話は旧聞だが、時津風理事長(元横綱
双葉山)時代、協会での会合で、「体の小
さい者は立合いに掌をついて立ったら不利
だ」と発言したやつがいて、このときは他の
親方衆から一笑に付された…のでまだいい方。
今だったら、こんな愚見が通るかも知れん。
その後、二子山親方(元横綱Ⅰ若乃花)が
理事長就任前だったか、歎きの言葉とは━。
最近の新弟子は“質”がわるく、体こそ
大きいが、均整のとれてない一種の“畸形”が
沢山いる、云々。
それから、元浅香山親方(元小結若瀬川)と
小坂秀二氏との対談で、体の大きい人には
“わざ”を教えない。怪我をするから…。
幕末に元大関階ヶ嶽が巨漢白眞弓に…、
大正末に大関太刀光が巨漢出羽ヶ嶽に…、
それぞれ体力圧倒のため負傷し、前者は
再び土俵へ上れず…、後者も昭和の土俵へ
殆んど上れず引退を余儀なくされた。
上記は鳥渡ばかり稀の出来事であって、
明治の協会規則などに「病気」の文字は
あっても、「負傷」等の文言は一切ない。
明治の力士は概してスリムな体をして、
怪我は少なかったと思える。
宇良が、両膝を痛めた要因は、あまりにも
急激に“増量”したからじゃぁないのか。
双葉山)時代、協会での会合で、「体の小
さい者は立合いに掌をついて立ったら不利
だ」と発言したやつがいて、このときは他の
親方衆から一笑に付された…のでまだいい方。
今だったら、こんな愚見が通るかも知れん。
その後、二子山親方(元横綱Ⅰ若乃花)が
理事長就任前だったか、歎きの言葉とは━。
最近の新弟子は“質”がわるく、体こそ
大きいが、均整のとれてない一種の“畸形”が
沢山いる、云々。
それから、元浅香山親方(元小結若瀬川)と
小坂秀二氏との対談で、体の大きい人には
“わざ”を教えない。怪我をするから…。
幕末に元大関階ヶ嶽が巨漢白眞弓に…、
大正末に大関太刀光が巨漢出羽ヶ嶽に…、
それぞれ体力圧倒のため負傷し、前者は
再び土俵へ上れず…、後者も昭和の土俵へ
殆んど上れず引退を余儀なくされた。
上記は鳥渡ばかり稀の出来事であって、
明治の協会規則などに「病気」の文字は
あっても、「負傷」等の文言は一切ない。
明治の力士は概してスリムな体をして、
怪我は少なかったと思える。
宇良が、両膝を痛めた要因は、あまりにも
急激に“増量”したからじゃぁないのか。