かったかくんのホームページ

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「生徒たちのがんばり」

2017年06月28日 | 大分県
午前中、2.3年生の数学の授業に参加させてもらったり、来客があったり、会議があったりなんとなく、あっという間に過ぎた一日でした。授業で生徒たちと接していると、それもまた楽しいです。


一緒になって考えたりもしました。生徒たちも意欲的に頑張っているのも、こちらの心にもはりがでます。



そんな中、今日はうれしいことがありました。出張の会議から夕方学校に戻り、携帯電話を見ると、着信が入っていました。かけなおすと、かつての子どものお家の方からでした。


「来年の6月3日開けておいてくれませんか。」
来年。長い。どうしたのかなと思って尋ねると、


「Sが結婚するですよ。」
うれしい知らせです。

長い先ですが、最近になって、おじいちゃんが亡くなられたりして、その結果として、この日を選んだそうです。




本当は、おじいちゃんはSくんの晴れの姿をどれくらい見たかったのかと思うけれども、おじいちゃんのことも考えての来年です。一周忌を終えてと考えたのでしょう。


きっとおじいちゃんも喜んでいると思います。
 



私の父や母も孫の結婚を楽しみにしていました。闘病中も、
「結婚式に出るまでは、死なれん。」
と言っていました。


生まれてから、こちらが働いている分、面倒を見てくれていました。「結婚式に出る。」ことが一つの生きがいでした。
 

しかし、小さいころから可愛がってくれたすべての孫6人の結婚式に出ることなく、他界していきました。祖父や祖母が結婚式に出ることができることは、どれだけの幸せでしょうか。最近になって特に、そう感じます。



両親は、式には出ることはできませんでしたが、今もなお、両親の思いを大事にして、孫たちが、仏壇に手を合わせる姿に、両親にそして孫たちに感謝をしています。
 



きっとSの成長をSのおじいちゃんは、生きがいにしていたと思います。Sのおじいちゃんにも校区の学校に勤務していた時に、いろいろとお世話になっていました。そして、数年後、縁あってSくんを担任することになりました。

人生一度きりの小学校の低学年の担任です。


もう、20数年前になります。こうして、20数年たっても覚えてくれていることにうれしさを感じます。


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