母の命日は2月4日、父の命日は2月15日。父の
命日は、バレンタインデーの翌日です。14日から
15日まで、病院にいました。明け方4時くらいに、
父に起こされた、
「おまえ、チューブが外れているぞ」という言葉で
起こされました。当日の父の、体には、数えきれない
くらいの、チューブがセットされていました。今でいえば
「チューブ症候群」です。「14日にはこんなことを聞いて
きました。
「お前金があるか?」と。
「多少ならある」という返事をしました。
今から思うには、父は自分の葬儀の費用があるかと
聞いたのかもしれないと思った。15日未明のチューブ
が外れたのは、意図しないまでも、苦しかったから自ず
から外したんじゃないかと思えるし、そう考えたほうが
自然だと考えられる。それから、5時間後には、危篤
状態になった。享年77歳でした。
悪性リンパ腫と、肺結核の併発でした。私も何とか
76歳くらいまで生きようと考えていますが、どうなる
でしょうか?私には、2月の前半、節分からバレンタ
インデーまではいい思い出がないのです。
西行の歌です。
願わくは 花のしたにて 春死なん
そのきさらぎの 望月のころ
Y2A 風海