現在のガソリン税(および軽油取引税)の目的を変えることを考えているそうだ。
中環審、ガソリン税を環境税に 課税根拠を変更
元々、道路建設の目的税という性格が終わっているというのは分かるので、環境税(炭素排出削減→地球温暖化防止という目的はともかく)ということにしてエネルギー使用量の削減を図るという方向性は正しいような気がする。
ところで、現在はガソリン税と軽油取引税の税率は異なっており、ガソリンで53円/L、軽油で32円/Lが掛けられている。
もし、地球環境汚染(NOxやCO2)に対する税であれば、ガソリンエンジンよりもディーゼルエンジンの方が(燃料1リットル燃焼当たりの)NOx排出量もCO2排出量も多いという特徴を考えると、ガソリンよりも軽油の方が高くすべきということになる。
注)燃料を1リットル燃やした際の炭酸ガス排出量:
・ガソリン:2.38kg/L
・軽油:2.64kg/L
念のため:
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの燃焼効率の違いは(燃料に1リッター当たりで掛けられる税額には)関係しない。燃費が良いということは、一定距離走る際に使用する燃料が少ない→単に燃料の使用量が少ない、ということなので。
中環審、ガソリン税を環境税に 課税根拠を変更
元々、道路建設の目的税という性格が終わっているというのは分かるので、環境税(炭素排出削減→地球温暖化防止という目的はともかく)ということにしてエネルギー使用量の削減を図るという方向性は正しいような気がする。
ところで、現在はガソリン税と軽油取引税の税率は異なっており、ガソリンで53円/L、軽油で32円/Lが掛けられている。
もし、地球環境汚染(NOxやCO2)に対する税であれば、ガソリンエンジンよりもディーゼルエンジンの方が(燃料1リットル燃焼当たりの)NOx排出量もCO2排出量も多いという特徴を考えると、ガソリンよりも軽油の方が高くすべきということになる。
注)燃料を1リットル燃やした際の炭酸ガス排出量:
・ガソリン:2.38kg/L
・軽油:2.64kg/L
念のため:
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの燃焼効率の違いは(燃料に1リッター当たりで掛けられる税額には)関係しない。燃費が良いということは、一定距離走る際に使用する燃料が少ない→単に燃料の使用量が少ない、ということなので。