かったかくんのホームページ

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「かがみもちの落下~」

2020年12月17日 | 大分県
今日は、朝、車に乗ってから降りるまで、ずっとマイナスの世界にいました。
冷え込んだ朝でした。
日中は青空が広がりましたが、12月は、やっぱり冬の季節です。



6年前の今日、フェイスブックの「過去のこの日」というページを見ると、耶馬溪は積雪がありました。
日々、何かを綴っていると、消えていくはずの過去が、また戻ってきます。
 


昔は、日記帳でしたが、今は、フェイスブック、ブログなどが、自分自身の歴史帳になっています。
昔を振り返ることができます。
欠かすことのできないアイテムとなっています。
 



話はまったくもって、変わるのですが、今日、勤務を終えると、図工の道具を買いにイオンの100均に行きました。
ちょっとしたものを買うのには、ここも欠かすことのできない場所です。
 


買う場所に行き、子どもたちが必要なものを購入しようとしました。
しかし、種類が多すぎて迷っていた時のことでした。
「ばこーん。」
と荷物が落ちる音がしました。



見ると、商品の鏡餅が床に落ちていました。



小学校の低学年くらいの小さい子どもが走っていて、落としました。
お母さんも一緒でした。



何事もなかったかのように、ちょっと先の方に行ってしまいました。
お餅を戻そうとすると、違う方が、ささっと数個拾って戻していました。
一歩、出遅れました。
「ここはしつけですよね。」
と言うので、まったくその通りと思い、うなずきました。
 



でも、拾っている様子を見たのか、まず子どもがやってきて、先に拾った方に
「ひろってくれて、ありがとう。」
とお礼を言いに来ました。



そのあと、すぐにお母さんも謝りにやってきました。



親子が離れてから、わたしは、
「ちょっと、安心しましたね。」
と言いました。
 



あるアスリートの方とお会いした時に、幾度も全国制覇をしているアスリートの監督さんについて、
「かったかちゃん、指導が上手いのは、ここぞというポイントを外さないんよ。」



そう思うと、教員をしていても同じだと思う時があります。
ほかの職業も同じだと思うのですが、
「ここがポイント。」
「ここがターニングポイント。」
と思う時が必ずあります。



ここを見逃したら、クラスがうまくいかないだろうなと思うポイントの時があります。
 


何かうまく行っている時は、運もあると思いますが、必ず、ポイントを押さえていっているのだと思うのです。
 


今日も、あそこで、お母さんが子どもといなくなって、何もしなかったとしたら、ポイントがずれていく可能性があったと思います。
「ひろってくれて、ありがとう。」
本当は、すぐに棚に戻せばよかったと思うのですが、でも戻って、謝った一言・・・お母さんが、子どもの心を育てたのではないかと思うし、育てたと期待をしたいです。