Good News Ministry

聖書的観点から見た世界の社会的、政治的、文化的、地域的現実を捉え、祈り備える。

トランプと詩編133編

2017年01月21日 | 世界情勢
2017年1月20日、第45代アメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプ氏が就任した。以下、彼の就任演説の中で、聖書が引用された部分の抜粋である。

We will reinforce old alliances and form new ones – and unite the civilised world against Radical Islamic Terrorism, which we will eradicate completely from the face of the Earth.
我々は古い同盟を補強し、新しいものにつくりかえる。そして国際社会を過激なイスラムのテロリズムに対して団結させる。我々は地球の表面からテロを一掃する。

At the bedrock of our politics will be a total allegiance to the United States of America, and through our loyalty to our country, we will rediscover our loyalty to each other.
我々の政治の基盤はアメリカへの完全な忠誠心だ。この忠誠を通して、我々はお互いへの忠誠を再発見するのだ。

When you open your heart to patriotism, there is no room for prejudice.
愛国主義に心を開けば、そこに偏見の余地はない。

The Bible tells us, 「how good and pleasant it is when God’s people live together in unity.」
聖書はこう語っている。「いかに素晴らしいことか、喜ばしいことか、神の民が団結し、共にあるということは」と。

We must speak our minds openly, debate our disagreements honestly, but always pursue solidarity.
我々は心を開き、語り合い、違いを正直に議論し、常に団結を求めなければいけない。

When America is united, America is totally unstoppable.
アメリカが一体である時、誰もアメリカを止めることはできない。


「how good and pleasant it is when God’s people live together in unity・見よ、兄弟が共に座っている。何と言う恵み、何と言う喜び(新共同訳)」この詩は、詩編133編1節。ダビデがイスラエル解放を謳った詩である。(短いので直ぐに読める)

つまり、トランプの親イスラエルという立場は明確であり、彼は、アメリカとイスラエルに対する敵対勢力(メディアを含め)には、今後断固とした態度を取るだろう。アメリカ大使館エルサレム移設計画は、その宣戦布告のようなものである。

それらを、ダニエル70週の預言と結び付けるのは、未だ性急だと思うが、いずれにせよ、刻一刻と終末に向かってタイムテーブルが動いていことは確かである。


いちじくの木から教えを学びなさい。枝が柔らかくなり、葉が伸びると、夏の近づいたことが分かる。それと同じように、あなたがたは、これらすべてのことを見たなら、人の子が戸口に近づいていると悟りなさい。(マタイ24:32-33)



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