2017年5月9日(火)
今、神河町の峰山高原で、スキー場建設が進められています。
埴岡の里にふさわしく、赤い土がむき出しにさらされていました。
その工事現場入り口横に、石が半円形に綺麗に並べらているのが見えます。
武部さんがまたまた大発見をしましたねぇ。
石は綺麗に真北に半円形に組まれていて、中央に一個の三角の石と、その真南の離れた場所にも四角い石が一個ありました。
んん~~ん、真北に半円形ですから、中心に棒を立てれば、日時計にもなりそうな石組みです。
古代の人達からの大切な贈り物と思いますが・・、スキー場建設で壊されてしまいそうです。
貴重な自然環境と、貴重な古代遺跡がいとも簡単に破壊されていきます。
実はここ峰山高原は、古代の人のお墓であり、祭祀場であると私は思っています。
「峰」とは、ヘブライ語で「お墓」のことです。
ですから・・、峰山高原とは、お墓の山がある高原という意味でしょう。
実は、私達のご先祖の神様を祀ったお墓も存在していました。
姫路に書写山円教寺がありますが、そこの摩尼殿で手を合わせると、その大事な墳墓に手を合わすように、書写山円教寺の摩尼殿は設計されています。
又、峰山高原の南に位置する場所に、賀野神社がありますが、この神社で手を合わせると又、その墳墓に手を合わせるように神社も設計されていました。
これはただごとではありません。
桓武天皇の命を受けて、空海さまや最澄さま達は、聖地から離れた場所に神社や寺院を建てて、皆が手を合わせるようにしていたのですが・・。
かれらが命をかけてやったことが、いとも簡単に時代の波にさらわれて行きそうです。
責任あるものが、向こうの世界に行った時、その審判は下るのでしょう。
我国のトップの地位にある方々が、「私は知りませんでした」で、済まされることではないと思います。
その時は必ずその人に襲い掛かります。 祟ります! その時では遅すぎるのです。
ホテルを造るのに、周りに芝生を植えて整備されていましたが、整備された芝生の中には、立派な意味ある方位石が、そのまま保存されていました。
これらの磐座や古代遺跡が保存されることを期待します。