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台風前の耶馬溪校の体育大会

2016年10月05日 | 大分県
台風のために、学校は臨時休校。本年度になって、これで臨時休校は3度目です。しかし、この3回とも特に被害などはありませんでした。特に今回の台風18号は大型と聞いていたので、不安なところもありましたが、空ぶったことが良かったです。

危機管理とは、こうして、「なあんだ。」と思うことかもしれません。


危険なことは、「なあんだ。」が3度続いたので、次に油断するとか、「空ぶった」ことをひきずると次に大きな災害に繋がる原因ともなりかねません。

危機管理体制が成功したということで、また明日から生徒たちとの学校生活を充実させていきたいと思います。
 



台風前の昨日、「中津南高校耶馬溪校体育大会」が開催されました。開会式に出て、台風対応の会議と続き、そして再度グランドに戻りました。

耶馬溪校が大きく変わっていっていることを自分自身の目から、そして、参加者の声から感じることができました。

 

ベストショット3・・・何といってもひらばるPTA会長のあいさつでしょう。生徒たちもみんなが顔を上げて真剣に聞いていました。

「入場行進が感動した」ことなど生徒たちの姿をベースにおいたあいさつをしていました。

このひらばるさんが「司令台」に立つと、「司令官」みたいです。学校のために、何度も足を運びながら、生徒たちの活動のアドバイスをしたり、後ろからサポートしてくれています。

 ベストショット2・・・地域の方がたくさん来校して、盆踊りなどを生徒たちと一緒に行っていました。高校の中に地域が交わる学校もそう多くはありません。

地域の中に存在する学校としての「存在感のある姿」を見ることができました。地域の方も高校生と踊って、終わったあとも笑顔いっぱいでした。


ベストショット1・・・ここは、何といっても開会式の生徒たちの動きです。しっかり手を振り、しっかりと声を合わせて、行進をします。歩くだけでも生徒たちは汗びっしょりです。

集団訓練をきっと何度ともなく取り組んだことでしょう。

しかし、今、何かと自由な部分が多い生活の中で、「軍隊みたいやなあ。」と思うような、制限をかなり加えた動きや叱りもとても大切でないかと最近、いくつか身の回りで起きたことなどで痛切に感じることがあります。
 


その中の一つとして、先週、かつての教えた生徒が、就職をしました。

厨房にはいって、
「急いでしないか。」
「そこの料理を置くバランスが悪い。」
「その料理ダメだろ。」
「早く揚げないか。」

など怒号が飛んでくるそうです。次々に言ってくるだめ出しに、整理がつかなくなるといっていました。「これが社会なんだろうか。厳しい。」と話をしてくれました。

「あなたがキレないだけ凄いよ。」


と伝えました。

かつての生徒には、目標があるだけに、頑張っています。


他にも続けていろんな相談をうけました。こんな中で、人は、時には、怒られること(理不尽ではだめですが。)厳しい指摘を受ける経験も大切なんだと痛感します。


生徒たちが出た社会で、個性などを考慮してくれない場面も多くあります。それに対応する力も必要です。かつての会津藩の、
「ならぬものはならん。」
という厳しさも大切なしつけです。
 

見事な集団訓練としての行進と開会式でした。その集団の美しさをみんなで創りあげた生徒たちは立派でした。


 


このようなスポーツフェスティバルは今が盛りです。今度の3連休も保育園の運動会、もみじ園の運動会、耶馬溪地区のスポーツ祭と3日続けて行われます。


いろんな取り組みの中から、たくさんの方が人とのふれあいを育んでもらいたいし、楽しさを体いっぱいに体感してもらいたいと願っています。



そこに幸せが生まれます。