かったかくんのホームページ

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「幸せをつくってね」

2024年05月06日 | 大分県
ついに楽しみにしていたゴールデンウィークが終わります。
また明日からいつもの生活に戻っていきます。
 
それぞれの人たちが、いろんな思い出を残した連休だったでしょう。しかし、楽しいことだけではありません。
 
今日、かつて教えた生徒のAさんから、お母さんが亡くなったことの連絡がありました。

数年前に、お父さんが亡くなられています。
 
親が亡くなるということは、親が元気な時は、考えることもしませんでした。

「もし、亡くなった時には・・・。」
とよく、両親が元気な時に、話をすることがありました。
伝えたいことも多くあったのでしょう。

「そんなことは言わんでよ。」
と話を切ったりもしていました。
 
危篤になった時も、また持ち直したりしていたので、
「親はずっと一緒にいる。親の命は永遠。」
ということをあえて、頭の中において、生活をしていました。

しかし、いつかはその時がやってくるのです。
 
お亡くなりになった、お母さんの子どもたちは、ふるさとを離れていますが、お互いに近くに住んでいます。

最後は、お母さんを、そこによんで、介護をしていたそうです。
 
クラスのことで、お世話をしてくれ、子どもたちのために、いろんな企画もしてくれました。

まだ教員になりたての若い自分にも、優しく対応をしてくれました。今、それを思い出しても感謝することだらけです。
 
教えていた頃の子どもたちは、お父さんやお母さんに甘えながら、あまり、苦労ということを感じずに生活をしていたと思います。

しかし、成長し、社会人になると、楽しいこともいっぱいあると思いますが、やがて訪れる、親の高齢化への対応、自分も年を重ねて、自分の健康問題、また職場や家庭での悩みなども感じることもあります。

子どもの時代には、考えることがなかった大きな問題がいろいろと押し寄せてきます。
 
一つひとつの問題に向き合っていきながら、次の世代のAさんたちが、あたたかい生活をしていって欲しいと心から願っています。