玄人以上の素人…?

　相撲を全然取ったことがない＝“実技”
体験ゼロの彦山光三は、昭和二十九年…
相撲の“技”を次の如く分類した。

一、頚・肩 中心の技
　A 額・顎・頚・肩で攻める技１８
　B 額・顎・頚・肩を攻める技　７

二、腕・手 中心の技
　A 腕・手(手首・掌)で攻める技３９
　B 腕・手(手首・掌)を攻める技　６

三、胸・腹 中心の技
　A 胸・腹で攻める技　１８　
　B 胸・腹を攻める技　　?

四、腰・膝 中心の技
　A 腰・膝で攻める技　３８
　B 腰・膝を攻める技　１０

五、脚・足 中心の技
　A 脚・足(足首・足の平)で攻める技２１
　B 脚・足(足首・足の平)を攻める技１９

　えっ?　合計175にならないだって…。その
訳は黄泉の彦山翁に訊いてくれ。

　 　

逆境を撥ね退けて…６勝

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　去る名古屋場所、某序ノ口下位力士の
星━。

初　日　〇
二日目　や
三日目　や
四日目　〇
五日目　や
六日目　●
七日目　や
八日目　や
九日目　や
十日目　〇
十一日目や
十二日目〇
十三日目〇
十四日目〇
千穐楽　や

　ちゃんと規定どおり７番の相撲を取るため
土俵へ…。
　でも、七～九日目の「３連休」はなんでか。
通常の休場に非ず、全出場力士が“奇数”なの
で、「余剰」の恰好になったのだろう。
　そして、十二日目から「３連戦」を見事白星
で飾り、好調だったことを示した。
　本当は終盤３日間で１番取れば充分だったのに。