鉄火場のアライグマ

株式投資がメイン、の予定だったのですが、いつのまにかマンション購入記、のつもりが建売住宅購入記になってしまいました・・・

くるま

2005年11月24日 | Weblog
車の話です。

私は車が好きなんですが(今はミニバンに乗ってますが _| ̄|○)、よく見るサイトにWebCGがあります。そう、あのカーグラフィックのWebサイトです。

面白い記事をみつけたので、お好きな方はどうぞ。

(1)AMG C55
 メルセデスベンツのCクラス(小ベンツ)に5.4リッターV8を押し込んだチューンドカー(ヤナセで買えます)。
 これは、元CG記者の笹目さんがインプレを書いてらっしゃいますが、文面から「こんな車は嫌いだ」という感情がほとばしっていて面白いです。フランス車が好きということのようですが、確かにフランス車好きにはAMGは合わないでしょうね。

(2)NISMO R34 GT-R Z Tune
日産のR-34GT-RをNISMO(日産のモータースポーツ部門)がチューニングした車。
2.8Lの直6ツインターボで500馬力!
価格は1800万!!!
このチューンドGT-Rを日常で使ったらどうなるか?のレポートです。
タイトルは、「1800万のGT-Rでコンビニへ」(全10回)
なお、これはWebCGにメンバー登録しないと読めません(無料で登録出来ます)

次の一手

2005年11月15日 | Weblog
東京タワーズの抽選に落ちたので次をどうするかいろいろと考えた末、横浜みなとみらいのMMタワーズフォレシスが候補から落ちた。
理由は、
・物件価格が少し高い
・小学校までの距離(徒歩25分)
・通勤時間が今とあまり変わらない
・隣にあるNTTメディアタワーとジャックモール駐車場の警告音が気になる
といったところ。
物件の構造・設備は一番良かったので残念なところではあるが・・・

で、今後どうするかというと、

第一候補:芝浦アイランド ケープタワー
第二候補:ワールドシティタワーズ キャピタルタワー

ケープタワー(写真をクリックすると拡大します)はまだモデルルームも出来ていないが、先日事前発表会に行っておよその価格を見てきた。
この物件の特徴は、
・形が変(笑)
・全室内廊下
・近くをモノレールが走り、運河を隔てた東側のビルにはヘリポートがある。そのため、全室防音二重サッシ!
・北側に立ちはだかる都営住宅(写真の白い15階建ての建物)

3番目の問題は音を気にする人にはクリティカルな問題かもしれないが、その分価格は安い。80m2でも4000万台半ばからある。
もちろん、レインボーブリッジが見える部屋になると価格はドンと上がるのだが。

なお、都営住宅に面する北側の低層階は駐車場になっている。

売り出しは来年早々らしいので、ちょうど第二希望のワールドシティキャピタルタワーの残りと重なりそうな雰囲気。

両物件とも港区だが、港区の場合子供の医療費補助が手厚いというのもプラスポイント。なんと中学生まで医療費がタダ!
ちなみに、今住んでいる市では医療費補助は4歳で終わりです・・・

相互会社という形態

2005年11月10日 | Weblog

明治安田生命が2度目の業務停止命令を受けた。生命保険契約者に対する適切な保険金支払いを行っていなかった、あるいは契約自体に問題があったことを原因とするもの(ちなみに、私も明治安田の契約者です)。


そもそも、生命保険会社に相互会社という特殊な形態が認められているのは今回のような問題が起きないようにということではなかったのか?株式会社の生保では問題が少なく、相互会社で問題が起こるというのはどういうことなのか?

 以下は独断による考察なので間違っているかもしれないが、、、

 相互会社において経営の方向性を定める役割は「総代会」が担当することになっている。総代会とは株式会社での株主総会に相当する機関。
 相互会社における社員は保険契約者であり、相互会社は社員が出資したお金(保険料)をベースに運営される。株式会社において社員(商法上は社員とは株主のことを指し、会社で働く人は従業員と呼ぶ)が出資したお金である資本金をベースに運営されるのに対応している。

 ここで、株式会社と相互会社の最も大きな違いは以下の点。
・株式会社の場合、株主によるチェック機構が働く。投資したお金の使い方には注文をつけたくなるのは当然。
・相互会社の場合、総代会にはチェック機構が存在しない(と言ってもおかしくない状況がある)。その証拠に生保の総代会が紛糾したという話は、破綻した生保以外では聞いたことがない。

これは、総代の選定の方法と社員の意識に問題があるため。

○総代の選定方法
株式会社の場合には、
株主→(参加)→株主総会→(取締役を選任)→取締役が経営
という統治の仕組み(ガバナンス)が存在している。上場企業の株主には株さえ買えば誰でもなれるし、一単位でも株式を持っていれば株主総会に参加出来るし総会で経営陣に対しての質問も出来る。

ところが相互会社の場合には
取締役が総代候補を選任→(社員の信任)→総代を選任→総代会で取締役を選任→取締役が会社を経営
何を言いたいかというと、取締役が選んだ総代が自動的に総代となり、その総代に選ばれた取締役が経営をし、次の年もその取締役が総代候補を選ぶ→(最初に戻る)
つまり、取締役の独壇場(笑

言い換えれば「コーポレートガバナンスが働いていない」
だから、社員のための会社のはずなのに社員である保険契約者に不利となるような転換契約を勧めたり、保険金支払いをしなかったり、といったことが起こる。

○社員(保険契約者)の意識
生命保険を契約すると、毎年一回、契約している生保から総代候補選定状?という葉書が送られてくる。何十人もの名前と職業が並んでいて、総代として認めない者には×をつけて返送せよ、というもの。実は、このプロセス自体に落とし穴がある。一般的に、投票する場合には総投票数のうち可決と否決の割合で決定するのが普通だが、この場合には「否決のみ投票、信任の場合には送付不要もしくは×をつけない」という決まりになっている。
ほとんどの人は、羅列された名前を見ても判断のしようがなく、面倒なので選定状は出さないままではないかと思う。そうすると、自動的に信任したことになってしまう。

 さてこれを読まれた方、今度の総代選任状ではすべて×をつけて提出しませんか?一度でも会社提案の総代候補が否決でもされない限り相互会社の経営が良くなることはないように思えるのですが。