アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月30日)は、15:00にカウンセリングを終えて、上野に向かいました。

東京国立博物館の平成館で6月2日まで開かれている 特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」 に一人で行ってきました。

 

最大の目的は、帝釈天騎像にお目にかかることでした。


(購入した図鑑より)

カミさんがNHK Eテレ 日曜美術館で放送されていたビデオを撮ってくれていて、それを前日に観ていたのと、京都の東寺を今までに5度ほど訪れているので、このイベントには何としても行きたいと思っていました。


(2017年6月24日訪問時の五重塔)

滞在時間は1時間にも満たないほどでしたが、満足度は一杯でした。

曼荼羅図の解説動画を観ましたし、空海の築き上げた『立体曼荼羅』を構成する仏像の数々を後ろからも拝観することができたのです。

予想外だったは、帝釈天騎像の写真撮影が許されていたことです。

人だかりの中を私も撮ってきました。

帝釈天様は、イケメンの仏像です。

6月2日(日)が特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」の最終日です。


ところで私は、上野公園内を日傘を差しながら歩いていました。

1,000人以上の人たちの姿を見ましたが、日傘をさしているのは女性だけ。
男性では私一人でした。
こりゃますます日傘男子をアピールしなければなりません。

男子の読者のあなた、一度お試しあれ。


ついでに、上野公園ではさつき展をやっていましたので、その写真の一部をお裾分けです。

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私は、前回の終わりの部分を次のように書きました。

安倍首相はなぜトランプ大統領とこんなに親密になれたのでしょうか?

そのことについて私は、アドラー心理学の立場から(1)安倍晋三首相という人の生育環境ー主に誕生順位ーと(2)政治家になってからのキャリアを切り口に分析を試みたいと思います。

1954年9月21日 生まれの安倍総理は、現在64歳。

毎日新聞の記者を経て政治家になった安倍晋太郎氏(外務大臣や自民党の幹事長などを歴任)と、岸信介氏の娘の洋子さんの次男として東京都で生まれました。

父方の祖父は衆議院議員の安倍寛氏、母方の祖父は首相になった岸信介氏で、大叔父にはこれまた元首相・佐藤栄作氏がいます。

いわゆる政治家一家の生育環境にあったことになります。

兄の安倍寛信(あべ・ひろのぶ)さんは、1952年5月30日生まれで、今日で67歳、安倍総理より2歳4カ月年上になります。

寛信さんは、安倍総理と同じく成蹊大学を卒業し、三菱商事に入社、政治家にならずに商社マンとして活躍し、今は三菱商事の関連会社の社長を務めているようです。

そうなると、政治家一家の安倍家は、家族価値として次の政治家候補を探し、次男の安倍晋三さんに白羽の矢が当たっていたと推測されます。

弟は岸信夫さん、1959年4月1日生まれで、今年の4月で60歳になったので、安倍総理より5歳年下になります。

ただし、弟の信夫さんは生後間もなく岸信和・仲子夫婦に養子として迎えられたため、安倍総理とは名字が違うし、その上、安倍総理と兄弟であることも知らずに育ち、慶應義塾大学進学時に戸籍を見て、自身が養子であることを知ったそうです。

ということは、実質的に安倍総理は安倍家の中で「末子」として扱われていたことになります。

ただし、兄の寛信さんと競合意識があったとしたら、「第二子」としての性格傾向もあります。

そこで、第二子と末子の性格傾向を調べてみることにしましょう。

ここからがアドラーの出番です。

『生きるために大切なこと』(A.アドラー著、桜田直美訳、方丈社)によれば、第二子と末子の性格傾向として次のようなことが書かれています(一部割愛部分あり)。

生きるために大切なこと
Alfred Adler,桜田 直美
方丈社

第二子

・彼らは「中心人物」ではなく、上の子どもを「ペースメーカー」にして前に進んでいく。
・つねに上の子どもに追いつこうとしている。
・権威を認めないが、権力の座を狙ってもいる。
・負けず嫌いで、競争ではつねに勝ちを目指す。
・革命家のような性格だが、政治家ではなく、社会生活や対人関係で革命を起こそうとしている。

末子

・絶対に地位を失うことがないという意味で、有利な立場にある。
・エネルギーがあり、負けず嫌いなところは、2番目の子どもに似ている。
・同じ分野で争わないほうが楽だと受け止め、自分だけ違う道に進もうとする。

安倍総理の国会答弁や記者会見などを聞いていると、かなり負けず嫌いなところがあって、そのことで物議を醸すこと ― モリカケ問題や民主党政権時代を「悪夢」と言って引かないところなど― があります。

ただ、第二子や末子には、第一子や単独子にない、状況を観察しながら上の立場の人に合わせることができる「フォロワーシップ」の素養があります。
対人関係は得意です。

そのところが、安倍首相がトランプ大統領とこんなに親密になれているヒントの1つになっています。

なお、どのように「フォロワーシップ」の素養を磨いたかについては、次回に書きます。

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昨日(5月28日)、アメリカのトランプ大統領が3泊4日(滞在時間68時間)の令和初の国賓としての日本滞在を終えて、帰国の途に就きました。

安倍首相とのゴルフ、大相撲観戦、炉端焼き、天皇・皇后両陛下との会見、北朝鮮による拉致被害者の家族との面談、宮中晩さん会、護衛艦「かが」乗艦……など大統領と安倍首相との親密さによる日米の絆を示したというのが一部の新聞の論調です。

26日に大相撲を観戦後の六本木の炉端焼き店では、安倍首相夫妻に「日本の文化は素晴らしい」「日本が一番好きだ」と上機嫌に語っていたと5月28日の読売新聞朝刊では報じられていました。

安倍首相のおもてなしが「やり過ぎ」だという批判もあります。

立憲民主党の辻元清美国対委員長は、記者団に「トランプ氏は観光旅行で日本に来るのか。安倍晋三首相はツアーガイドか」と、ゴルフや大相撲観戦が盛り込まれた日程を皮肉った、とされています。

海外の新聞報道では、国民が歓待モード一色で、抗議デモが見られなかったのが異様に映ったようです。

5月27日の読売新聞朝刊の紙面には、トランプ大統領との会談回数が多い首脳として、8回のネタニヤフ首相(イスラエル)、7回のマクロン大統領(フランス)を上回って安倍首相の11回が際立っていたことが載っていました。

イランへの対応について安倍首相は、トランプ大統領から仲介役を託されてもいます。

そもそも安倍首相はなぜトランプ大統領とこんなに親密になれたのでしょうか?

そのことについて私は、アドラー心理学の立場から(1)安倍晋三首相という人の生育環境ー主に誕生順位ーと(2)政治家になってからのキャリアを切り口に分析を試みたいと思います。

具体的な展開は次回からです。

お楽しみに願います。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

うっかりして原稿段階で記事として昨晩にアップしてしまいました。

フライング記事です。

後半の部分もフライング気味のところがあります。

昨日(5月27日)オフィスに『プレジデント』(2019.6.17号)が届きました。

この120ページの「新刊案内」に私の『「勇気づけ」でやる気を引き出す! アドラー流リーダーの伝え方』 (秀和システム、1,500円+税)が紹介されていました。

 

「勇気づけ」でやる気を引き出す!
アドラー流リーダーの伝え方
岩井 俊憲
秀和システム

6月14日(金)発売の『プレジデント』で何かが起きるかしれません。

お楽しみに。


さて、水面下で動いていたイベントの概要が固まりました。

日本医療企画 主催の

『看護師のための』シリーズ発刊2周年記念イベント~
現場に活かすアドラー心理学、アンガーマネジメント、ドラッカー経営学の知恵

私と 長谷 静香さん が提案していた夢の企画が実現するものです。

日本医療企画 の了解を得ての日程と内容をお伝えするフライングのお知らせです。





都内のセミナーホールで9月28日(土)の13:00~17:00頃に行います(料金は数千円です)。

長谷静香氏講演「看護現場に活かすアドラー心理学」
光前麻由美氏講演「看護現場に活かすアンガーマネジメント」
牛越博文氏講演「看護現場に活かすドラッカー経営学」

の3人の著者の講演に続いてシンポジウムが展開され、フロアからの質問も取り上げながら展開します。

内容は、看護師限定でなく一般の人たちも十分楽しめます。

著者のサイン会もあります。

希望者は、懇親会にも参加できます。

4人の著者が勢ぞろいするという豪華なイベントです。

詳しくは、6月上旬に公表されるはずですが、あらかじめ9月28日(土)の午後の予定として手帳にご記入願います。

ややフライング気味のお知らせでした。

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昨日(5月26日)は、 アドラー心理学ベーシック・コース の4日目(最終日)を行い、20名が修了しました。


(私が撮った写真)


(私が入った写真)

前日の懇親会での安部二千翔さん(石巻の 安部 崇さん の甥御さん)のお話しに感動した私は、短時間で居胴体感覚の講義を終えてしまったことをカバーするために、安部二千翔さんが昨晩懇親会でスピーチされたことをもう一度お話しいただき、さらに 安部 崇さんが2011年5月度のニュースレター に「あの日から1ヶ月が経過して…」 として書かれた東日本大震災での被災体験の文章のコピーを皆さんにお渡ししました。

安部二千翔さんのお母様(安部 崇さんの妹さん)は、二千翔さんが18歳の高校3年生の時にこの世を去られましたが、二千翔さんが「母が今でもこの隣にいて私を支えてくれていると思っている」と語ったとき、受講生と私は、思わず涙ぐんでしまいました。


(安部二千翔さん)

私は、前日の不足分を補うためにペルグリーノ博士の「私が日本人から学んだ10のこと」(2012年7月30日 付けブログ「私が日本人から学んだ10のこと(ジョセフ・ペルグリーノ博士)」 参照)を配布し、さらにペルグリーノ博士の「共同体感覚の概念」を皆さんに朗読していただきました。

続いて当日のテーマである(1)教育に生かすアドラー心理学 と (2)勇気づけの理論 を討議・演習を交えながら展開しました。

私の印象では、内容がかなり受講者に沁み込んだ感がありました。

反応が実にいいのです。

2人一組での修了証の授与(勇気づけのメッセージ付き)の後は、一人ひとりの感想をお聞きしました。

 

私の印象としては、「精神的な健康のバロメーター」である共同体感覚が自分自身にとってどういうものか、人間関係においてどう発揮されるか、について今まで以上に学んでいただけたアドラー心理学ベーシック・コース だったように思われます。

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昨日(5月25日)の午後は、 アドラー心理学ベーシック・コース の3日目を行っていました。

参加者は19名、うち男性10名、女性9名と、男性の数が女性を僅差ながら上回った珍しい構成でした(ふつうは7:3で女性が多い)。

それだけではありません。

職業的にも多種多様。

私の講義に対する反応が抜群によく、質問も的を射ていて、講師を乗せてくれる人たちでした。

講座の柱は、いつもの3日目のように次のとおりでした。

(1)よい人間関係
(2)演習:あなたを勇気づけた人たち
(3)共同体感覚

特に、「よい人間関係」のところで行った「協力ゲーム」のところでは、4つのグループのうち3つが4分以内に図形を完成、特定のグループの観察に入りました。

協力のためには、目標を意識し、信頼、共感をもとに進めることが大切であることを身をもって体験してもらえました。

「演習:あなたを勇気づけた人たち」のところでも、それぞれに方が、今までにいかに勇気づけをされていたかを実感していただきました。

「共同体感覚」のところでは、エッセンス部分をしっかりとお伝えし、今日の午前中にあるケースをもとに内容を一層深めたいと思っています。

19:00からは香港酒家に14名が場所を移し懇親会。

都合で40分だけで帰らなければならない大学生に話をしてもらったら、なんと石巻の 安部 崇さん の甥御さん。

大学の授業よりはるかに面白いを初めに、その後は感動的な話をしてくれました。

私は、安部さんに電話してご紹介のお礼を伝えました。

このことをきっかけに私は、2011年3月11日の東日本大震災をもとに、共同体感覚のことを改めてお伝えしたくなったのです。

懇親会に話を戻すと、日本酒を持ち込んだので、かなりにぎやかな場になりました。

21:15に中締めを行い、私は辞去したのですが、10名を超える人たちが残ったようです。

講座、懇親会を含めてこの受講者たちとコラボで展開できた1日だったような印象が残りました。

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昨日(5月24日)の朝の番組で「男性も日傘を!」という報道がありました。

5月のこの時期に連続して30度を超える日が続くのです。

カミさんの強い勧めもあって、私は日傘を差しながら出勤しました。 


(昨年の7月24日撮影)

昨日の讀賣新聞の「編集手帳」でも日傘男子を奨励し、その中に 

沖縄の男性諸君へ 日傘愛好会へのご参加を呼びかけます 沖縄日傘愛好会の「男性の日傘」実行11か条

のことが書いてありました。

調べてみると、次のようでした。

その1 500メートルをまず2回、日傘を差して歩いてみましょう
その1 20分で行ける距離は、日傘を差して歩いてみましょう
その1 熱中症予防のために、日傘を差して紫外線をカットしましょう
その1 肥満防止のために、日傘を差して歩きましょう
その1 夏休みも、歩行者天国も、日傘を差して歩きましょう
その1 夫婦一緒に日傘を差して散策し、夫婦の絆を強めましょう
その1 元気な高齢者の多い沖縄、高齢者の皆さんも日傘を差して歩きましょう
その1 男性の日傘姿もトレンディー、沖縄生まれのジェントルマンになりましょう
その1 車中心の意識を変え、地球温暖化防止に貢献しましょう
その1 一度日傘をさせば、その良さがよくわかる、即実行しましょう
その1 亜熱帯の新しい文化として育ちつつある事を確認し、日傘利用をさらに広めよう!

この11か条は、沖縄だけに当てはまるものではなさそうです。

今年の夏から「日傘男子」を日本全土に広めましょう!


ヒューマン・ギルドでは、10:00~17:00に平日開催の アドラー心理学ベーシック・コース の最終回。

(1)教育に生かすアドラー心理学 と (2)勇気づけの理論 を討議・演習を交えながら展開しました。

「勇気づけ」のところでは、ロールプレイをどしどし採り入れました。

最後は、勇気づけのメッセージを添えて修了証の授与、そして受講者一人ひとりから感想発表。



一部の方を除いた集合写真を撮ってからすぐ、私は会場を後にしました。

夜は、カミさんと一緒に 読売日本交響楽団 の演奏を聴きにサントリーホールに出かけたのです。

指揮は、この4月から第10代常任指揮者に就任したばかりのセバスティアン・ヴァイグレ。

曲目は次のとおり。  

ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
シューマン:チェロ協奏曲 イ短調 作品129 (チェロ=ユリア・ハーゲン)
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」

NHKが演奏の収録をしていたり、専門家と見られる人たちが多数押しかけたりしていたようです。 

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今朝は、少々トーンを変えてみましょう。

Yahooニュース(5/23(木) 17:14配信) 平成最後のサラリーマン川柳、1位は「五時過ぎた カモンベイビー USAばらし」 など、第一生命サラリーマン川柳 ベスト10  が報じられていました。

第一生命保険は5月23日、毎年恒例の「サラリーマン川柳コンクール」で多くの票を獲得した10作品を発表した。
1位は「五時過ぎた カモンベイビー USA(うさ)ばらし」(3446票)。
DA PUMPのヒット曲「U.S.A.」の歌詞をもじった表現で、人気を集めた。

2位は「いい数字 出るまで測る 血圧計」(3235票)
3位は女性支持率の高い「メルカリで 妻が売るのは 俺の物」(3032票)
4位は「ノー残業 趣味なし金なし 居場所なし」(2956票)
5位は「『やせなさい』 腹にしみいる 医者の声」(2468票)

私は、毎年この時期を楽しみにしています。

川柳は、時代を映し出す鏡のようなものだからです。

研修のアイスブレークに使うこともできます。

手順は、次のとおりです。

1.各個人に上位10位~20位のうちで心を引かれるものを3つピックアップする。

2.4~6人のグループの中で各個人が選んだ3つのものを理由を添えて発表してもらう。

3.グループ内でベストスリーを選ぶ。

4.各グループの代表者から選んだ3つとその選考理由を全体の中で発表。

これをやると、会場は最初の段階から笑いが出て、緊張感がどっとほぐれます。


また、サラリーマン川柳でなくても、川柳を3人以上の人数で連句として作るワークを行うと、各人の共感力が試され、協力につながる共同体感覚の演習になります。

この手順については、2009年6月23日付のブログ「川柳の連句を使った演習」がとても参考になります。

家族でやっても楽しいですよ。

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14回目との間にかなり間が空きましたが、「幸福につながるアドラー心理学の知恵」のカテゴリーの「日本人としてあなたは幸福ですか?」シリーズの15回目です。

以前に私は、シリーズの中でこんなことを書いていました。

ヒューマン・ギルドは、アドラー心理学を中核に据えながら、個人の心理的な面の幸福をもたらす勇気づけのお手伝いもしていますが、今後は、そのことに加え、組織の活気を回復するために、イノベーションを仕掛け、研修などの機会を通じて大いに貢献できると確信できるようになりました。

そのような貢献をすることによって、もう一度日本に元気を取り戻すのです。

「個人に勇気を! 組織に活気を! そして、日本を元気に!」

私は、研修講師、カウンセラー、コンサルタントとして「個人の勇気」だけでなく「組織の活気」にも大きな関心を抱いていました。

そんな最中、組織を活性化するのにうってつけの本を読んだのです。

『ワーク・エンゲイジメント』(島津明人、労働調査会、1,500円+税)

ワーク・エンゲイジメント
ポジティブメンタルヘルスで活力ある毎日を
島津 明人
労働調査会

きっかけは、3月17日に早稲田大学小野記念講堂で13:00~17:00に 公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター  主催で行われた「ストレス科学シンポジウム『うつにならない第9弾』」 でした。

その中の講演2:「健康でいきいきと働くために」でこの本の著者の島津明人先生(北里大学一般教育部人間科学教育センター教授)の講演をお聴きしたのです。

◆翌日の3月18日付けのブログでは うつにならない シンポジウムと義兄の古稀の宴 として一部こんなことを書いています。

島津明人先生の「健康でいきいきと働くために」は、「ワーク・エンゲイジメント」が中心で、組織の活性化に関心のある私には、得ることがたくさんありました。

ちなみに、働く人のこころの健康につながる新しい考え方の「ワーク・エンゲイジメント」には、次の3つが基本にあるようです。

(1)仕事に誇り(やりがい)を感じ
(2)熱心に取り組み
(3)仕事から活力を得て活き活きしている状態

私にとっては、メンタルヘルスの対応でなく予防について個人のみならず組織でどう取り組んだらいいかの視点が得られ、アドラー心理学をもとにする新たな展開として活かせそうでした。

「ワーク・エンゲイジメント」は、「バーンアウト」( 燃え尽き症候群)の研究と実践に長年携わってきたユトレヒト大学(オランダ)のシャウフェリ教授が注目し、研究するようになった概念です。

日本では、シャウフェリに師事した島津先生が第一人者です。

『ワーク・エンゲイジメント』の詳しい内容は次回に書きますが、私の組織と個人のあり方の一端を知るためには、株式会社スプリングフィールド の定期刊行物の「ありがとう!TVガイド」の巻頭を飾る記事として私が15分の取材を受けた動画が参考になるはずです。
たった15分です。
お時間を割いてくださいね。

「ありがとう!TVガイド」巻頭特集インタビュー ~有限会社ヒューマン・ギルド 代表取締役 岩井俊憲先生~

◆「日本人としてあなたは幸福ですか?」シリーズの今までの14回は、次のとおりです。

3月23日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(1)
3月24日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(2):経済も凋落傾向に
3 月26日付けブログ  日本人としてあなたは幸福ですか?(3):私たちの生活 
3月28日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(4):勇気をくじかれた若者
3月29日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(5):憧れに疎遠な若者たち 
3月30日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(6):ひきこもり100万人時代
4月3日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(7):幸福の3つの条件
4月11日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(8):啓蒙すべきはトラストとリスペクト
4月12日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(9):野球指導におけるリスペクトとトラスト
4月16日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(10 ):「承認欲求の呪縛」で強まる不幸感
4月20日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(11):不幸を招く人と組織
5月3日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(12):競争優位のビジネスマン的な生き方
5月9日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(13):幸福を科学した本の幸福論
5月10日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(14):続・幸福を科学した本の幸福論

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昨日(5月21日)は会社に行かず新宿で2つのセミナーを受講していました。

10:00~12:30は、株式会社 FCEトレ-ニング・カンパニー 主催の

中小企業経営者のための 7つの習慣 を活用したリーダー育成セミナー

講師は 松村 聖也 さん。

スティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』のエッセンスと、特に第1の習慣の一部を2時間半のうちにその巧みなプレゼンスキルで私たちを魅了してくれました。

クイズめいたものを2人、あるいは3人一組で話し合いを入れながら進め、その後で講義が入り、ワクワクしながらあっという間の2時間半でした。

2日間講座に誘う目的のセミナーのようでしたが、私も2日連続で確実に空けられる日程があれば申し込みたい思いがしました。

私は、一種の同業の立場ですが、よくぞこのセミナーに受け入れてくれたと感謝の気持ちがあります。

事前の受付、お客様の受け入れ方、講座の展開の仕方なども含めてとても参考になりました。

間違いなく超満足のセミナーでした。


昼食後は、10分ほど歩いて雨の中を同じ新宿の別会場に。

その間に出版依頼のあった某出版社の編集者に電話。

メールでいただいた案件なのに、電話をしたことに驚いていたようでした。

私は、メールで何度もやり取りするよりも直接電話でお尋ねするのが好きです。


別会場では、14:00~16:00の「人材育成」のテーマのセミナーに参加しました。

講師はコーチングをやっている人のようでした。

ただ、内容は面白かったのですが、一方的な講演調で、受講者との心理的な同調感が確立できないままの2時間でした。

「私ならこの場面でこうする」という場面が多々ありました。

他の講師から学ぶ機会を得ながらいつまでも自己研鑽に務めたい思いの私です。


その後は、近くのヒルトンホテルで畏友 木村 孝さん株式会社ヒューマックス 代表取締役、一般社団法人 ビジネスエニアグラム協会 代表理事)とお茶をしながら1時間ほど話をしました。

木村さんは、私の前にお会いになった日本の経営学のパイオニアの 野田一夫先生 から私宛にサイン入りの本をもらってくれていました。

今年で92歳のなられる野田一夫先生に私もお会いできる機会ができるかもしれません。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月20日)は、カウンセリングを2ケースほど担当し、会社を早退してカミさんの Make a Wish 夢をかなえて 後片付けを手伝い、荷物がたくさんなっているので、タクシーで家に帰ってきました。

カミさんに「お疲れさま」です。

ヒューマン・ギルドの関係者もたくさん来ていただいたようで、夫婦共々感謝申し上げます。

さて、「感謝という最も効果的な勇気づけのツール」の2回目です。

私が研修の際に「感謝は最もコストが安く最も効果の高い勇気づけのツール。感謝の手段は言葉だけでなく、LINE、メール、手紙、メモなどたくさんある」とお伝えしていることから感謝の効用を書きました。

確かに感謝には心理的な効果が大きいことが各方面でも言われていますが、池田 浩九州大学准教授が日本経済新聞に現在連載中の「働き方の変化とモチベーション」によれば、運用次第では、次のようなメリットとデメリットが生じるようです。

メリットとしては、「当たり前」「当然のこと」と捉えられがちなことに対して、感謝の気持ちを表明することで会社の部署内外の人々と円滑な交流を持ち、能動的かつ創造的な協力関係を生み出します。

しかし、「サンクス(感謝)カード」を導入し、「感謝されること」に重きを置き、受け取ったカードの枚数を競い表彰するケースのようになると、承認欲求が全面に出て、感謝されないとかえって不満につながるデメリットが生じがちになります。

私がよく使っている「内発的動機づけ」VS.「外発的動機づけ」をもって語ると、受け取った感謝のカードの枚数を競い表彰するケースのようになると、これは完全に外発的動機づけとなって自律性が失われることになるのです。

感謝を競争の環境に置いて操作の手を加えてはなりません。

あくまで協力的な雰囲気でリスペクト(尊敬)と信頼の発露としてなされなければならないということでしょうね。

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一昨日(5月18日)と昨日(19日)は、ヒューマン・ギルドで八巻 秀先生(駒沢大学教授)のご指導により「ナラティブ・アプローチ入門」の講座を行っていました。

参加者は21名。

私も参加者の一人でした。

ナラティブ・アプローチの理論の講義に続いて3人一組の演習が展開されました。

私は、受講者に徹していたため講座の写真を撮ることを失念しておりました。

17人が参加した懇親会の写真は2枚だけ撮っておりますので、それをアップておきます。

全体として、アドラー心理学の「カウンセリング的人間関係」の「相互尊敬」「相互信頼」「協力」「目標の一致」と相通じるものを感じました。

さて、4月12日(金)に 株式会社スプリングフィールド(代表取締役  春野真徳さん) にお邪魔して

インターネットTV「ありがとうTV」 用に

人間 春野真徳に迫る! 

とのタイトルで私がインタビュアーとなり、春野さんの人物像を浮き彫りにするDVDが配信されました。

◆インタビュアーの翌日に書いたブログは、次のとおりです。

2019年4月13日付けブログ ありがとうTVの主宰者 春野真徳さんの人物像に迫るインタビュー


配信された動画を次のとおり観ることが可能です。

●岩井俊憲 特別インタビュー前編  「人間 春野真徳に迫る!」  

●岩井俊憲・磯野茂さん 特別インタビュー後編「人間 春野真徳に迫る!」  

後半の30分には 磯野茂さん(伴走家/ひまわりアスリートクラブ代表、SMILEリーダー/ELM勇気づけトレーナー/アドラー・カウンセラー、E-mail: himawari.athlete@gmail.com、ホームページ:http://himawari-athlete.jp )がもう一人の突っ込み役として参加しました。

私もしっかりと観たのですが、アドラー派のカウンセリングのマインドとスキルが随所に生かされ、春野さんの人物像を引き出すために大いに貢献させていただいた感があります。

あらためて感じるのは、春野真徳さん という人物の人間的魅力とスケールの大きさです。

私も大いに尊敬しています。

このブログの読者もしっかりとご覧いただくことをお勧めします。

ところで、配信されたのは、もう一つあります。

株式会社スプリングフィールド の定期刊行物の「ありがとう!TVガイド」の巻頭を飾る記事として私が15分の取材を受けた動画も配信されているのです。

「ありがとう!TVガイド」巻頭特集インタビュー ~有限会社ヒューマン・ギルド 代表取締役 岩井俊憲先生~  

インタビューの内容は、私が今、組織開発、人材育成で感じていることで、次のような内容です。

・岩井が考える理想の企業組織の在り方
・働き方改革が目指す組織とは
・能力の発揮できる組織とは
・能力を発揮できる職場をつくるために職場のリーダーの在り方、メンバーへの働きかけ
・今後、講師やカウンセリングする上で力を入れたいこと

こちらもお楽しみください。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月18日)の午後は、ヒューマン・ギルドで八巻 秀先生(駒沢大学教授)のご指導により「ナラティブ・アプローチ入門」の講座を行っていました。

このことは、明日のブログでご紹介します。


さて、これからは日にちをまたいで「感謝という最も効果的な勇気づけの技法」について書きます。

私は研修の際に「感謝は最もコストが安く最も効果の高い勇気づけのツール。感謝の手段は言葉だけでなく、LINE、メール、手紙、メモなどたくさんある」とお伝えしています。

その理由は、私たちの身近に感謝のネタがたくさんあるのに、一種の見逃し現象を起こしているからです。

感謝は、人間関係の促進、維持、回復に最大の効果を発揮する勇気づけのツールです。

それだけでない感謝の効果があります。

これは、2015年10月30日付けブログ これは使える!:『ハーバードの人生を変える授業』にも書いたことですが、自分自身の幸福感も高まり、健康にも好影響を与えるのです。

『ハーバードの人生を変える授業』(タル・ベン・シャハ―著、成瀬まゆみ訳、だいわ文庫、700円+税)には、心理学者のロバート・エモンズとマイケル・マッカローの研究結果として次のような話が出てきます。

被験者を2つのグループに分け、1つのグループには「ちょっとしたことでもいいので、毎日1~2分、感謝できることを5つ書いてもらい、もう1つを何もしなかったグループにし、観察を続けたところ、感謝できることを考えたグループは他のグループに比べて、人生をもっと肯定的に評価できるようになっただけでなく幸福感が高くなり、ポジティブな気分を味わえるようになり、よく眠れるようになり、 より多く運動をするようになり、身体的な不調も減ったのだそうです。

ハーバードの人生を 変える授業 (だいわ文庫)
タル・ベン・シャハ―著、成瀬 まゆみ訳
大和書房

著者のタル・ベン・シャハ―は「ポジティブ心理学」の若手第一人者。
2000年からハーバード大学でポジティブ心理学のクラスを受け持ち始め、4年で受講者数が100倍になった伝説の授業を受け持っている人です。

感謝という最も効果的な勇気づけのツールをもっともっと広める責務を感じ続けている私です。

*次回は、感謝を操作的に使うと危険な要素があることをお伝えするつもりです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(5月17日)は、出版関係でうれしいことがいくつかありました。

(1)ビジネス雑誌の取材

午前中に日本で有数の発行部数を誇るビジネス雑誌の取材を受けました。

私は、連休前に課題を提示されていて、ほぼパーフェクトな内容を用意し、取材に応じました。

6月中旬に公になるはずです。

(2)『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』の重版連絡

日本能率協会マネジメントセンターから『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』が1,000部重版される旨の連絡を受けました。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著、
星井 博文シナリオ作成,
深森あき作画
日本能率協会マネジメントセンター

33刷、累計で144,500部となります。

(3)某出版社の出版企画通過

21:00過ぎにC出版の編集の方から新たなジャンルの本のご提案が社長の承認を受けた旨のご連絡を受けました。

これからが忙しくなります。


2.ヒューマン・ギルドの 会員 のご活躍が顕著

(1)フェイスブックでご存じの方もいらっしゃるかと存じますが、三宅美絵子さん の朝日新聞のインタビュー記事が5月15日に掲載されました!

三宅さんは、ブログに写真入りで2019年05月16日(木) ブログに 5/15の朝日新聞の夕刊に、ベビーサイン教室の様子が掲載 として書いていらっしゃいます。


(三宅さんのブログから)
 
(2)ヒューマン・ギルドから歩いて5分の、知的障害者の入所、通所、短期入所、相談支援などの福祉事業を展開している 社会福祉法人南風会 シャロームみなみ風 (施設長:廣川美也子さん)が月刊メルディア VOL.18で紹介されました。
 
 
なお、ペルグリーノ博士による5つのライフタスク(セクシュアリティーを中心に)のワークショップ(8月10・11日(土・日)開催、通訳付き)は、 社会福祉法人南風会 シャロームみなみ風 のホールを借りて開催します。
 
(3)『保育通信』(5月号)に 石木尚子さん(長崎市・菜の花こども園園長)の「対人関係の基礎を教えてくれたアドラー心理学の学び」が掲載されました。
 
(4)日本産業衛生学会で5月23日に 今田玲奈さん福平さやかさん (共に保健師)がポスター発表をされます。

昨日は、今田さんが代表して当日のポスターの縮小版をお持ちくださいました。
 
 
なお、今田さんは カウンセリング演習 にご参加、実技試験にチャレンジ、見事アドラー・カウンセラーに合格しました。
 
なお、本日ご紹介の会員の5名は、すべて アドラー・カウンセラー養成講座 の修了者です。 

◆ヒューマン・ギルドで学ぶアドラー心理学の活かし方に関心のある方は こちら をクリックしてみてください。
全体像が把握できます。
 
 

 



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(5月16日)の午後は、中小企業を支援するある団体で40人ほどの受講者を対象に講演を行ってきました。

タイトルは「経営に活かせるアドラー心理学」でした。

場所は、私にとって思い出深い、千代田区神田錦町の 学士会館

私がサラリーマン時代の1971年に中小企業診断士試験に合格した旨の報告をすると、その日に学士会館に部員をランチに誘い、私の合格祝いをしてくれた場所です。

このエピソードは、2019年2月28日付けブログ 新年度が近くなると思い出すこと:上司に恵まれた私(1) に書いています。

1928年築のこの建物は、48年前と全く同じでした。

この 学士会館は、テレビドラマにもよく登場します。


さて、速読もできる私が遅読で学んでいる最新のアドラー心理学の本を紹介します。

『アドラー心理学を生きる ― 勇気のハンドブック』(ジュリア・ヤン、アラン・ミリレン&マーク・ブラゲン 著/今井康博・日野遼香 訳、川島書店 3,800円+税)

アドラー心理学を生きる
―勇気のハンドブック
ジュリア・ヤン、アラン・ミリレン
&マーク・ブラゲン
川島書店

メインの著者 ジュリア・ヤンは、台湾出身のアドラー心理学者(アメリカのガバナーズ州立大学教授)。

そのためか、アドラー心理学と儒教と対比が何度も登場します。

原題は”THE PSYCHOLOGY OF COURAGE”(勇気の心理学)で、まさに「勇気」を中心に進化しつつあるアドラー心理学の最新の本です。

「勇気とは、簡単に言うと、困難な状況でリスクをかけても前に進むのをいとわないことを指す」と、私が定義した「困難を克服する活力」と近いことを言っています。

特徴は実に丁寧な本の構成で、本文の他に「注釈」「参考文献」だけでなく「訳注」も施され、至れり尽くせりの本です。

ただ一つ残念なのは、4月発刊にも関わらず出版社がAmazonにしっかりアピールしていないことです。

今後、遅読で学ぶ途上で内容を少しずつ紹介していくかもしれません。

※ヒューマン・ギルドでは、定価より300円安い消費税カット価格でこの本を手に入れることができます。
送料を負担してもお得です。

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