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葉牡丹(はぼたん)

2009年12月12日 | Weblog
いつ頃からか知らないが、お正月近くなると何処も彼処も葉牡丹が飾られている。もっとも、このキャベツの仲間は寒いときでも絶対凍ったりしない強い植物だ。そう言う意味では、季節的に言ってもお正月向きの植物かも知れない。


葉牡丹 ・油菜(あぶらな)科。
・学名 Brassica oleracea var. acephala
Brassica : アブラナ属
oleracea : 菜園の、畑に栽培のacephala : 頭状花のない
Brassica(ブラシカ)は、古いラテン名で「キャベツ」を意味する。

・開花時期は、 4/ 1頃~ 5/10頃。
・ヨーロッパ原産。17世紀に渡来。
・キャベツやブロッコリーの仲間。
葉はキャベツにそっくり。
「花キャベツ」という別名もある。
2月頃から中央部がだんだん盛り上がってきて、4月頃からその先端に花をつける。
「駿河の初日(するがのはつび)」などの園芸品種も多い。

・重なり合った葉が牡丹の花のように美しいことから「葉牡丹」。
・江戸時代の貝原益軒も本で紹介しているらしい。
当初は「牡丹菜(ぼたんな)」の名前だった。
その頃から、日本の正月飾りとして親しまれている。(紅白の色合いがおめでたいとされる)
・冬のあいだじゅう鑑賞用として花壇に植えられている。
・12月30日の誕生花(葉牡丹の葉)
・花言葉は「物事に動じない」(葉牡丹の葉)

          (季節の花300から引用)