柿上猿麻呂の「花、菜園、旅」の週刊フォトニュース

自宅や菜園で栽培している花や、植物園などで撮影した花の写真を週単位で紹介

200号 サワラン、アラム・コルヌツム、アカガネサルハムシ、シマサシガメ、アメリカフジ

2010年05月28日 14時05分17秒 | 花、写真、家庭菜園
 サギソウを育てている鉢にサワラン「アサヒラン」を2球植えたのが咲きました。これは今年の東京ドームで開催された世界らん展で買ったものです。このサワランとウチョウランの原種系が欲しいだけで入場したようなものでした。
 サワランの1球は不完全な開花でした。ロックガーデンに植えたウチョウランは1球は芽が出ましたが残りの1球は芽が出ませんでした。

  サワラン、別名アサヒラン。本当はサギソウと一緒に咲いてくれればよいのですが・・・・。


 サワランを植えているサギソウ‘輝’の芽の中に一本だけ葉が黄金色のものが出ました。突然変異でしょうか? どのような花が咲くか楽しみです。

 


 庭のフェイジョアの木の下にツノが生えてきました。昨年、大きなコンニャクの葉のようなものが茂っていました サトイモ科の植物だろうと見当をつけていたのですが、花を見なかったので植物名はわかりませんでした。どうも昨年のコンニャクのような植物の花ではないかと思っていました。

 地面から生えたツノ

 次の日見ると花が咲いていました。仏炎苞が開いて、よじれた先が地面についていました。ボルネオの密林の中に咲くような奇怪な形をしています。
 この花は以前、ブゥドーリリーと言って、通販で売られたことがるあるのではないかと思います。この花の球根は私が15年ほど前にオランダに行った時に空港の売店で売っているのを見ながら買わず残念に思っていました。たまたま次週にオランダに行った妻に買ってきてもらったものです。
 花は一度見ましたが、その後枯れてしまったものとばかり思っていたのですが、十数年を過ぎて、昨年突然よみがえったのでした。厳寒の地?茨城でよく耐えたものだと関心しています。生命力は相当強いようです。

 15年前の球根が入っていた袋にあった絵。絵にはアラム・コルヌツムとありました。本当の花とはかなり様子が違います。 

  アラム・コルヌツム。ブゥドウリリーでネットで調べても該当するものは無いようです。

 庭の木の枝にキラキラと綺麗に光る小さな虫がいました。近づくとポトリと地に落ちました。それを撮影したものです。初めはニジゴミムシダマシではないかと思ったのですが、調べてみるとアカガネサルハムシだとわかりました。これはブドウの害虫だそうです。

   アカガネサルハムシ。

 妻が木に変なものがいるというので見ると、サシガメの一種でした。「これは益虫だ」と言うと「カメムシでも益虫がいるの?」と言う質問でした。図鑑で調べるとシマサシガメとわかりました。その時はわからなかったのですが、写真を見て、マイマイガの幼虫を捕食しているところでした。アカガネサルハムシのように綺麗でも害虫。シマサシガメのように綺麗でなくても益虫です。見かけによらないものです。見かけが悪くても害虫とすぐに思わないで駆除しないほうが良いようです。



 庭のガゼボでアメリカフジが咲いています。花の大きさが日本のフジに比べてかなり小さいです。花期も日本のフジに比べて二週間ほど遅いです。時々不定期にも咲きます。豪華さはありませんが、育てている人は少なく珍しいのではないでしょうか?

  アメリカフジ

(スタジオA)さんからトラップでとらえたスズメバチを酒に漬けるのか?の質問ですが、トラップに落ちたハチは中の液体に浸かっているので酒には漬けませんでした。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

199号 野菜の寄せ植え、ボリスブラウン、ヒューケラの庭、黄花のスミレ、スズメバチのトラップ 

2010年05月20日 17時09分30秒 | 花、写真、家庭菜園
 野菜とハーブ、草花の寄せ植えを作ってみました。野菜とハーブ、花などの相性、草丈の高低、花や実の色のバランスなどを考えるとなかなか難しいものです。今年は特に野菜の生育が悪くボリュウムのあるものが出来ませんでした。これから天候が順調に回復して、良いものになるのを期待しています。

 クラッシックな形をしたプラ鉢に植えました。植え付け素材はプチナス‘リトルフィンガー’、プチトマト‘ぷちぷよ’、カラーピーマン‘赤 フルーピーレッド’、‘黄 マイアミムーン’、ナスタチュウム、スイートバジルです。

 小判型木製コンテナ。植え付け素材はミニトマト‘キャロルロゼ’、カラーピーマン‘赤 フルーピーレッド’、‘黄 マイアミムーン’、チェリセージ‘ホットリップス’、ゴールデンクイーンタイム、スイートバジル、ワイルドストベリー、パセリ、イポメアです。

 丸型木製コンテナ。植え付け素材はミニトマト‘アイコ’、‘イエローアイコ’、ワイルドルッコラ、スイートバジル、コリウス‘ランデブー’、ナスタチュウム、イポメアです。

 ハンギングバスケット。植え付け素材はプチトマト‘パティオ、ぷちぷよ’、スイートバジル、ナスタチュウム、ワイルドストロベリー、ツルムラサキです。

 ニワトリのメスが二羽とも死んでしまい、オスの「マモル」がやもめ暮らしをしています。かわいそうなのでボリスブラウンのメスの雛を買ってきました。「マモル」に見せましたがあまりにも幼く、興味を示しませんでした。
 ヒヨコの動きはかわいく、見ているだけで時を忘れてしまいます。二羽はいずれも仲が良いのですが、人の子供と同じように兄弟と同じ事をしたいらしく、時々争います。これがまたかわいいのです。

          ボリスブラウンの雛。まだ名前をつけていません。

 日陰の花壇でヒューケラが咲き始めました。葉の色が季節で変わり、ピンクのかわいらしい花をつけます。これからの暑さで葉が痛まないか心配です。今、咲いているのは‘ビュテイーカラー’という品種です。

 ヒューケラの庭。  ヒューケラ‘ビュティーカラー’

 鉢植えで黄色い花を咲かせるスミレが咲いています。アメリカキスミレ、オオバキスミレ、タカネキスミレです。エゾキスミレは思いの他丈夫で増えていますが今年は株分けしたせいか花をつけませんでした。

 アメリカキスミレ。やや寒がるようで、一時は枯れそうでしたが、ここに来て元気になり花をつけました。

  オオバキスミレ。 野性のものより葉がかなり小さめです。

 タカネキスミレ。

 ニホンミツバチの巣箱の周りをオオスズメバチやスズメバチがブンブンと威嚇しながら飛び回るのでトラップを作りました。素材はペットボトルとジュース、砂糖、酒、酢などです。ジュウースと砂糖だけでも良いと思います。2リットルのペットボトルはスズメバチが入っても逃げられう事がありますが、500ミリリットルの小さな方が逃げにくいようです。弁を作る時に上側を切り、弁を内側に折り曲げると確実です。一日でたくさんのオオスズメバチとスズメバチを捕まえました。スズメバチの佃煮が出来るほどです。スズメバチには気の毒なことですが、ミツバチを守るためにはいたし方ありません。 他にヨトウムシなどのガ、ハエ、ヒカゲチョウなどが入ります。ヒカゲチョウは害虫かどうかわかりませんが逃がしています。
 

 スズメバチ用トラップ   捕らえたオオスズメバチとスズメバチ。  
        



コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

198号 プランター栽培の野菜の収穫、ボタン、トキンイバラ、クロユリ

2010年05月14日 10時29分10秒 | 花、写真、家庭菜園
 天候もようやく落ち着き、遅れ気味だったプランター栽培の野菜が収穫できるようになって来ました。
 今回は先週収穫した野菜の栽培手順と収穫をお見せします。完璧と言うわけではありませんが概ね良くできたと思います。

ラデイシュ ‘カラフルファイブ’

 発芽と一回目間引き。

 二回目の間引き後液肥を与える。

 収穫。取り遅れると素が入ったり、球が割れるので早めに収穫する。

 収穫したラデイシュ‘カラフルファイブ’。


ホウレンソウ‘アトラス’

 種まき。最近の種は発芽率が良いのであまり厚まきしない。

 発芽と一回目の間引き。

 二回目間引き。その後、液肥を与える。

 三回目間引き。その後、液肥を与える。間引きしたものは当然食べる。

 収穫期のホウレンソウ。

 収穫したホウレンソウ‘アトラス’。

カリフラワー ‘ロマネスコ’

 カリフラワー‘ロマネスコ’植え付け時。この‘ロマネスコ’は今まで何度も挑戦したのですがことごとく失敗でした。今回は時々液肥を与える程度でしたがうまく行きました。今までは秋作でしたが春作にしたのが良かったようです。

 花蕾が大きくなった‘ロマネスコ’。

 収穫期の‘ロマネスコ’。


ホームタマネギ

 ホームタマネギ。小球のタマネギを植える。深植えしない。

 生長途中で出るネギボウズは早めに取る。

 収穫したホームタマネギ。

エンドウ ‘兵庫絹サヤ’

 エンドウ。苗の植え付け。

 支柱を立てる。

 順調に大きくなったエンドウ。

 収穫。中のマメが少し膨らんだところで早めに収穫する。

 収穫した‘兵庫絹サヤ’。たくさん採れた。これからしばらく収穫できます。

 鉢植え栽培のボタン‘新国色’が咲きました。豪華な花ですが、花が咲いている期間が短いのが残念です。

 ボタン ‘新国色’。

 クロユリが咲きました。鉢植えしていたものをロックガーデンに移したものです。日が良く当るところなので、夏がうまく越せるか心配です。

























































 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

197号 農器具小屋を作る (浜野ウッドさん)③。野口雨情記念館、五浦六角堂、ブルンネラ 他

2010年05月07日 10時34分05秒 | 花、写真、家庭菜園
 この連休中は天候に恵まれ、おかげで休むことも無く忙しい日を過ごしました。身体がヘロヘロになるほど疲れました。
 1日(土)はプランター栽培のジャガイモの芽かき、ミツバの間引きと撮影。庭の手入れ。2日(日)は浜野ウッドさんが農機具小屋作り。 3日(月)は母、妻、息子と北茨城市にある野口雨情記念館、五浦六角堂付近など観光。4日(火)は水戸にある果樹園の手入れ。草取りと薬剤散布は義弟がやってくれて大助かりでした。
5日(水)はプランター栽培のラディッシュ、ホウレンソウなどの収穫と撮影。ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、ショウガなどのプランターへの植え付けと撮影。その後、東京へ移動。ああ疲れた。 

 2日(日)で浜野ウッドさん制作の農機具小屋。天候が悪かったのと、凝った作り、丁寧な仕事ではかどらなかった作業もようやく終わり完成。

 ステンドグラスの入る壁面を赤く塗る。

 ステンドグラスを室内から見る。110年前の骨董品。シンプルなデザインでこの小屋に似合う。右の壁面にも入り対になっている。

 窓に飾り枠が付いておしゃれ。

 入り口の錠前と取っ手。クラッシックな感じでここにもこだわりがある。

 屋根を葺く。

 屋根に風見鶏を飾る。益々手を抜かないで凝る。

 入り口の近くに外灯を設置。

 正面から。

 入り口にレンガを敷き、バックにラテイスを立て、少し木を植えて、フジを飾って完成。 最初にイメージしていたよりゴージャスで楽しそうな小屋になりました。農機具を入れるのがモッタイナイようです。前に花々を植えるとおとぎの世界になるでしょう。

 浜野ウッドさんがサービスで作ってくれた庭の通路用の丸いベンチ。中心の丸い穴に鉢植えの木などを入れる予定。



浜野ウッドさんお疲れさまでした。ありがとうございました。 

 3日(月)は野口雨情記念館、五浦六角堂見学。野口雨情の銅像の前に行くとセンサーが働いて、「シャボン玉」の童謡と共にシャボン玉が飛びます。面白い趣向です。

 シャボン玉が飛ぶ野口雨情の像。

 岡倉天心の墓所。

  五浦六角堂。 五浦岬公園より。

 干物。  ピーピーアンコウの干物。 ピーピーアンコウとは小さなアンコウと言う事だそうですがピーピーとはどんな意味?

 4日(火)は水戸の果樹園の手入れ。忙しくて年に数度しか行かれない。昨年は熟しすぎたプルーンとオトメリンゴをかろうじて採りました。沢山なっていた果樹はほとんどカラスなどのエサになりました。もったいないことです。今はリンゴ‘紅玉’とオトメリンゴの花盛りでした。今年はウメ、リンゴ、プルーン、カキなどが沢山なりそうです。採ることができるかな?

 花壇に咲いたブルンネラ ‘ジャックフロスト’です。白い斑の入った葉とムラサキの小さな花が魅力的です。
 ブルンネラ ‘ジャックフロスト’。

 黒い花がシックな黒花フウロ
 黒花フウロ。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする