MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

薄(すすき)の穂

2017年10月17日 | Weblog
これは、稲(いね)科、ススキ属の薄(すすき)の穂である。これは、秋の月見のおそなえとして欠かせないもの。中秋の名月にも、収穫物と一緒に供えられたものである。これは、収穫物を悪霊から守り、翌年の豊作を祈願する意味があるのであった。この薄は、屋根材のほかにも、炭俵用、家畜の飼料用などとしてもよく利用されたものである。ススキの「スス」は、葉がまっすぐにすくすく立つことを表わし、「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」だと言われている。これが、薄のネーミングの所以である。
この薄(すすき)は、「芒」とも書く。薄(すすき)の別名は、「尾花(おばな)」「茅(かや)」
9月7日の誕生花 花言葉は「心が通じる」




  今日の誕生日の花:ホトトギス    花言葉:永遠に,あなたのもの
  
  今日の一首:尋ねても言うてもならぬ事がある花ホトトギス風にうなずく   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)
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