世界で最も格安のネット通販wishで花や野菜の種を十数種類購入しました。
wishのカタログを覗いてみると品物や色などがわざとらしく、何か胡散臭く、本当に送ってくれるのか眉唾ものではないかと思いました。しかし、品物に面白いものがあり、だめでもいいやと思い、試に買ってみました。品物が送ってくるかどうか案じましたが案に反して、品物は全て送ってきました。商品はすべて簡易包装で、しかも、何の種と明記してあるのが少なく、どの時期に、どのような培養土に蒔くなど栽培法は全く書いてありませんでした。
送られてきた、通販の包装
送られてきた種。何の種か明記がありません。
購入したものの1つに復活草 Selaginella lepidophylla 別名「テマリカタヒバ、ジェリコのバラ」があり、271円でした。送られて来たものはすっかり枯れた草の塊のようなものでした。これは復活しそうもないと思いましたが、まずは試と小さな盃に水を入れ、それに復活草を入れてみました。そうすると数十分後に少しずつ先端が開き始めました。そして一中夜、そのままにして、翌日、見てみると見事に葉は全開して蘇っていました。大変感動しました。通販業者を疑って申し訳なく思いました。以下は復活までのプロセスです。
送られてきた復活草。枯れた草の塊のようで、どう見ても復活しそうにありません。
小さな盃に水を入れ、なかに復活草を入れました。約20分後、少し開き始めました。
夕方の状態。約1時間後。
翌日の昼ごろの状態。完全に開き、緑の葉が見えます。復活しました。感動ものです。
鉢植えにした復活草。水はけのよいサボテン培養土8割に水持ちのよいピートモス2割の培養土に植えつけました。復活草はこのように悪環境でも蘇るので、栽培は簡単なように思いますが、ネットで調べてみると、なかなかの難物のようです。生育地は雨季と乾季がはっきりしており、年を通して10から20℃の気温の所らしいのです。30℃を超えると枯死するそうです。日本の夏は復活草にとっては苦難の環境です。梅雨明けには完全に水を切り、乾燥させて夏越しをさせようと思っています。
先日、園芸店でプレイオスピロスの‘令和の桃太郎’を見つけました。姿を見るとなるほど上手い名前を付けたものだと感心しました。本当に桃太郎が生まれてくるようで買ってしまいました。1,280円でした。
プレイオスピロス‘令和の桃太郎’。
プレイオスピロス ‘令和の桃太郎’何ともかわいらしい姿です。
以下は現在、我が家で咲いている花です。
ツバキ‘桃卜伴’。バックは隣家。
ツバキ‘桃卜伴’。アップ。
ウメ‘思いのまま、輪違い’。
クロッカス。
ナリタフクジュソウ。成田空港ができる前に野生していたといわれるフクジュソウ。小型で遅咲きです。