アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

11月10日)に TA研究部会 のお招きをを受けて行った

輝いて生きるための勇気づけのアドラー心理学~アドラー心理学を日常生活に生かす知恵

のタイトルの研修のアンケートを同部会の吉田 謙様からメールでいただきました。

吉田さんの許諾を得てそのままコピペします。

2018年度 第5回TA研究部会(2018.11.10)アンケートまとめ
岩井 俊憲 先生 「輝いて生きるための勇気づけのアドラー心理学
~アドラー心理学を日常に生かす知恵~」

参加者数: 33名 アンケート回答数:24名
良かった                  良くなかった
  5     4     3     2    1 
   23名    1名                  

何と、アンケートにお答えの24人中23人が「良かった」の”5”の評価でした。

TA研究部会 のメンバーには、たくさんの研修講師の方がいらっしゃいます。
その道のプロです。

そのような人たちが私の研修を勇気づけてくれたのです。

ありがたいことです。

なお、【5ポイント】に評価してくださった方々の記述は、次のとおりです。

・とても楽しく、勇気づけるとはどういうことか、分かり易く学べました。アドラーはトラウマを認めていることや課題分離は語っていないこと、哲学的要素を持った心理学であることなど、アドラーの真実を学べました。人間の行動や感情に目的がある、というのも興味深かったです。
・「共感とは相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じること」というアドラーの言葉がとても印象的でした。実践することは難しいですが、対人関係において自分の考え方が狭くなった時や、悩んだ時に思い返したいと思いました。
・アドラー心理学の全体像とエッセンスをこれ程バランスよく楽しく胸にしみる形で聞けたのはありがたかったです。
・アドラー心理学の基本的な考え方から相互尊敬・相互信頼の重要性や勇気づけとTAのストロークとの関係性まで学ぶことができました。
・アドラーを学ぶ初めての体験でした。楽しい岩井先生のお話に、笑いの中にも“目からウロコ”の原因論→目標・目的論、カウンセリングを学びたいです。
・アドラー心理学の全体像がつかめた。演習がとても楽しかった、無理なくできた。ほめる/勇気づける の違いがわかり、今から活用できそうと勇気づけになったからです。
・話し合いやワークがたくさんありましたが、安心して取組めて楽しかったです。アドラー心理学はまだほとんど理解できていなかったので、これから勉強していきたいと思います。
・言葉だけしか理解していなかったアドラー心理学について、詳しく学習することができた。RP(ロールプレイ)が多く、実体験を通じて理解が深まった。
・アドラー心理学のエッセンスを丁寧にわかりやすく説明いただけたので、先生のお人柄もあり、あっという間の1日でした。
・その都度話し合いがあるのでとても深く学ぶことができました。感謝!感謝!の1日でした。
・アドラー心理学の全体像を詳しく解説して頂き、改めて「アドラー心理学」の素晴らしさを実感できました。「共同体感覚」と「勇気づけ」を3人の事例とパフォーマンスを交えて、楽しく学ぶことができました。ありがとうございました。
・リレーションに基づいた共同体感覚とは、ということを実際の体験を通して学ぶことができました。
・今まで気づかなかったアドラー心理学のポイントをわかりやすく理解でき良かった。
・アドラー心理学の理解のねじれが払拭されたと思います。
・プラスのストロークを沢山いただきうれしかったです。
・笑いをうまく入れて解説され、非常にわかりやすく、理解できた。
・アドラー心理学に関してのモヤモヤした気持ち(トラウマは存在しない、など)が晴れて、スッキリしました。
・ワークをふんだんに取り入れていただき楽しく学ぶことができました。すいみん不足で参加しましたが、全く眠くなることがありませんでした。
・改めてアドラー心理学の奥深さに触れることができました。
・新しい気づきが多かった! 活用できそうです。

【その他意見・要望等】
・岩井先生の来年のお越しを希望致します。楽しくてアッという間に過ごせました。
・最後のワークでグループのお2人からとても素敵な勇気づけをもらい感謝しています。
・短い時間の中で自分のヨイところを見つけてくださりありがとうございました。


藤原 勝さん の撮影写真を拝借)

実は、以下に語ることは、私なりの研修満足度を高めるための5つのノウハウです。

1.受講者側のニーズを探ること
2.講義・討議・演習を交えること
3.強調ポイントを打ち出すこと
4.ユーモアを交えること
5.あえて伝えないところを残すこと

1.の「受講者側のニーズを探ること」は、2014年7月に同じく研修を担当し、懇親会でもご一緒していることと、事前の打ち合わせをしっかりと行っていたので、研修講師が多いことと、ありきたりにアドラー心理学を伝えるのでは、ご満足をいただかないことを知っていました。
さらに、受講者のうちの2割以上の方が4年前に受講されたことがわかっていたので、あえて以前とはやや違った話をしました。

2.の「講義・討議・演習を交えること」ことについては、ヒューマン・ギルドで強く打ち出しているポイントがあります。
それは「3つの学び」です。
(1)講師からの学び、(2)仲間からの学び、(3)自分自身からの学び、の3つです。
それを促進するには「講義・討議・演習を交えること」に尽きます。

3.の「強調ポイントを打ち出すこと」は、総花的に伝えるのではなく、「・・・・・は、こういうことだったのか!」という部分を作ることです。常識と思っていたことが違っていたと気づいていただくことです。
今回の場合は、『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)でアドラー心理学をすべてわかったつもりにならないでください、ということでした。

4.の「ユーモアを交えること」は、やはり場数をこなすしかないかもしれませんが、私は、特に質疑応答のところで意表をつく対応をします。思いがけない反応が返ってくることで人は笑うのです。

5.「あえて伝えないところを残すこと」は、ベテランになってこそできる技です。
駆け出しの講師は、「あれも伝えたい、これも伝えたい」ということで伝えたいことでいっぱいになります。それに対してベテランは、あえて伝えない箇所を設けます。
私は、TA研究部会 の研修では「勇気づけの技法」の部分を切り捨てました。受講生の方々は、ストロークをしっかりと学んでいる人たちだからです。

ヒューマン・ギルドでは、来年の研修依頼のみならず再来年の研修のお話もどしどしいただいております。

ほんとに本当にうれしいことです。

◆11月10日(土)の行った研修の模様は、11月11日付ブログ TA研究部会で『輝いて生きるための勇気づけのアドラー心理学』 をご参照ください。

◆ヒューマン・ギルドは、法人向けにも積極的に研修を行っています。
ご関心のある方は こちら をご覧ください。

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