持つカバンと比べると歩く人の後ろの空間を余計に占有する。
ところで、飛行機の中や電車の中でもこのキャスターバッグを(手に持つのではなくゴロゴロと)引いている人が多い。このような状況は5年前にはあまりなかったと思う。最近、「飛行機の中に持ち込める小型サイズ」ということで売り出しているケースが多いが、これが売れているのだろう。
で、何を言いたいかというと、、、
飛行機や電車に乗る際、降りる際というのは、当然ながら通路は混雑するのだが、キャスターバッグを引く人がいると、その人の後ろの一定スペースが食われてしまい(その人が占有するスペースが増える)混雑がひどくなることになる。また、駅のホームなどでは、キャスターバックを引く人が他の人の通行を妨げたりと問題も起こっているようで、東海道新幹線の駅では、「キャスターバッグを使う方は周囲に配慮を」との注意の掲示が出るようになった。
飛行機の中でも、飛行機の天井の棚にキャスターバッグを入れようとしてなかなか入らず(持ち上げるのが大変、角ばっているので、うまく収まらない)、通路に立ち止まっているので後ろから来る人が進めず、搭乗を妨害している人も多い。
私は別にキャスターバッグを使うなと言うつもりはないのだが、飛行機に持ち込むやつだけはやめてほしい。どうしても使いたければ手荷物として預ければよいだけの話で。
さらにいうと、あの程度の大きさであれば手持ちバッグでも全く問題ないのではないだろうか?アメリカ人などは、飛行機持ち込可の大きさのキャスターバッグの2倍以上ありそうなボリュームのバッグ(一般的な旅行カバン)を普通に持ち歩いている。
それを、健康そうな男性の大人が小さなキャスターバッグを引っ張っているのは何ともみっともない気がする。
ん、ちょっと言い過ぎか。。。