季節の便り

四季の移ろいを伝えたい。

奈良町散歩

2008-12-21 12:31:11 | 写真

 午前中奈良町を散策、餅飯殿(モチイドノ)商店街を南に抜けた一帯、狭い通りの両側に町屋が並ぶ、江戸末期の商家をそのまま保存、資料館として公開している「格子の家」前の狭い道路はこの町に住む人々の生活道路だ。

 伝統の屋号を守りながら商売を続けている店も随所で見かける。
【奈良町】
 奈良市の南、猿沢の池の西に位置する一画、戦災を免れたことから旧市街が残り、奈良市の「都市景観形成地区」に指定(1990年)地域住民を中心に町屋の原型を残しながら改装、新たな観光スポットとして人気を集める。
 「奈良町」と云う行政地名は無く、地区の通称。
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奈良・飛火野

2008-12-20 19:20:17 | 写真

 奈良春日大社の摂社若宮神社の例祭「おん祭」当日、グループの撮影会を企画、メイン会場付近をロケハン、参道脇の飛火野の丘でしばし休憩、早朝で無人の芝生、遠くの森陰から1頭の雌鹿が現れ警戒しながら徐々に近ずいてきた。

 5mぐらいまで来たところでこちらを窺っていたが餌をもらえる相手で無いと判断したのか静かに立ち去ってゆきました。
【飛火野】
 平安時代、野守り(山の番人)が「のろし」を上げたところと伝えられる。
「春日野の 飛ぶ火の野守 出でてみよ いま幾日ありて 若菜つみてむ」(古今集) 春日野の見張り番よ、外え出て野の様子を見なさい、後何日で若草(ヨメナなど)が摘めるのかを。 
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カラス二態

2008-12-19 10:39:01 | 写真

 屋根瓦の上に降りた一羽、柿の実が転げ落ちないように片足でキープ、素早く皮を破り中身をつむぐ。

 こちらは屋根の最上部にとまり辺りを見回す、他の鳥達が近づかないように警戒し、テリトリーを主張しているようだ。
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初冬

2008-12-18 17:32:11 | 写真

 南西の窓から見える隣家の庭先、すっかり葉っぱを落とした一本の柿の木、残された実が朝日を浴びて黄色く輝く、日当たりの良い先端部分の実は早く熟れるのか小鳥達が取り尽くして針のような小枝が初冬の青空に伸びる。

 朝晩柿の木に「カラス」が交代でやってくる、じっと観察していると実の中身をくりぬいて食べているようだ、細い枝先は体重を支えきれないため屋根の上に移動してゆっくり辺りを警戒しながら食べる、かなり知能的な行動をする。
 カラスの一群が去った後、ヒヨドリやスズメもやってくる。
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点描・大阪南Ⅵ

2008-12-17 20:19:56 | 写真

 法善寺水掛不動前の石畳の道、幾多の火災や戦禍に見舞われながら変わることなくこの雰囲気を守ってきた、この日も静かに手を合わせる人の姿が在りました。

 飲食店が立ち並ぶ横丁の入り口、この町をこよなく愛したという「藤山寛美」揮毫の木彫りの看板が架かる。
【法善寺】
 法善寺(ほうぜんじ)は、大阪市中央区道頓堀の南側にある浄土宗の寺院。山号は天龍山。本尊は阿弥陀如来。そのほか水掛不動(西向不動尊)や金毘羅堂などがあり、特に水掛不動さんは有名。この寺は千日念仏を行ったことから俗に千日寺と呼ばれた。その寺の前を千日前と呼ぶ。 
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点描・大阪南Ⅴ

2008-12-16 11:20:27 | 写真

 大阪南を代表するランドマーク「戎橋」人工の色彩と造形を競う。

 かってここに在った石造りの橋は消えてステンレスの手摺が付いた橋に架け替えられた、ストリートミュージシャンや物売りの姿は消えて集まる若者達の姿もめっきり減った。
【戎橋】
 道頓堀川を渡る南北方向の道路(市道)では、御堂筋の一つ東側で、難波駅から戎橋までが戎橋筋商店街、戎橋から長堀通までは心斎橋筋商店街となっている。これまでは、1925年(大正14年)建築の鉄筋コンクリート製の橋が架かっていたが、架け替えられた。

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点描・大阪南Ⅳ

2008-12-15 15:16:12 | 写真

 道頓堀通りの入り口「大阪松竹座」の前に人盛りが出来ていました、夜の部の開演時間が迫っているのでしょうか、前の飲食店の玄関に入り込んで建物のアーチ部分を切り取ってみた。

 日頃買い物客や観光の人々でごった返す戎橋南詰の十字路、週末のこの時間客足はマバラ、周辺の飲食店も空席が目立ちました。
【大阪松竹座】
 ネオルネサンス様式のアーチ状劇場、大正12年(1923年)竣工、平成9年(1997年)外観を残し新築開場、歌舞伎、新劇、松竹新喜劇を上演、春、秋、OSK日本歌劇団の公演が行われる。
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点描・大阪南Ⅲ

2008-12-14 22:26:31 | 写真

 新戎橋を渡った道頓堀通りの西の外れ、正面に四大民族の柱人形が並ぶ「道頓堀ホテル」ひっそりと不思議な雰囲気をかもす。

 東に向かい、再び御堂筋を渡る、すっかり日が落ちて、また違った表情を見せる。
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点描・大阪南Ⅱ

2008-12-13 20:26:47 | 写真

 アメリカ村(通称アメ村)の一角、若者達が集う三角公園を見下ろすビルの屋上に自由の女神像のレプリカがたそがれの空にそびえていました。

 ビッグステップのテラスから見下ろす歩道をヤングフアッションのカップルが行く。
【アメリカ村】
 大阪南、御堂筋の西、西心斎橋と堀江に囲まれた一郭、80年代からアメリカから輸入された衣料品、雑貨を扱う店が集まり若者文化の集積地とされ「西の原宿」と呼ばれる、店舗数2500店、最近は落書きや治安の悪化等で来客数が半減、平日は閑散としている、ビッグステップは大阪市が学校跡地に建設した複合商業施設。
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点描・大阪南

2008-12-12 22:17:14 | 写真

 季節外れの小春日和の日暮れ時、御堂筋を南に向って歩く、銀杏並木も半分は葉を散らし、道行く人々も心なしかあわただしい師走の風景です。

 側道との分離帯に銀杏の落ち葉が降り積もって黄色の絨毯を敷き詰めていました。
【大阪・御堂筋】
 全長4,027メートル、幅43.6メートル、全6車線の幹線道路で、日本の道100選のひとつ。交通量が増加したため1970年から国道1号・国道2号と交差する梅田新道交差点より南の全車線が南行きの一方通行となっている。
 沿道には約887本のイチョウが植えられており、この道のシンボルとなっている。
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