はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

諏訪大社 御柱祭 下社里曳きを見てきました(その3)

2016-05-17 17:50:10 | 知らない街をぶらり
もう一度、里曳きの出発地に戻ってみると、次の御柱が坂を落ちるところでした。約45分おきに次々と御柱が落ちていきます。なにしろ春宮と秋宮の四隅に御柱を建てるのですから合計8本の御柱が出発します。

 






ところで、なぜ御柱を建てるのかは諸説ありますが、はっきりとわかっていないようです。しかし、起源は縄文時代にはじまる日本海沿岸における巨大な木柱を立てる文化とつながっているらしいです。

 (力強く)

 (優しく)

 (のんびりと進みます)

 (やっと春宮に)

注連掛から春宮まで1.25キロを3時間あまりかけてやって来た御柱は、もう一度、「春宮木落し」を落とされたあと、「春宮一の柱」だけは、その日のうちに「建御柱」(たておんばしら)が行われ御柱は神となります。
その様子も見たかったのですが、入場制限があるのと、はじまりが15時半からなので諦めました。

里曳きでは、御柱の曳行の他に、国道を通行止めにして、騎馬行列・長持行列・花笠踊りなど華やかな催物も行われていました。

 (花笠音頭?)

 (長持ちです)

御柱祭の里曳きは、ぜひ行って見たかった祭りの一つです。思っていた通り、みんなが祭りを楽しんでいました。こういう祭りは、見ている方も楽しくなります。また、行きたいところですが、7年後はどうしているのでしょうか?

※下諏訪に行く楽しみの一つに富士山があります。駅からも、春宮からも見えるはずでした。しかし、雲が多いうえに遠くは霞んでいるという状況で、残念ながら見ることができませんでした。
祭りをみたあと、ブログでも紹介されていた「高ボッチ高原」に行ってみました。展望は期待せずに、道を覚えるために下見に行きました。昼間でよかったです、夜なら迷っていたことでしょう。次に行くときには、富士山と諏訪湖がバッチリ見えることを願います。

 (オーイ富士山)