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万年青(おもと)という赤い実

2018年01月03日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、オモト属の万年青(おもと)という赤い実である。これは、花と言わず赤い球である。これは、観葉植物で耐寒性があり、この季節の花である。原産地は、日本とも中国ともいわれる。江戸時代にたくさん栽培され、現在は約1000品種以上があるらしい。引越しの際、新居の玄関にこのオモトを飾ると縁起がいい、と言われ、正月飾りにもなる。葉は革質で光沢あり、冬でも枯れずにいつも青々としている。5~6月頃、白い小花が咲き、冬に橙色の実がなる。この実がとてもきれい。根は薬用になる。
「おもと」のネーミングは、「大本(おおもと)」からきている。根茎が太く大きいことから。
「万年青」の漢字は漢名から。「まんねんせい」とも呼ぶ。



  今日の誕生日の花:オトメコザクラ  花言葉:少年時代の希望、初恋

  今日の一首:咲きそろう乙女小桜ひき寄せる少年の目のふいにするどき  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)