「生物多様性オフセット」
もう、どうしようもない。
開発で生態系を壊したりした分を、関係のない別のところで辻褄をあわせるというしょーもない仕組みだが、さらにそれを金儲けのネタにするべく、権利売買の仕組みまで入れている。
カーボンオフセットで味をしめたヨーロッパの連中が、「生物多様性」というネタを見つけて二匹目のドジョウを狙って仕掛けたものだろう。
こんなものに引っかかる大馬鹿者がいるのだろうか。
いそうだから怖い。。。
以前も書いたことがあるのだが、またワゴン車の横転事故で死者が出ている。
23日午後5時10分ごろ、大分県日田市二串(にくし)の大分自動車道上り線で、福岡県大野城市下大利団地、タクシー運転手坂本伸一さん(63)の乗用車と福岡県朝倉市甘木、同市職員上村一成さん(45)のワゴン車(同市公用車)が衝突し、ワゴン車に乗っていた九州大名誉教授でNPO法人理事長の宮本雅明さん(59)=福岡市南区高宮3丁目=が出血性ショックで死亡した。坂本さんは骨折、上村さんと同乗の市職員の男性(45)が軽いけがをした。県警高速隊によると、乗用車は追い越し車線、ワゴン車は走行車線を走行。衝突の衝撃でワゴン車が横転した。
昨日は、日帰りで鹿児島に出張することになった。
朝7時たまプラーザ発の高速バスで空港に向かい、朝9時過ぎの便で鹿児島空港まで1時間50分。乗ったのは旧JASの機体のエアバスA300。途中、雲の上に頭を出している富士山が見えた。
鹿児島空港は、鹿児島湾の北端からさらに内陸に入った台地にあるため、鹿児島市まではバスで1時間弱かかる。便利な福岡空港とは大違いで、九州新幹線が開業したら九州内のローカル便の路線は厳しいのではないだろうか。
そういえば、福岡空港を北九州との中間あたりの海上に移転するという話もあるようだが、バカなことはやめてほしい。これで喜ぶのは建設会社くらいのものだろう。
私は学生時代に福岡に住んでいたことがあり、毎日アパートから空港に着陸する旅客機を見上げていた。しかし、最近の飛行機は騒音が小さいため、着陸時はエンジン出力を絞っているため音量も小さく、慣れればあまり気にならない。騒音の大きな離陸時はすぐに飛行機の高度が上がるため、地上からは関係ない。
結局、空港が近くにあるという利便性と、着陸時の旅客機の騒音のトレードオフだが、これほど便利な空港を移転するのは(それにかかるお金も考えると)愚の骨頂だと思うのだが。
ところで、着陸時にも爆音を撒き散らす軍用空港なら話は違う。20年近く前、厚木基地の近くにある体育館で夕方から空手の稽古をしたことがあるが、夏だったので窓を開けていると、米海軍艦載機の夜間離発着訓練(NLP)が始まって3メートル先にいる人の声が聞こえないほどの騒音に驚いた。さらに、着陸待機の戦闘機が上空を旋回しているため、それがずっと続く。さすがにこれは我慢出来ないし、訴訟を起こしたくなる気持ちも良く分かる。
話がそれたが、鹿児島中央駅(新幹線のターミナルがある)前のバスターミナルに着き、そこから歩いて今日の目的地のオフィスに向かう。
(写真は、鹿児島中央駅のコンコースから撮った桜島。頂上付近しか見えなかった)
午後から2時間ほどのセミナーを行い、4時には終わったのだが、帰りの便が7時45分鹿児島空港発なのでかなり空いてしまう(今回は変更不可の切符を買ったので早い便に出来なかった)。
仕方ないので、そのまま空港バスに乗り、鹿児島空港には午後5時頃に着く。
幸いなことに鹿児島空港にはJALラウンジがあったので、そこでビールを飲みながら(もちろんビールは何杯飲んでも無料)2時間半ほど時間をつぶす。今回はパソコンを持っていったので、シンクライアントモードで会社につなぎ、メールチェックや仕事をした。
羽田近辺の航空路が混んでいるとかで、出発が15分ほど遅れたが、結局羽田には定刻の5分遅れの9時半くらいに到着。高速バスに乗って家に着いたのは11時頃だった。
日帰り出張は疲れる。。