アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

 『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』毎日新聞出版株式会社、1,500円+税)が本日いよいよ Amazon/書店で販売開始です。

Amazonでは、こんなことが書かれています。

人生の「後半戦」がますます楽しくなるヒントが満載 

 「老いの呪い」「過去のしがらみ」の解き方から友人関係、家族、夫婦関係のモヤモヤ解消まで。
アドラー心理のエッセンスを凝縮!いきいき健やかにトシを重ねるコツを紹介します。

私は、この本で70歳などのシルバーエイジの人たちが仕事・交友・愛のタスクに勇気を持ってどう対処したらいいかの提案をしました。

「おわりに」では、次のことを書いています。

この本は、いちいち細かく触れませんが、私が37年間学び、普及してきたアドラー心理学を基盤にしています。
70歳代以上の人、やがて70歳代を迎える人たち、彼らとかかわりのある人たちのために書き下ろしたものです。

「はじめに」では、「環境のせい」「できない」「限界があり不可能」と受け止めていた人が「自分が主人公」「できる」「やや制限があっても可能性がある」に変化していくことを想定しながら書きましたが、そのお気持ちが少しでも湧いてきたでしょうか?

「勇気の伝道師」である私のミッションは、研修、講演、カウンセリングで接する人たちに勇気を提供することです。
そのことは、執筆でもまったく同じです。

アドラー心理学の立場では、問題行動の多くは「勇気くじき」から発生するとみなしています。
さらに「勇気くじき」でもっとも始末が悪いのは、自分自身への「勇気くじき」です。 

この本は、徹底的に「勇気づけ」に満ちています。
人は、自分自身からでも、他者からでも勇気づけられると、その視野が自分自身から他者へ、世界へと広がります。
閉鎖的に自分しか関心を持てない状態から他者への共感から信頼、協力、貢献へと向かいます。

私は最後に「貢献」と書きました。
ともすれば「自分はこの年齢で、この健康状態で貢献どころではない」と言う人がいるかもしれません。
しかし、そう決めつけている人でも、福祉や看護などの現場で「貢献を引き出す貢献」をしているのです。
その時さらに貢献のチャンスが訪れます。
「ありがとう」と感謝の言葉を発することです。 


この本の目次は、次のとおりです。

第1章 「老いの呪い」なんて解いてしまおう 
第2章 人生の秋をほがらかに生きる
第3章 人間関係はほどほどがいい
第4章 うまく愛し、愛される
第5章 なだらかな坂をゆるゆるのぼる  


この3月3日(火)には、私の分担執筆本『実践 職場で使えるカウンセリング ― 予防、解決からキャリア、コーチングまで』(諸富 祥彦・小澤 康司・大野 萌子編著、誠信書房、2,300円+税)が大量にヒューマン・ギルドに入荷します。

産業分野のカウンセラーに必要な知識と技法は、心理学から法律までこの一冊でひととおり学べる。
初学者に最適の入門書にして決定版

と銘打たれた本です。

私は、次のところを分担執筆しています。

・第2章Ⅵ 職場で使えるカウンセリング技法
・第8章Ⅱ アドラー心理学で勇気づける

ヒューマン・ギルドでは、この3冊の発刊を記念して次の2つのキャンペーン(会員対象)を打ち出しております。

(1)3点セット・キャンペーン(3冊から)
『経営者を育てるアドラーの教え』『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』『実践 職場で使えるカウンセリング』を3点セットでお買い求めの方対象

(2)単品キャンペーン(5冊以上)
『経営者を育てるアドラーの教え』『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』のどちらか、あるいはと両方に【半額対応本】9種類取り揃えや他の扱いの本から

ご注文は info@hgld.co.jp  へ。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

『経営者を育てるアドラーの教え』(致知出版社、1,400円+税)が。本日いよいよ Amazon/書店で販売開始です。

予約販売期間中の2月13日にはAmazonの「ビジネス交渉・心理学」カテゴリで第1位、「総合」でも17位になっていたこともあります。

 

発売前からものすごい反響です。

私のフェイスブック でご存じのとおり、すでに読まれた方の評価は上々です。

今日は、この本に賭ける私の想いをお伝えします。

「あとがき」に書いた「この本に込めた私の想い」をコピペします。

私が大学1年生の2月、(ピーク時は、350人ほどの従業員を抱えていた)父の会社は倒産しました。
地方紙の第1面にも載った大型倒産でした。
債権者や従業員が自宅に押し寄せ、銀行に抵当に入れていた物件は家族とは縁が切れる姿を目の当たりにしました。
さらには大学2年生の学資に困る状況に接して経営破たんの悲惨さを痛いほど味わいました。

生活が一変したのです。
1日に3つのアルバイト(補注:工場労働者+家庭教師+夜警)をこなしていたこともあります。
幸い父の会社は、2年もしないうちに再建したのですが、ほどなく人手に渡ってしまいました。
リタイア後の父は、急に老け込んでしまいました。
従業員の幸せを願う経営こそが父の生きがいだったのかもしれません。

私には中小企業の経営を何とかしなければ、という思いが強まり、大学の卒業論文は中小企業の経営について書き、同時期に中小企業診断士の勉強を開始しました。

中小企業の経営こそが私の原点だったのです。
アドラー心理学の普及をしながらも原点意識は底流に流れていました。
ただ、アドラー心理学に浸りきると、その想いは薄らいでいました。

そのうちふと気づいたのは、アドラー心理学は「人間学」そのものの心理学だということです。
経営だけでなく学校や家庭などさまざまな現場・現実にとてもマッチしていました。
アドラー心理学が「人間知の心理学」と呼ばれるように、理論のための理論でなく、あくまで生身の人間を対象とした実践の学なのです。
空理空論とは無縁です。

どこかに忘れていたような思いがここ数年のうちに私の中に再燃しました。
経営者に必要な人間学と、この本の章を構成するアドラー心理学の示す価値観 ― 「尊敬(リスペクト)」「信頼(トラスト)」「共感(エンパシー)」「協力(コーポレーション)」― と理論を構成する目的論(「人間の行動には目的がある」との考え)などや、経営者のみならず従業員一人ひとりや組織に欠かせない「勇気づけ」をドッキングさせれば、経営者に重要な指針を与えることができるとひらめいたのです。こうして世の中に問うのがこの『経営者を育てるアドラーの教え』です。

あなたも私の想いを共有していただければとてもうれしいです。

ヒューマン・ギルドでは、昨夕配信のニュースレターで次の2つのキャンペーンを打ち出しております。

(1)3点セット・キャンペーン(3冊から)
『経営者を育てるアドラーの教え』『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』『実践 職場で使えるカウンセリング』を3点セットでお買い求めの方対象

(2)単品キャンペーン(5冊以上)
『経営者を育てるアドラーの教え』『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』のどちらか、あるいはと両方に【半額対応本】9種類取り揃えの中から

ヒューマン・ギルドでは、もうすでに『経営者を育てるアドラーの教え』を110冊も入手しています。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月26日)、ヒューマン・ギルドでは 三宅美絵子講師 によって「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」の3日目が開かれていました。

お休みになる方はゼロでした。

ヒューマン・ギルドでは、この講座から3月7日(土)の 第75期 アドラー・カウンセラー養成講座 の5日目まで10日間ほど講座の開催がありません。

ただ、本日(2月27日)は、本来某大企業の研修の日でしたが、テレワークに入ってしまったので、延期になって空いた日となりました。

さて、「日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学」シリーズの4回目です。
今までの3回は、次のとおりです。

2月22日付けブログ 日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学(1)
2月25日付けブログ 日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学(2)
2月26日付けブログ 日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学(3)

前回は、アドラー心理学がカルチャー/サブカルチャーとして個別領域に浸透する可能性があることを書きました。

今回は、最終回として「その共同体に根差した思考・感情に基づく行動パターン」となるかぎりは、その可能性があることを書きます。

結論は、「アドラー心理学を知っている」だけでなく、「アドラー心理学を学んでいる」からさらに「アドラー心理学を生きている」段階に入る人たちが増えれば、その領域(組織、家庭、学校など)でサブカルチャーを形成できると信じています。

私の持論では、「学びの3段階」というものがあって、

(1)本を読んでいる 
(2)講座に参加している  
(3)アドラー心理学で生きている

と、(1)から(2)を経て(3)に至るほどその人の属する共同体で、その人とその人の影響を受けた人たちの間で独特の思考・感情に基づく行動パターンができていきます。

そうなれば、サブカルチャーが形成されると言えます。

私は、アドラー心理学の導入期に何とか学校でアドラー心理学のサブカルチャーができるように同志たちと挑みました。

一部の学校では、その効果が出ました。

しかし、長期的にはアドラー心理学の影響が薄まってしまいました。

同じように家庭でアドラー心理学が生かされるよう「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」を通じてカルチャーになるように普及しています。

今、私は経営者を通じて組織に働きかけようとしています。

大企業などは、管理者クラスの研修をいくらやっても組織は大きく変わらないからです。

「アドラー・カンパニー」と言えるようなモデル企業ができれば、その影響は他の組織に拡散すると信じています。

私は、風車に向かって突進するドン・キホーテのように「果てぬ夢」の追及者として私の余生を捧げ続けるつもりです。

その信念は、『アドラー心理学の基礎』(R.ドライカース著、宮野栄訳、一光社)の序文の冒頭に書いたアドラーの言葉(1933年 ニューヨークにて)に支えられています。

私が次のようにアドラー心理学の未来を予言しようとしたのは、20年ほど前のことだと思います。

アドラー心理学というのは、まだ生まれてこのくらいの年月しか経ていないのですが、今後、思想や詩や人類の夢に永遠に影響を及ぼしていくでしょう。
そしてそれは、多くの啓蒙された弟子たちを魅了し、その開拓者たちの名前さえ知らないような、さらに多くの人々をひきつけるでしょう。
ある人々はこれを理解するでしょうが、これを誤解する人の数は多いでしょう。
多くの支持者を得るでしょうが、さらに多くの敵もできるでしょう。
とても平明であるがゆえに、多くの人は簡単すぎると思うでしょう。
しかし、これを知っている人々は、これがどんなに難しいかがわかるでしょう。
支持者たちは、これによって富も地位も得ることはありませんが、反対者たちの誤りから学ぶという満足を得ることができるでしょう。
これは、理想的な社会を作るために自分の知恵を使おうとする人と、そうでない人々との間に、ある一線を画するでしょう。
これは、その支持者たちに人の心の隅々まで見通す鋭い洞察力を与えるでしょうし、この苦労して得られた才能は人類の進歩のために役立てるようになるでしょう。

アルフレッド・アドラーからR.ドライカース/カート・アドラーを経てジョセフ・ペルグリーノ博士、さらには私たちにバトンを託された種を、私たちは日本の文化(カルチャー)に、少なくとも一部のサブカルチャーに植えつけ、後進のために育て続けなければならないのです。

それが私のミッションです。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学」シリーズの3回目です。
今までの2回は、次のとおりです。

2月22日付けブログ 日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学(1)
2月25日付けブログ 日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学(2)

前回は、売上高・利益、競合企業の数などの観点から見て「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」の4つに推移するとされている「製品ライフサイクル」の理論をもとに、私はアドラー心理学の知名度、普及度を「成長期」からすでに「成熟期」に入っていると認識していていることを書きました。

今回さらに発展させると、下記のようになります。

導入期 アドラー心理学の講座が開かれていた時期。本も一応揃ってい始めていた時期
成長期 ブーム、一部ムーブメント、自己啓発(「ビジネス本」の需要)が主体
成熟期 カルチャー/サブカルチャー、個別領域に浸透

ここでのポイントは、アドラー心理学がカルチャー/サブカルチャーとして個別領域に浸透することが成功するかどうか、です。

ところで、明確な言葉の定義をしておかなければなりません。

文化(カルチャー)とサブカルチャーを『広辞苑』で調べてみましょう。

文化(culture)
・人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。
・衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。
・文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活にかかわるものを文化と呼び、技術的発展のニュアンスが強い文明と区別する。

私は、講座では文化を「その共同体特有の価値観とそれに基づく行動パターン」と定義して使っています。

サブカルチャー(subculture)
・正統的・支配的な文化ではなく、若者など、その社会内で価値基準を異にする一部の集団に担われる文化。
・下位文化。

「文化」は、思い切ってアドラー心理学の用語を使って表現すると、「共同体特有のライフスタイル」と言ってもいいと思います。
「その共同体に根差した思考・感情に基づく行動パターン」です。

その意味では、アドラー心理学は日本の文化になりえるでしょうか?

少なくとも、サブカルチャーとして「一部の集団に担われる文化」になりえるでしょうか?

次回は、そのことを取り上げて幕引きとします。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月24日)の午後は、立教大学で行われるはずだった立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科、日経ビジネススクール共催の「『両利きの経営』の本質」の特別セミナーに参加するはずだったのですが、YouTube配信の講座に切り替りました。

<登壇者>
◇チャールズ・A・オライリー氏(スタンフォード大学経営大学院 教授)
◇ウリケ・シェーデ氏 (カリフォルニア大学サンディエゴ校 グローバル政策・戦略大学院 教授)
◇加藤雅則氏(アクション・デザイン代表、組織コンサルタント)
◇島村琢哉氏 (AGC株式会社 代表取締役 兼 社長執行役員CEO)
◇梅本龍夫氏 (立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科 特任教授)

新型コロナウイルス感染の恐れからこのようなかたちになったようです。

かなり勉強になりましたが、このことに触れるのは別の機会に。


さて、2月22日付けブログ 日常生活にカルチャーとして定着するアドラー心理学(1)に続いて2回目とします。

前回は、アドラー心理学の「導入期」とブーム(『嫌われる勇気』に代表される「成長期」)を終えた後の「成熟期」までが辿れることは、マーケティングの「製品ライフサイクル」理論を援用してみると自明であることを書きました。

私の認識では、日本におけるアドラー心理学はブームは去ったけれど、衰退に向かうのではなく成熟期の中でカルチャー、少なくともサブカルチャーを形成できるのではないか、ということです。

ここで、マーケティングから「製品ライフサイクル(プロダクトライフサイクル)」をあてはめてみることにしましょう。

製品ライフサイクルは、売上高・利益、競合企業の数などの観点から見て「導入期」→「成長期」→「成熟期」→「衰退期」の4つに推移するとされています。

MAmagから 製品ライフサイクル(プロダクトライフサイクル)とは? に掲載されている図を借りると、次のようです。

「導入期」は、日本にアドラー心理学が伝わり、ヒューマン・ギルドもその一翼を担い、わずかな本の出版を促進し、地盤を固めていた時期です。
1983年から2013年までの長い時代が続いていました。

「成長期」は、『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)が爆発的に売れ、出版点数が急に増えた時期で、ヒューマン・ギルドにご来社の受講生が急激に増えた2014年から2018年くらいでしょうか。

ある出版社が「アドラー心理学」関連の本を調べたら800点数に及んでいることを教えてもらったこともあります。

アドラー心理学については、間違いなく世界一の出版点数です。

「あれ、この人も、あの人もアドラー心理学について書くの?」という傾向もありました。

まさに「アドラー心理学ブームの時代」でした。

上越教育大学の赤坂真二先生が「アドラー心理学は、ブームからムーブメントに進化している」とおっしゃっていたことが記憶されます。

ただ、私の認識では、一部ムーブメントになったとしても、大きな潮流としてのムーブメントにはなり切れていないと思います。

それでは、どこに「カルチャー」の余地があるのか?
このことについては、希望的な観測を含めて次回に言及します。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(2月22日)と昨日(2月23日)は、ヒューマン・ギルドで 第75期アドラー・カウンセラー養成講座 の3日目と4日目を行っていました。

この2日間から再受講の4名が加わり、総勢17名になりました。

首都圏(東京、千葉、神奈川)の方が5名なのに対して、愛知からお見えの方だけで5名にも達しました。

新規受講、再受講の方が好ましいブレンド効果を発揮し、いい仲間感が醸し出されました。

2日間のメニューは、

・カウンセリングのデモンストレーション

・講義

・ライフスタイルの読み取り

・カウンセリング演習

・質疑応答

を交えながら、ステップ・バイ・ステップで進めて行きました。

以下の2つは、ライフスタイルの読み取りのシーン。

2月22日は講座が終えた後、香港酒家で懇親会。


大池良枝さん提供)

一人ひとりスピーチをお願いしましたが、とても魅力的な人たちで、「よくぞこんな素晴らしい人たちが集まってくださったな」という感を抱きました。

2日目は、再受講者の方々がリードするかたちでカウンセリング演習。

一人のクライアントを2人連続してカウンセリングする形式を採用したため、重要な気づきを得た人が何人かいたようです。

最後は、前半の4日間だけご参加の山内(桑田)佳代子さん にご感想を述べていただき、宿題を確認して解散しました。

この2日間は、8日間の アドラー・カウンセラー養成講座 で最も内容が豊富な日です。

いつものように、とても的を射たご質問もいただきました。

本の特別キャンペーンをご利用の方が多くいらっしゃり、2日間で本が50冊以上売れました。

特別キャンペーンで販売している『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』毎日新聞出版株式会社 、1,500円+税、2月29日正式発売)、『経営者を育てるアドラーの教え』( 株式会社 致知出版社、1,400円+税、2月28日正式発売)を中心に半額セール対象の新書版をかなりお求めいただきました。

読書欲も旺盛な受講者たちです。

私は、この人たちから旺盛な意欲をいただいた思いです。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月22日)は、午後にヒューマン・ギルドで 第75期 アドラー・カウンセラー養成講座 の3日目、4日目を行っていました。

新型コロナウイルス関係で不安な時期、ヒューマン・ギルドでは、換気、加湿、除菌など安全面を配慮しながら受講生をお迎えしました。

講座の詳しいことは、明日のブログをお楽しみに。

さて、昨日の読売新聞で

感染予防 正しく理解…新型肺炎 広がる不安  情報信頼性 確かめて

という記事が目に止まりました。
こんなことが書いてありました。

感染予防を徹底するためには、国民に「ヘルスリテラシー(health literacy)」が求められる。

中山和弘・聖路加国際大教授(看護情報学)によると、ヘルスリテラシーとは医療や健康の情報を「入手」し、「理解」し、「評価」し、「活用(意思決定)」する能力を指す。4項目を測定する調査で欧州諸国と比べると、日本人が苦手なのは「評価」と「活用」だという。

 新型コロナウイルスの感染発生後は、「感染予防にアルコールは効かない」「東京五輪中止」といったデマ情報がツイッターなどSNSで拡散した。こうした偽情報に惑わされず、信頼性を確かめるのが「評価」で、中山教授は「か・ち・も・な・い」という信頼性チェックを勧める。

世間では、人が集まるイベントの開催見合わせ、あるいは延期の自粛ムードが高まっていますが、ヒューマン・ギルドでは「か・ち・も・な・い」という信頼性チェックを勧めながら、一律自粛にならわず、講座を開催し続けるつもりであることをお伝えします。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

おそらく飛び飛びになるでしょうが、アドラー心理学がブームの時代を終えてカルチャー(文化)として定着の時期に入りつつあることをお伝えします。
 
昨日(2月21日)の10:40~12:10は早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校)で「勇気づけの心理学」 の第6回目(最終回)の講座を行いました。
 

(早稲田大学エクステンションセンター別館入り口)
 
受講生を観察していると、2つの傾向にはっきりと分かれました。
1つは、私の出す宿題をしっかりと日常生活に生かしたグループ(Aとする)。
もう1つは、講義に関心があり、宿題に取り組まなかったグループ(Bとする)。
 
最後に受けた質問の内容から判断する限りでは、圧倒的にAグループの方がアドラー心理学と勇気づけについての理解が深かったです。
体験と共に学んだからです。
 
Bグループは、早稲田大学エクステンションセンターで他の講座もかなり受けていたでしょうが、少なくとも私の講座では、望ましい成果が得られなかったと思います。
知識だけを学んだからです。
 
このことを1つの「点」として「午前の点」としておきましょう。
 
早稲田大学エクステンションセンターでは、八丁堀校・早稲田校で2017年7月から夏・冬のコースで7回お世話になっていましたが、これで卒業となりました。

3年半のご愛顧に心から感謝申し上げます。

オフィスに行くと、 毎日新聞出版株式会社 から『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(1,500円+税、2月29日発売)が50冊届いていました。

 
ヒューマン・ギルドの特別キャンペーンに応募してくれていた一部の人に発送できました。

夕方には、学事出版株式会社から『月刊生徒指導』(4月号)巻頭インタビュー原稿が届きました。

「なぜいま、アドラー心理学が教育現場で求められているのか」として私が日本におけるアドラー心理学の歴史について語った部分が冒頭に出てきます。
こちらを「夕方の点」としましょう。
 
この2つの点を結びつけてみると、「夕方の点」をもとにしたアドラー心理学の「導入期」とブーム(『嫌われる勇気』に代表される「成長期」)を終えた後の「成熟期」までが辿れます。
このことは、マーケティングの「製品のライフサイクル」理論を援用してみると自明です。

次回は、ブームとカルチャーの間を結びつけます。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月20日)の10:30に 株式会社 致知出版社 から『経営者を育てるアドラーの教え』(1,400円+税、2月28日発売)が60冊(10冊は著者献本分、50冊は発注分)ヒューマン・ギルドに届きました。

著者献本分の10冊分については、同社の書籍編集部 課長の 小森俊司さん からとても丁寧なお手紙が添えられていました。

私は、一昨日に届いた『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税、2月29日発売)と共に仏壇の隣にある両親の写真の前に置き、この両親に生み育てられたことの感謝を伝えました。

この2冊は、それぞれ「うちのカミさん」こと岩井美弥子に贈呈しました。

カミさんは、『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』の最初の読者として彼女のブログ(ままごと日記)に感想を書いてくれています。

夫の本「70歳からの人生の流儀」


「70歳からのとありますが、60歳でも50歳でも今の自分の在り方、これからの人生に示唆と勇気を与えられる本です」と書き始め、「読み終わる頃には、ちょっと変わってみようかな、あるいは、これでいいんだ、歳を重ねるっていいことだな、私は私の幸せのかたちを認めて新たな未来に向かって楽しく進んで行こう! という勇気をもらえます!」とも書いています。

許可なく彼女とのことを書いたことは、全面的に事後承諾をしてくれました。

この2冊に加えて3月10日には、カウンセラー向けの『実践 職場で使えるカウンセリング ― 予防、解決からキャリア、コーチングまで』(諸富 祥彦・小澤 康司・大野 萌子編著、誠信書房、2,300円+税)が出るので、昨夕19:00配信のメルマガでは、特別キャンペーンを打ち出しました。

3冊の本の出版を記念して3月末日までの期間限定(一部の本は在庫限り)での展開です(ヒューマン・ギルドの会員限定)。

(1)3点セット・キャンペーン(3冊から)
(2)単品キャンペーン(5冊以上)

昨晩のうちから特別キャンペーンへの応募が来ています。

とてもうれしいです。
ありがとうございます。

*メルマガが届いていない方は、電話(03-3235-6741)でお問い合わせください。

株式会社 致知出版社 では、メルマガの読者を対象に【2/20~2/26 期間限定ダウンロード特典】を展開しているようです。

 期間中に本書を弊社オンラインショップで ご購入いただいた方全員に、 下記対談記事のダウンロード特典をプレゼント!

 「アドラーとドラッカーに学ぶ人間学」
 (『致知』2019年9月号掲載記事/PDF)
 (岩井俊憲氏×佐藤等氏)


ついでに、もう1つのことを書いておきますね。

13:30に一般社団法人エジソン・アインシュタインスクール協会 の代表理事 鈴木昭平さんが久しぶりにご来社でした。

一般社団法人エジソン・アインシュタインスクール協会 はかつて、ヒューマン・ギルドを会場として研修会や相談会を行っていたことがあります。

「発達障害は家庭で改善できる!」をスローガンにここ10年間で6,400家族のサポートをされているようです。

私と永藤かおるさんには、様々な資料をくださり、意気盛んな話の数々をお伝えくださいました。

「発達障害は家庭で改善できる」シリーズの1つで最新著の『発達障害を改善するメカニズムがわかった!』(篠浦伸禎医師との共著、コスモ21、をご寄贈いただきました。

「発達障害は脳の発達特性」であって「親が最高の支援者」だと考える鈴木さんの長年の主張が込められています。

鈴木さんは「子どもの未来支援宣言」の小冊子を作成して文部科学大臣、厚生労働大臣、環境大臣にも配布し、バーチャル新党「子どもの未来支援党」も立ち上げています。

この小冊子をたくさんいただいていますので、ヒューマン・ギルドのご来社の方は、お手に取ってください。

今年70歳の鈴木さんは、発達障害の子どもと家族のために後半生を捧げている方で、私は『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』を贈呈させていただきました。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月19日)は、ある出版社と私の今年の単著3冊目の出版の打ち合わせているところに 毎日新聞出版株式会社 図書第一編集部 編集長代理の  久保田章子さん 『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税、2月29日発売)の著者見本10冊を持ってお越しになりました。

M書房のN取締役がこの本の最初の献本先になりました。

なお、ヒューマン・ギルドには2月21日(金)に大量入荷の予定です。

※Amazonで『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』を検索すると、この本のことを見ることができます。


さて、 株式会社 致知出版社『経営者を育てるアドラーの教え』(致知出版社、1,400円+税、2月28日発売)を全社を挙げて応援してくれています。

その表れとしての致知BOOKメルマガ(2月16日配信)をご紹介します。

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アドラー心理学を学ぶとなぜ経営の問題が解決するのか――。
『経営者を育てるアドラーの教え』

    予約受付開始
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日本では当時ほとんど知られていなかったアドラー心理学と出逢って37年――。

船井総研の船井幸雄氏から「勇気づけの本物の伝道師」として称賛されるなど、アドラー心理学を日本に広めた第一人者として、経営者層からの支持も厚い、ヒューマン・ギルド社長の岩井俊憲氏。

18万人以上にアドラー心理学の研修やカウンセリングを行ってきた岩井氏による、初めての経営者向けアドラー心理学の書籍が2月下旬、弊社より刊行されます。

タイトルは『経営者を育てるアドラーの教え』。

発売に先だって本書の一部をご紹介します。
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共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じること
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私はよく物事を反意語でとらえて考えてみます。
共感の反意語は何か。
それは独善だと思います。

これは私の見方ですが、独善というのは、自分の目で見、自分の心で聞き、自分の心でしか感じないということです。

すべて自分本位で、「相手の立場なら」という見方はしない自分中心主義です。  

こうした独善は、経営者の最も陥りやすい罠です。

独善的な経営者は相手に対する共感が不足していますから、従業員に対しても「あいつら」とか「あの男は」という言い方を平気でします。

これは尊敬・信頼の立場から見ても独善的な言い方です。

アドラーは言います。

「われわれは見ること、 聞くこと、話すことにおいて他者と結びついている。
人は外界に関心を持ち、他者と結びついている時にだけ、正しく見、聞き、話すのである」

 (『生きる意味を求めて』)と。

相手の立場に自分の身を置いて、相手の目で見て、相手の耳で聞き、相手の心で感じるというのは、良き人間関係の基本です。

たとえば、お客様の目で見、お客様の耳で聞き、お客様の心で感じることができれば、売れない理由がわかります。

「そうか、わが社のサービスはどうも自分本位なんだな。自分たちが売りたいと思うものを商品化して出しているけれども、お客様の立場から見ると買いたい商品になっていないんだな」
といったことが見えてきます。

ウォルター・ベラン・ウルフというアドラーのお弟子さんの書いた『どうすれば幸福になれるか』という本があります。
私はこの本に大学時代に出合って、もう二十回以上は読んでいます。

この中に、共感能力の違いについて理解させるための逸話があります。『町の愚か者と迷子のロバ』の物語です。
(……本書に続く)

【Amazonで先行予約をする】
………
目 次
………

序 章 令和時代の経営者に求められる四つの条件

・自己変革をしない社長には社内の変革はできない
・経営者にこそアドラー心理学が必要な三つの理由
・恐怖・不信・軽蔑→尊敬・信頼・共感・協力の人間関係へ
・経営者の意識と行動が変われば、会社は変わる

第一章 尊 敬(リスペクト)

・アドラーで唱える尊敬の定義
・アドラー心理学を用いた叱り方の二つのポイント
・失敗をした人には必ず敗者復活のチャンスを与える
・やる気を引き出すために行う内発的動機づけ
・内発的動機づけの四つの要件
・「仕事の上の人間関係は尊敬に基礎を置かなければならない」
・経営者の嫉妬で最も多いのは、二代目の息子への嫉妬
・経営者といえどもメンターが必要
・配偶者は最も身近なメンターである

第二章 信 頼(トラスト)

・信用と信頼はどこが違うのか
・経営者は耳学問の大家になれ
・どちらが勝つ? 全力を出した四人組と手抜きした八人組の綱引き
・スタッフが牛耳り始めた会社はおかしくなる
・イノベーションの生まれる原点
・期待にはハシゴをかけろ
・目標の基準はグ・タ・イ・テ・キに
・目標と現実の乖離によってこそ、人間は努力し成長する
・信頼は人間を前に進ませる大きな力

第三章 共 感(エンパシー)

・共感とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じること
・共感と同情の違いを理解する
・相手を効果的に説得する五つのポイント
・イノベーションの一番の抵抗勢力になるのは、社長自身?
・五年後にあなたの名前をネットで検索したときにどうなっていたいか
・社長の姿勢が変革のモデルにならなくてはいけない

第四章 協 力(コーポレーション)

・経営者はスタッフを結合し、化学変化を起こす仕掛け人
・何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすか
・困ったときは十のアイデアを出せ
・フィードバックを受ける力と、フィードバックを求める力
・ネガティブなフィードバックを歓迎する上司は必ず成長する
・「何を求めているか」でモチベーションを上げる方法は違ってくる
・原因追及のWHYではなく、協力のWHYを使う
・社員の一人ひとりが、どうユニークなのかを見極める
・感謝の見逃し三振はしてはいけない
・国も会社も人も、あらゆるものはミッションから始まる

まとめ

・生産性を高めるためには、人間性を復活させよう
・異質な個性のぶつかり合い(異床同夢)が会社力を高める
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『経営者を育てるアドラーの教え』 岩井俊憲・著

定価=本体1,400円+税

【Amazonで先行予約をする】
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 致知出版社
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-24-9
 電話 03-3796-2118  FAX 03-3796-2109

◆ヒューマン・ギルドでは、この2冊の同時発刊を記念して一大キャンペーンを行います。
詳しい内容は、本日19:00配信のヒューマン・ギルドのメルマガで!

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月18日)は21:10に 株式会社 致知出版社 書籍編集部 課長の 小森俊司さん から『経営者を育てるアドラーの教え』のことでメールが届きました。

東洋経済onlineで Amazonのビジネス書週間ランキングでも
下記ページの通り、33位にランクインすることができました。https://toyokeizai.net/articles/-/331055?page=2


株式会社 致知出版社 さんは、この本に全社的に取り組んでくれているのが伝わってきます。

心からの感謝です。

この本は、明日(2月20日)に大量に入荷します。

ヒューマン・ギルドでも特別キャンペーンを張るべく明日のメルマガでお知らせしますので、お楽しみのほど。

さて、本日の夕方には、いよいよ『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税、2月29日発売)の著者見本を 毎日新聞出版株式会社 図書第一編集部 編集長代理の  久保田章子さん 自らがご持参くださることになっています。

原稿段階ではイヤというほど目を通していましたが、どんな本になっているかも楽しみです。

この本の発刊動機について2月6日付けメルマガで書いていました。
一部修正の上下記に転載します。

ゴールデン・エイジの70歳代を迎えるために

月4日(火)の夕刊に70歳代に関する面白い記事が載っていました。

1つは、米国の民主党の指名争いをしている候補者6人が載っていて、そのうち4人が70歳代です。
年長順(敬称略)では、サンダース(78歳)、バイデン(77歳)、ブルーグバーム(77歳)、ウォーレン(70歳)。
そして迎え討つ共和党の現職大統領のトランプが73歳。


今までは、70歳代の候補がこんなに勢ぞろいすることはありませんでした。

2つめは、政府が午前の閣議で70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とする、高齢者雇用安定法などの改正案を決定したとの記事でした。
ちなみに、現行法では、65歳定年や65歳までの継続雇用などを企業に義務付けています。
今国会で成立すれば、2021年4月から施行されるようです。

このことは、60歳を人生の一区切りとする働き方のモデルを延長するもので、70歳で悠々自適の生活ではなく、70歳を過ぎても何らかの貢献を期待される社会に入りつつあることを意味しています。

もちろん40歳代からの事前の備えも必要でしょうが、私自身の体感では、日々の鍛錬を怠らなければ、「70歳代はゴールデン・エイジ」で、十分貢献が可能です。

そんな時代に提案すべく私は、2月29日発売で『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税)を書下ろし出版いたします。

「はしがき」にはこんなことを書いています。

<冒頭部分>

この『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』をお読みになる前にあらかじめお断りしておきます。

この本では、70歳代を「下山」とか「終活」とイメージして書いていません。
むしろ、生涯感動しながら年齢なりの生涯青春を全うし、生涯現役を目指す生き方を提案しています。

「生涯現役」と書くと、「生涯働き続けなければいけないの?」という疑問が湧いてきます。
私の生涯現役のイメージは、それとはかなり違います。
働き続けたければそれもいいのですが、身体的に、精神的に叶わない人もいます。
それでも、現役でできるだけバリバリと働くよりも、あなたの貢献できる分野で、あなたを待っている人のためにささやかに役に立てれば、それはそれで幸福ではありませんか。
その意味では、「生涯貢献」を志す本だというのが正確です。

<最後の部分>
私は、「環境のせい」「できない」「限界があり不可能」と受け止めていた人が「自分が主人公」「できる」「やや制限があっても可能性がある」に変化していく人たちを目の当たりにしています。

アドラー心理学の「勇気づけ」が明らかにその人たちの人生を変えていき、他者に対しても好影響を与えることができているのです。

今年(2020年)は、アルフレッド・アドラーの生誕150周年の年です。
私は、記念すべき年にこのようなシニア向けの本を書けたことを喜びとしています。

この本を契機に「生涯貢献」を志す人たちが増え、その人らしさの輝きを帯びて「生涯現役」の機運が高まることを願ってやみません。

**********引用終わり************

私は、この本で70歳代のイメージを一新したい思いでいっぱいです。

※Amazonで『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』を検索すると、この本のことを見ることができます。
もちろん、ヒューマン・ギルドでもキャンペーン付きで取り扱いの予定です。
このことは、2月20日(木)付けのメルマガで公開します。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月17日)は、食事に行くとき以外はオフィスにいた1日でした。

外に出たときに何となく春の気配を感じました。

いいことが起きる予感がありましたが、一方で私が担当する企業研修が最近の新型コロナウイルス騒動の影響で延期の方針が打ち出されそうです。

18:30からは、中小企業診断士の勉強会「マネジメント・カウンセリング研究会」。

佐藤康平会員が『シリコンバレー式 最強の育て方 ― 人材マネジメントの新しい常識 1on1ミーティング』(世古詞一著、かんき出版、1,400円+税)をテキストに45ものスライドを駆使して第1章と第2章の内容を発表。

この本は、今ブームの 1 osn 1ミーティンに関しては先駆的な本です。

上司と部下との1対1の対話にとても参考になる本です。

ところで、「マネジメント・カウンセリング研究会」は、毎年5月に外部講師をお招きしてヒューマン・ギルドを会場として公開講座を行っています。

今年の5月11日(月)に行われる18:30~20:00開催の マネジメント・カウンセリング研究会特別企画には、致知出版社取締役 副編集長の 藤尾 允泰さんを講師としてお招きし、取材を通じて学ばれた人間学をテーマに講演会を開催(会場:ヒューマン・ギルド)することになりました。

その詳細が藤尾さんから送られてきました。

ヒューマン・ギルドの告知は、本日に行いますが、ご関心のある方は今のうちにご予定ください。

5月度マネジメント・カウンセリング研究会公開講座

1.日時 5月11日(月)18:30~20:00
その後、有志で懇親会開催

2.演題  「一流に学ぶ人間学」

3.講演者 藤尾允泰(ふじお・さねやす)さん
株式会社致知出版社 取締役 月刊『致知』副編集長

4.内容紹介
いつの時代でも、人生にも仕事にも真剣に取り組んでいる人はいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう――この理念のもと、創刊以来42年にわたり人間学を探究し続けている月刊『致知』。その副編集長を務める藤尾允泰さんに、各界各分野で一流・本物といわれる方々の取材を通じて学んだことを語っていただきます。 

5.参加費 ヒューマン・ギルド 関係者 500円


(昨年8月10日のペルグリーノ博士を迎えての
パーティーで藤尾さんの乾杯のご発声場面)

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2カ月ほどかけて小説『道真 <上・下>』(高瀬千図、日本放送出版協会、それぞれ2,100円+税、1997年)を読みました。

 

著者の高瀬さん(小説家として森敦氏に師事、芥川賞候補に2回)がヒューマン・ギルドの会員だった1990年代後半にご本人から直接いただいていました。

「学問の神様」とも言われる菅原道真については「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」や、この時期人気の天神さま(天満宮)で知られていますが、その生涯は、栄達に伴う周囲からの嫉妬、大宰府に左遷されてからは慟哭に満ち満ちています。

「百科事典マイペディア」などでは菅原道真(845~903)についてこんなふうに書かれていました。

・平安中期の学者,政治家。

・学者としての最高位であった 文章博士(もんじょうはかせ)となり、栄進を続けた。

・宇多天皇に信頼され,藤原氏を押さえるため,藤原基経の死後蔵人頭(くろうどのとう)に抜擢(ばってき)された。

・899年藤原時平が左大臣になった時に道真も右大臣に任ぜられ,学者として異例の出世であったが,901年時平の中傷により大宰権帥(だざいのごんのそち)(大宰府の現地での実質的な長官)に左遷され,そこで死んだ。

・北野天満宮や太宰府天満宮、そして防府天満宮で「学問の神様」としてまつられている。


栄達では、現代では東京大学総長を経て副総理、官房長官に匹敵するような立場になり、本人が固辞したり、辞任を申し出ても受け入られないまま時の左大臣の藤原時平を中心とする陰謀により大宰府(今の福岡県)に追放され、非業の死を遂げます。

小説では、自分の地位を望むこともない、不器用な人間としての道真がクローズアップされ、初恋の人であった明子(あきらけいこ、文徳天皇の女御)との道ならぬ恋や、女性にだらしない側面も描かれています。

下巻の「邯鄲の夢」は、そのサブタイトルにふさわしく、栄華の時期から一転して、健康を害し、衣食にも事欠く姿にやるせない思いを抱きました。

上下で800ページ近くの大著ですが、どなたかこの本を読みたい人がいれば差し上げます。
ただし、『経営者を育てるアドラーの教え』 (岩井俊憲著、致知出版社、1,400円+税)と『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税)をセットでヒューマン・ギルドからお買い求めの方に限り、計2,900円、送料サービスで2月21日に先行お渡しとします。

◆菅原道真をより知るためには、次の2つに目を通すことをお勧めします。

(1)大宰府天満宮のURLから 道真公のご生涯

(2)PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)2019/07/31 6:00
菅原道真が学問の神様になった本当の理由 ― 7人が落雷で死んだ清涼殿落雷事件

(山本 博文東京大学史料編纂所教授)

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月15日)は、本来はお休みの日だったのですが、溜っている仕事を片付けるためと、もう1つの目的のためにオフィスに行きました。

もう1つの目的というのは、アドラー心理学ベーシック・コース の3日目終了後に行われる懇親会に出るためです。

講師は 永藤かおるさん で、熱血指導です。

私の時と同じように質問がかなり出たようです。

講座には22人が参加していました。


(休憩中の風景)

19:00を少し過ぎたところで講座が終わり、14人が香港酒家での懇親会に行きました。

一人ひとりの自己紹介もあり、また、個別に何人かとお話しする機会があり、実に個性的かつ魅力的で、私が学ぶこともたくさんありました。


(一部の人が帰られた後で、ごめんなさい)

また、アドラー心理学ベーシック・コース  には、私がよく知っている数人が紹介してくださっていることが明らかになりました。

とても学びになりました。

私が最近こだわっているのが「耳学問」です。

本を読んだり講座に参加するのもいいのですが、個性的かつ魅力的な人からダイレクトにお聞きするのは、人生の妙味とも言えるものです。

講座、懇親会にお越しの方々、本当にありがとうございました。

アドラー心理学ベーシック・コース は、今後以下のスケジュールで開催します。
新たに決まった大阪開催のコースもあります。

東京・土日4日間コース

5月16.17.30.31日(土日)
8月22.23日9月5.6日(土日)

東京・平日4日間コース

4月10.24日.5月8.22日(金曜4日間)

愛媛・土日4日間コース

6月6・7・20・21日(土日4日間)

大阪・土日4日間コース

10月3.4.17.18日(土日4日間)
場所は、ホームページにまだ記載がありませんが、「日本研修センター 十三会議室」です。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月14日)は、天国と地獄を味わった1日でした。

最初は天国話。

10:40~12:10に早稲田大学エクステンションセンター(早稲田校)で「勇気づけの心理学」 の第5回目の講座を行ってから18人の受講者のうちの12人と一緒に早稲田大学26号館(大隈タワー)15階「森の風」に行ってランチ。

とても魅力的な受講者一人ひとりの姿が浮き彫りになりました。

中には、すでに『アドラーに学ぶ70歳からの人生の流儀』(毎日新聞出版、1,500円+税、2月29日発売)をAmazonで予約されている方もいらっしゃいました。

ランチを終えてから集合写真を撮りました。

ランチを終えてオフィスに行くと、2人の女性スタッフからバレンタインのプレゼントを発見。

と共に凶報により一気に地獄へ。

ジョン・スペリー博士の来日の件で、博士から梶野 真さん経由で届いたメールでは、「やはり来日不可能!」とのこと。

梶野さんとも電話で話したのですが、もはや意思撤回不可能とのこと。

そこでやむなく、ホームページ上での中止連絡と、申し込み者個々人に対して次の文面のメールを送信しました。

ジョン・スペリー博士のワークショップおよび来日記念パーティー中止のお知らせ
 
とても残念なお知らせです。

2月29日(土)と3月1日(日)に予定していたジョン・スペリー博士のワークショップおよび来日記念パーティーの中止のお知らせです。

新型コロナウイルスの蔓延によりスペリー博士が来日を見送りたい旨の連絡が入りました。

梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事、ワークショップのファシリテーター)は、ぎりぎりの折衝を重ねてくださっていたのですが、ジョン・スペリー博士のご家族、大学関係者から強い懸念が表明され、この決定に至りました。
 
このメールは、すでにお申し込みの方々にヒューマン・ギルドからとり急ぎご連絡するものです。
 
つきましては、趣旨ご理解の上、次の措置にご協力のほどお願い申し上げます。
 
1.すでに講座の代金をお支払いの方は、全額返金処理(振込手数料は当社が負担)を致しますので、下記の情報をご返信下さい。
 1)申し込みの講座名
 2)振込先銀行
 3)支店名(フリガナ)
 4)口座番号
 5)普通預金かその他か
 6)講座名義人名
 7)ヒューマン・ギルドに受講料を振込みをした際にかかった振込み手数料(受講料にプラスしてお返しいたします)。

以上7点を明記の上、このメールへの折り返しをお願いします。
 
2.旅行代理店経由などにより交通機関、ホテルなどのご予約をされている方は、即座にキャンセルのご対応をお願いします。

それにも関わらず代金が発生する場合は、旅行代理名、交通機関、ホテルなどを明記の上、実際にかかった費用をお知らせください。
1.と同様に返金処理を致します。
 
◆ただし、返金先がたくさんありますので、手続きには時間がかかることをご理解ください。
◆受講料のお支払いがまだ済んでいない方も、お手数おかけしますがこのメールをご覧いただきましたらフルネームと「見ました」だけでいいのでご返信ください。

返信がないと、何度もメールを入れたり、お電話をしたりすることになりますので、ご協力をお願いいたします。
 
ヒューマン・ギルドとしては、皆様のご期待に沿えないことをお詫びすると共に、まずは迅速な対応を心掛け、今後の方針を明確にするつもりです。
 
まずは、何よりもご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 
2020年2月14日(金)  ヒューマン・ギルド 代表 岩井俊憲

大打撃です。

何よりも期待してお申し込みの受講者にご迷惑をおかけするのがとても残念です。

このメールで、気づかれた方は、いち早くご対応をお願いします。


会社を16:30に早退して向かった先は新宿。

カミさんと4日ぶりに会いました。

4日ぶりの理由は、カミさんが義母の1カ月半の入院生活を終えて帰宅したことに伴い、月曜日から実家に泊まり込んでいたからです。

カミさんは、旭屋書店アトレヴィ大塚店で私の『人間関係が楽になるアドラーの教え』(だいわ文庫)が平積みになっていたことを教えてくれました。

この本は、私の既刊の本では一番売れ速度が良い本です。

先日も7,000部重版をしたばかりです。


カミさんとの行先は、初台の東京オペラシティ コンサートホール。

CLASSICA JAPAN で「ヴァイオリニストの諏訪内晶子が芸術監督を務める「国際音楽祭 NIPPON 2020」が2020年2月14日より開催!」のスタートの日。

10年以上共演しているニコラ・アンゲリッシュとのデュオ・リサイタルでも、ヴァイオリン・ソナタ「第5番 へ長調 <春>」「第7番 ハ短調」「第9番 イ長調 <クロイツェル>」を演奏。

1990年に20歳にして「チャイコフスキー国際コンクールヴァイオリン部門で全出場者最年少第1位および日本人初全審査員の一致による優勝」という輝かしい経歴の方です。

「世界三大ストラディヴァリウスの一つである『ドルフィン(Dolphin)』(1714年製)を日本音楽財団から長期貸与されている。この楽器はかつてヤッシャ・ハイフェッツが使用していた」と言われる ヴァイオリンの音色は冴えわたっていて、まさに天国の音色。

「第9番 イ長調 <クロイツェル>」は、レコードとCDで3枚持っていますが、それらを上回る印象を持ちました。

ニコラ・アンゲリッシュの演奏するピアノとは「デュオ・リサイタル」― ヴァイオリン・ソナタではない ― にふさわしい歴史的名演でした。

アンコールは、シューマン ヴァイオリン・ソナタ第2番 二単調Op.121より第3楽章。

真ん中の地獄の気分を味わうことがありましたが、社員の結束で対応ができ、天国気分に挟まれた1日となりました。

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