かったかくんのホームページ

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「~命のために~名前も知らない一体感」

2024年04月28日 | 大分県
少し晴れ間も出た1日でした。

今日は、午後から、九重町の方に行くことがありました。

帰りは、車の運転も疲れたので、九重町のちょっと道路の下に、車を止めて、若葉の下で休憩をしていました。
 
すると、道路の方で、
「ドーン。」
とすごい音。
急いで行ってみました。
 
バイクと軽乗用車の正面衝突です。
2人乗りのバイクの人は、道路に投げ出されていました。

車もバイクも大破です。

大きな事故です。
こんな大事故に遭遇したことがありません。
 
数人の方と駆けつけました。

車を止めた方の中に、偶然にお医者さんの方がいらっしゃいました。

みんなは、その方の指示通りに動きました。
お医者さんは、2人の方の様子を見てから、
「そこはさわらないで。」
など、けがをされた方の様子を見てから、
「こう持ってください。」
と指示を受けながら、道路の端に、数人で移動させました。

救急車が到着するまで、15分。

近くの温泉の方が毛布を持って来てくれ、現場にいる人たちが、命を守るために対応をしました。

現場は緊迫感です。
 
医者の方は、こと細かく、消防署に体の様子を診断しながら、片手には、電話を持ち、報告をしていました。

難しい医療用語だったので、よくわかりませんでしたが、心強く感じました。
 
そちらは、その方々や来てくれている女性の方々にまかせて、あとの人たちは、渋滞をしている交通整理です。

片側車線は、完全に事故車でつぶれています。

カーブだったので、自分は真ん中にいて、両サイドの方に、交互通行できるように、大きな声を出し合いながら、誘導をしました。

この動きを誰からもいわれることなく、それぞれが自主的に分かれての行動です。

誘導する目の前には、大破して油が流れている車とバイク。
すぐ後ろには、意識がもうろうとしている若い2人の男女。

男女には、医療関係者が寄り添っています。

体が震えるような思いでした。

そして、救急車1台が到着。
数分後は2台目もやってきました。

消防署から、事故現場までは、距離があります。
救急車の音がして、ほっとしました。
 
救急車が来た時は、通行する車を、すべて止めます。

救急車が出発するまで、また交互通行をさせていきます。

30分間近く、こちらは、交通整理に頑張りました。
 
10数分後、2,3台のパトカーが到着。

すぐに交通整理などが始まりました。
知らない人同士が、力を合わせながら、2人の命のために、頑張りました。

みんなが必死でした。

玖珠川の河川敷から、ドクターヘリで搬送するということでした。
救急車を見送りながら、そこにいた、そこで関わった人たちは、2人の命があることを祈ったことと思います。

「どうか、命が助かりますように。」

動揺している車に乗っていた方には、
「気をつけて下さいね。」
と心配りのある言葉を残し、そして、帰り際は、みんなでお疲れ様でしたと言いながら、それぞれが去っていきました。

ゴールデンウィーク。

事故や事件に気をつけながら、自分も含めて、楽しい幸せな時間を創っていきましょう。

帰りにはドクターヘリに遭遇しました。
2人が無事であることを願っています。

まだ耳の奥には、サイレンの音が残っています。


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