28日の日経平均は米株高にも拘わらず配当落ち分(266円)を大きく上回る594円安で終わり
ました。比較的配当利回りの高い商社や海運や自動車セクターが下げたのに加え午前中はプラ
ス圏で推移していた不動産セクターが午後には上げ幅を縮めたことで引けにかけて指数の下げ
幅が広がりました。
米株式市場ではここ数日年初から大きく上昇した銘柄の上値が重くなる一方、これまで余り買
われていなかった銘柄の上げが目立つようです。半導体セクターでも生成AI需要期待で上げて
きたエヌビディアの上値が重くなる一方、年初からの騰落率がマイナスだったインテルやテス
ラ、アップルが反発しました。出遅れ株物色が鮮明でした。
もっともこれらの銘柄は年初からの株高に乗り切れない理由があった訳です。自律反発の域を
出ない可能性もありますからこれで本格的な上昇局面になったと判断するのはまだ早いようで
す。米国市場でも日本市場と同様に出遅れ銘柄が買われる地合いのようです。
4月相場でもこの流れが続くのか、それとも生成AI相場第2幕が始まるのかまだ判断するには時
間が必要なようです。もっとも年初からの上昇の割にはこのセクターの下落率は低く一段の上
値追いが期待できるようにも思えます。
このところの市場では国内の脱デフレの流れを受け不動産銘柄などの内需銘柄が大きく上昇し
ました。28日は不動産や小売りの一角には配当落ちを埋めてさらに上昇して高値を更新する銘
柄が目立ちました。もっとも最近の急騰でこのグループにも短期的な過熱感が高まっているよ
うにも見えます。
来週から始まる4月相場で4万1000円を越えて上昇するのか、その時にリード役になるのはどの
グループなのか。来期の業績がカギを握るのかもしれません。
ました。比較的配当利回りの高い商社や海運や自動車セクターが下げたのに加え午前中はプラ
ス圏で推移していた不動産セクターが午後には上げ幅を縮めたことで引けにかけて指数の下げ
幅が広がりました。
米株式市場ではここ数日年初から大きく上昇した銘柄の上値が重くなる一方、これまで余り買
われていなかった銘柄の上げが目立つようです。半導体セクターでも生成AI需要期待で上げて
きたエヌビディアの上値が重くなる一方、年初からの騰落率がマイナスだったインテルやテス
ラ、アップルが反発しました。出遅れ株物色が鮮明でした。
もっともこれらの銘柄は年初からの株高に乗り切れない理由があった訳です。自律反発の域を
出ない可能性もありますからこれで本格的な上昇局面になったと判断するのはまだ早いようで
す。米国市場でも日本市場と同様に出遅れ銘柄が買われる地合いのようです。
4月相場でもこの流れが続くのか、それとも生成AI相場第2幕が始まるのかまだ判断するには時
間が必要なようです。もっとも年初からの上昇の割にはこのセクターの下落率は低く一段の上
値追いが期待できるようにも思えます。
このところの市場では国内の脱デフレの流れを受け不動産銘柄などの内需銘柄が大きく上昇し
ました。28日は不動産や小売りの一角には配当落ちを埋めてさらに上昇して高値を更新する銘
柄が目立ちました。もっとも最近の急騰でこのグループにも短期的な過熱感が高まっているよ
うにも見えます。
来週から始まる4月相場で4万1000円を越えて上昇するのか、その時にリード役になるのはどの
グループなのか。来期の業績がカギを握るのかもしれません。