アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日、昨日、今日と2泊3日でタクロウが一人で家に来ています。
お嫁さんは、家族の不調で札幌の実家に帰っています。

親ばかでしょうか、私は土曜日に午前中からタクロウのために第6期 オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース の前にタクロウの大好きなもつ煮込みを作り始めていました。

野菜はニンジン、ニンニク、ショウガだけにし、大量の豚モツ(1キロ)、焼き豆腐(2丁)、コンニャク(2丁)を使い、味噌、醤油、お酒で煮込みます。

遠慮なく申し上げれば、どこの店のもつ煮込みよりもおいしいのです。

とておいしそうに食べてくれましたよ。

カミさんはタクロウの家だけでなく義母のためにも冷凍庫にお裾分け分を入れています。

タクロウは、仕事の成果を動画で見せてくれました。
あまり詳しく書くと仕事がばれてしまうので書きませんが、有名人を使っていい作品を作っていました。

日曜日のお昼は、東中野の獅丸餃子東中野店に歩いていって、獅丸餃子(焼き)と水餃子(それぞれ2人分)と黒ゴマ担々麺を食べました。

その後、スーパーで買い物をして帰りました。
道々、カミさんとタクロウとの語らいがとても楽しそうなのを観察していました。

スーパーでの買い物シーンや、風呂上りに掃除状況などにお嫁さんの好影響をいくつも観察できました。

夫婦揃ってほとんどテレワークの2人、家事は完全な分担関係。

風呂に最後に入っての片づけ状況などにカミさんは感激していました。

お嫁さんの影響でかなり几帳面になっていました。

でも、彼の個室は未整理のまま、ベッドの上は物置になっていて、1階の元和室に寝ています。

<お目休めコーナー> 10月の花(29)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月29日)の午後は第6期 オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース(土曜6日間コース)の2日目を行っていました。



受講者数は30名(再受講5名、補講4名を含む)

研修の2本柱は(1)アドラー心理学の基本的な考え方と(2)ライフスタイルの意味と構成要素でした。

”movement”とアドラーが使っていた言葉を物理的・身体的でなく「心理的な動き」として展開したので、受講者の理解に一本線を入れることができた感じでした。

すでにELM勇気づけリーダーになっている方やアドラー心理学の本を読んでいる方が多く、「え、こんなことがわかっていないの!」という方は皆無。
むしろ、内容を深堀りする質問が出て、講師としてモチベーションが高まりました。

今回も前回同様17:15には終わって、その後、受講者とやり取りをしていました。

講座後のやり取りには、個別のご相談が2つほどありました。

受講者の方々を見送ってからは協賛の 吉野 明世さん(笑motion:be present 代表、上段右)と 澤田有心子さん(Being up 協会 代表)とミニ・ミーテイングを行いました。

オンラインサポート役の吉野 明世さん は今回もまた完璧なサポートをしてくれました。

澤田有心子さん は、他の受講者の質問に対してご家庭での事例を披歴して私を助けてくれました。

開始前も、講座前後もチームとして機能しています。

 

◆第7期の オンライン開催アドラー心理学ベーシック・コース(土曜6日間コース)は次のとおり開催の予定です。

日時:2023年1月21日、2月4、25日、3月11、18、25日 全日土曜日 13:15~17:15

詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/859 から

◆集合型.リアル版の研修は、次のとおり予定しています。

(1)東京土日4日間コース(集合型.リアル)

日時:2023年1月コース 1月14.15.28.29日(土.日)土曜13:30-19:00、日曜10:00~17:30
会場:ヒューマン・ギルド 研修室
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/244 から

(2)栃木土日4日間コース(集合型.リアル)

日時:2023年1月コース 5月13.14.27.28日(土.日)土曜13:30-19:00、日曜9:30~17:00
会場:未定(決まり次第掲載いたします)。
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1029 から

<お目休めコーナー> 10月の花(28)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月28日)はオフィスで一仕事を終えて、ヒューマン・ギルドから徒歩5分のシャロームみなみ風に出向いて17:30~19:00に2022年度 新宿区委託研修事業 「専門性向上のための研修会」第4回の講師を務めてきました。

タイトルは「福祉業界でチームで働く皆さんへ~アドラー心理学からのヒント」

会場と新宿区の知的障害にかかわる施設を結んでのハイブリッド型の開催でした。
ハイブリッド型ののパターン、私もかなり慣れてきています。

私の『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、1,650円)を参考にしながら話を展開しました。

「組織の力を高める5つの条件」として次の5つを取り上げました。

(1)目的/目標
(2)貢献(参加)意欲
(3)コミュニケーション
(4)共感
(5)協力

「協力」については「好き・嫌い」「良い・悪い」を超えて目的・目標に向けて建設的に取り組むことを伝えました。

また、アドラーの考えには「変革」に関連する言葉があるとして、「自己変革なくして組織変革なし」の趣旨で次の言葉を紹介しました。

「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」(『人生の意味の心理学 下』

研修が終えたときなど、「とても勉強になりました。でも、この考え方は上司に学んだほしいです。上司が変わらなければ組織は変わりません」と言ってくる人がいるが、「こういう人がいる限り組織は変わらない」として皮肉りました。

最後は「人生の意味は貢献である」というアドラーの言葉(『人生の意味の心理学』上)をもとに「福祉業界でチームで働く人こそが誰よりも強く実感できる言葉ではないでしょうか?」とエールを贈って結びました。

このように私が福祉関係の方々に講演/研修の機会をいただいているのはシャロームみなみ風の施設長の廣川美也子さん(ヒューマン・ギルド会員)のお陰です。

11月2日(水)・11月16日(水)には2日間コースでそれぞれ10:00~16:30に東京都社会福祉協議会 知的発達障害部会 研修委員会主催の若手リーダー・リーダー候補向け研修(オンライン開催)として89名の受講者を対象に「アドラー心理学に基づく勇気づけのリーダーシップ」と題して研修を行います。

私自身、福祉業界にアドラー心理学が浸透していくのをとても喜びとしていて、廣川さんにとても感謝しております。

<お目休めコーナー> 10月の花(27)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私が間もなく65冊目の本を出せることになった陰には、この2人の恩人なくては語れないものがあります。
2014年から加速的に本を出し続けられるようになった訳をお伝えします。

昨晩(10月27日)は久保田章子さん(毎日新聞出版株式会社 図書第一編集部編集長代理、写真右)と星野友絵さん株式会社サイラスコンサルティング 代表取締役、写真左)とヒューマン・ギルドの斜め前にあるイタリアン・レストラン「ソプラアクア」でディナーを楽しみました。



私からの感謝の宴でもありました。

思い返せば、2013年の秋に当時日本能率協会マネジメントセンターに在籍の久保田章子さんからマンガでアドラー心理学の本を出してみないかとのオファーがありました。

私自身は「その前に アドラー心理学ベーシック・コース を受講されませんか」とお誘いすると、数日後から始まったコースの4日間のすべてを受講され、納得づくで執筆作業に入りました。

そこでできたのが2014年発刊の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』。

久保田さんとのご縁で、このシリーズは第2段の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2』

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』と続きました。

この3冊で発行部数は23万部に及びます。

毎日新聞出版株式会社に転籍後もご縁は続き、2020年の2月には『アドラーに学ぶ 70歳からの人生の流儀』を星野友絵さん の編集協力を得て出していただきました。

星野友絵さん との最初のご縁は2014年12月発刊の『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』(かんき出版)の編集協力をいただいたことでした。

続いて同じかんき出版からの『アドラー流 一瞬で心をひらく聴き方』(2016年2月発刊)や秀和システムからの『「勇気づけ」でやる気を引き出す! アドラー流リーダーの伝え方』(2019年1月発刊)などに続きます。

 

そして、私の65冊目の本、12月上旬発刊の『娘が理解できません ~ 大人になった娘のために、母親は何ができるか』(小学館発売/小学館クリエイティブ発行)に続きます。

来年初に出る66冊目の本も星野さんの編集協力の本です。

こうやって書いてみると、ご縁が縁繋ぎ、縁結びにつながっていることをしみじみと有難く感じた昨日の宴でした。

<お目休めコーナー> 10月の花(26)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月27日)はオフィスに4,000億企業の女性部長がご来訪。
1月にお引き受けしている講演の打ち合わせをしました。

この方の部署では改善活動を重ねているが、今後は新しい企業文化として「変革」の推進が重要課題となっているとのことです。

私は1年前にお引き受けした講演とはガラリ様変わりさせて「変革に向けての勇気づけ」をテーマにお話ししようと決意しました。


午後は、池袋の貸しオフィスに出かけてある団体組織のメンバー対象の2時間の講演。
10月、12月、来年2月で3回にわたって担当する「アドラー心理学の勇気づけのリーダーシップ」シリーズの第1回目として「勇気と希望のアドラー心理学」。

会場には「今さら勇気と希望なんていらない」と豪語する79歳の方もいらっしゃいました。

困ったことが起きました。
「ハイブリッド型講演」とお聞きしていたので、会場にはオンラインに精通した人がいらっしゃるかと思っていたら、あまりお得意でない様子。
私がホストになって、オンライン参加者の入室やご注意、さらにはブレイクアウトセッションも担当しました。

実は私、Zoomについてはしっかりと人援隊さんからご指導を受けましたが、ブレイクアウトセッションが苦手で、私の講演・研修では100%サポート役にお願いしていました。

しかし、メンバーの割り当てから一部の編成替え、もちろん時間設定もまるで初めてとは思えないくらいサクサクとワンオペでこなしました。

「なんだ、やればできるじゃないか!」と自分自身を鼓舞したい気持ちになりました。
ただの「食わず嫌い」に過ぎなかったようです。
今後はアドラー心理学ゼミナールなどどしどし自分でやってしまおうと決心しました。
「『食わず嫌い』は変革に大きな妨げ」と自戒したひと時でした。

ところで、79歳の、私よりも年長の方、私が目的論の説明で使った「過去の不具合な原因探しは、解説になっても解決にならない」などの言葉がお気に入りになって、「いやー、楽しかった!」とご満悦で会場を後にされました。


家に帰るとマーケティング統括マネージャーの 目次 心さんから毎月発行している法人ニュースのチェック依頼がメールで来ていました。


(法人ニュースの一部分)

目次さんもまた変革の志を持った人で、ヒューマン・ギルドの法人営業部門の大部分を担ってくれています。

今日は「変革」をテーマに3つの話題を取り上げました。

<お目休めコーナー> 10月の花(25)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

11月1日には『アドラー心理学 こころの相談室』(三笠書房王様文庫、847円)も出て、既刊の『ビジネス教養 アドラー心理学』はじめ私の本が花盛りになります。

次の2点でご説明。

1.「ブックツリーフェア」が11/23(祝・水)まで丸善・ジュンク堂・文教堂を含む提携書店やhontoで展開されています。
本の専門家が独自のテーマで集めた数千の本を、読者の”関心・興味”や”読んでなりたい気分”に沿って取り上げたものです。

岩井俊憲がブックキュレーターの一人になって「自分を深め、高め、広げる読書法」のタイトルで5冊の本を紹介しています。

昨日インターネットを見ていたら、もうすでにアップされていました。

https://honto.jp/booktree/detail_00016479.html

以下の内容で私は書いていました。

「アドラー心理学の恩師、ジョセフ・ペルグリーノ博士(カナダ心理学会終生名誉会員)は学びについて『深く、高く、広く耕せ!』のたとえを用いていました。
読書はまさに、自分の知識を深め、志を高め、そして、関心を関連領域へと広げることを可能にします」として、その視点で5冊をリストアップしました。
  
1)『原典 生きるために大切なこと』(A.アドラー著、桜田直美訳、方丈社)  
2)『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』(藤尾秀昭監修、致知出版社)
3)『「毒親」の正体』(水島広子著、新潮新 
4)『アサーティブ・コミュニケーション』(戸田久実著、日本経済出版)  
5)『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』(岩井俊憲監修、新星出版社)  

8月6日発売から2か月半で18,000部の発行部数を誇る『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』の新星出版社が繋いでくれたご縁です。

8月26日発刊の『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』(岩井俊憲、ディスカヴァー・トゥエンティワン)に10月末に『アドラー心理学 こころの相談室──小さなことが気にならなくなるヒント』(三笠書房王様文庫)が加わり、この時期は岩井俊憲著の本が花盛りになります。

*ヒューマン・ギルドのニュースレター11月号でもお知らせします。


2.11月1日~12月上旬予定で東海道・山陽新幹線の利用客を対象とした「EX 旅のコンテンツポータル」で『ビジネス教養 アドラー心理学』の要約記事掲載が決定しています。
10月20日付けのブログでもお知らせしていました。

株式会社 新星出版社 の編集担当の佐藤睦海さんから『ビジネス教養 アドラー心理学』のflier広告の件でメールが入りました。

こんな内容でした。

Flierという会員制の本の要約サイトにて、
弊社書籍を度々取り上げていただいており、
現在は『ビジネス教養 アドラー心理学』
の要約を掲載中なのですが、
今週のランキングにて、全体1位になりましたので、
お知らせいたします!
https://www.flierinc.com/summary/ranking?tab=weekly

また、Flierでは昨年11月より東海道・山陽新幹線の
利用客を対象とした「EX 旅のコンテンツポータル」にて
要約サービスを提供を開始しているそうで、
今回の『アドラー心理学』要約記事掲載が
下記の要領で決定しています。

■要約掲出期間
 11月1日~12月上旬予定(期間は変更になる可能性がございます)
■対象者
 東海道・山陽新幹線(東京~博多間)、小田急ロマンスカーの全編成車両をご利用いただく乗客
■提供方法
利用者ご自身の端末(スマホなど)から専用のWi-Fiに接続することで
閲覧できるサイト内にてご覧いただく形となります。
※車内限定で閲覧可能。


(10月20日当時)


(10月26日現在)

<お目休めコーナー> 10月の花(24)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

以前に【私のアイデンティティ=経営者+研修講師+カウンセラー+作家+教育者】として4回まで書いていましたが、今日はカウンセリングの実践と早期回想解釈の簡易法について触れます。

1.昨日(10月24日)の夕方は、カウンセラーとして出向いている法人で2人ほどカウンセリングを行いました。
カウンセリングをするよりも私の学びがとても多かったカウンセリングでした。

カウンセリングをしていると、クライアントの体験が自分自身の体験の枠を超えて見る世界、生きる世界が広がるような感じがして有難いです。
私はビジネス書の作家でもあるため、さまざまな事例にクライアントのケースを少しばかり脚色をして使うことができます。

その代表的な著書が11月1日に出る『アドラー心理学 こころの相談室』(三笠書房王様文庫、847円)です。

この本はもともと宝島社から『ありのままの自分を認める 人生を成功に導くアドラー心理学』として出ていた本ですが、2万部で絶版。
文庫収録にあたり加筆・改筆・再編集のうえ改題したものです。


2.昨晩は12人の熱心な受講者を集めて20:00~21:30に「オンライン開催:『品詞』をもとに読み取る早期回想解釈」を行いました。

小山貴子さん が私の早期回想解釈に疑念を寄せられ、それなら仲間を集めて勉強し合いましょう、との趣旨で集まった人たちでした。

講座の進め方は(1)参加者の30秒自己紹介(お名前と自己PR)、(2)岩井のミニ講義、(3)小山貴子さんを中心にした受講者サイドの反論、(4)質疑応答と補足講義の展開でした。

私は講義の中でライフスタイル分析の腕前は(1)初級者は早期回想解釈をしてライフスタイルの手掛かりとする(家族布置は参考程度)、(2)上級者は家族布置でライフスタイル読み取り、早期回想で裏付ける、と、早期回想だけに特化して学ぼうとする人たちをたしなめました。

さらに、「個人の人生に一貫するその人特有の思考(信念)・感情・行動のスタイル」であるライフスタイルを分析するにはクライアントの語る文章の品詞が手掛かりになることを強調しました。

ご参加の皆さんに早期回想の一例をブレーン・ストーミング方式で読み解いてもらったところ、参加者のレベルの高さに驚きました。

私の結論の1つとしては「(カウンセラーとしてクライアントの)ライフスタイルを知ることは、クライアントが直面するライフタスクにライフスタイルがどう機能しているかを伝え、より建設的な生き方を提案すること」としました。

この講座の提案者の小山貴子さん は、フェイスブックのメッセンジャーで次にようなご感想を寄せてくれました。

(1)ライフスタイルを知るには、家族付置、早期回想、夢、特殊質問の4つの方向から分析してみる。
共通点や相違点も見てみる。

(2)回想は3つくらい取ると良い。できれば成功体験だけでなく、失敗体験も有れば良い。
そして、点から線へ、面でとらえていく。

③回想には品詞に注目する!
名詞や動詞からは、その人が持つ自己概念や世界観、自己理想が見えてくるし、副詞、形容詞からはベイシックミステイクが見えてくる。

小山貴子さん 、ご参加の方々、有難うございました。
私の学びにもなりました。

3.講座を終えてから昨日21:00から配信の「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 で「【アドラー心理学】やる気を問い直す」を視聴しました。



私(岩井俊憲)が「やる気」の通説を覆す話をしました。

こちらからご覧になれます。
  ↓  ↓
https://youtu.be/M7HVYlqswKU

 

4.そうそう昨日はこんなこともありました。

家に帰ると、日本教育カウンセラー協会から「上級教育カウンセラー」の更新の認定証とカードが届いていました。

あまり役立っていませんが、資格だけは維持しています。

<お目休めコーナー> 10月の花(23)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(10月23日)は家中心の生活で、外食、買い物以外は家にいた1日でした。

外出時の空がきれいで、空と花、空と雲のコントラストの写真が撮れました。

カミさんに「受講者の方々にもこれから『しゅんけんさん』と呼ばれたい」とカミさん独占の呼称の開放の了解を求めたら、「ブログやフェイスブックを見なかったことにする」と返ってきました。
これって了解なんでしょうかね?

2.そのカミさんの構想 ーかなりの説得が伴いましたがー に基づき、彼女の多大な尽力を得て、長年の懸念だった書斎のレイアウト変更に取り組みました。



これは、コーチングでも年内の課題にしていた案件です。

左の本棚は2段重ねの3層構造だったものを1段重ねの並列配置に。
テレビ、オーディオの金属製のラックを処分対象に。
本も100冊近く処分を決断。

快適空間に生まれ変わりつつあります。


3.ところで、岸田総理の支持率低下傾向が続いています。
物価高、円安、旧統一教会問題・・・・等々。
発足時から『聞く力』をアピールしながら10カ月近く続いた支持率はこのところ低迷。

演説や答弁を聞いていても冴えが見られません。

その点のスピーチ力については、歴代首相の言葉を研究する米ユタ大教授の東照二氏(社会言語学)の「リポート・トーク (report talk)」と「ラポート・トーク(rapport talk)」分類が参考になります。

リポート・トーク・・・・情緒ではなく情報を伝える話し方

ラポート・トーク・・・・情緒を伝え、共感を高めるような話し方  聞き手が相手に共感をような話し方

東照二氏は、「リポート・トーク 」の理論、理屈、情報、内容についての伝え方ではなく、「ラポート・トーク」による伝え方で感情、情緒のふれあいによって、私たちが心の扉を開くことを教えてくれています。

「ラポート・トーク」の好例は、安倍元首相の国葬の際の菅前首相の追悼の言葉が代表例です。

銀座の焼き鳥屋で2度目の総裁選出馬を口説いた話、衆議院第一会館1212号室に残された「山県有朋」の本の話は、まさに「ラポート・トーク」の代表例で、多くの人たちに感動を与えました。

岸田総理には「ラポート・トーク」を身につけることをお勧めします。

<お目休めコーナー> 10月の花(22)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月22日)はヒューマン・ギルド主催で2つの講座が開催されていました。

1つはヒューマン・ギルドの研修室で10:00からELM勇気づけトレーナー養成講座
鈴木三穂子さん永藤かおるさんが講師。
受講者の大半が男性というELM勇気づけトレーナー養成講座 始まって以来の男性比率。
今日は2日目が行われます。

もう1つはオンラインで午後開催のアドレリアン・コーチング入門
受講者は20名(オンラインサポート役担当の岩村篤さん も含む)。



竹尾めいさん(ライフデザインコーチ、アドラー・カウンセラー、写真上段左)が講師。



私も主催者代表兼受講者として参加しました。

受講者として感心したことがいくつもありました。

(1)テキストがとても緻密な構成であったこと
コーチングに不可欠な内容だけでなく、アドラーの言葉や図表が絶妙のバランスで配置されていました。

(2)展開が見事であったこと
呼ばれたい名前での参加で始まり、講義、竹尾さんと岩村さんによるデモ、2人一組での演習、質疑応答などが織り込まれ、あっという間の4時間の構成でした。

(3)日常生活に活かせる内容をテーマにコーチングに取り組めたこと
「今年中にやりたいことは何ですか?」を目標とするテーマ設定であったため、受講者にとって切実かつ身近なテーマ設定でした。

私の感想では総じて竹尾めいさんがとても高いレベルの講師力を持つ方であることが確認できました。

主催者の立場からすると、来年度になってしまうかわかりませんが、もう一度展開するか、ヒューマン・ギルドに関連のある企業に売り込みたい気持ちになっています。

ところで、この日は受講者として「しゅんけんさん」の名前で呼んでいただきました。

今までは、妻と娘からこのように呼ばれていますが、これからは「岩井先生」ではなく「しゅんけんさん」に変えようと思いました。
いいですよね、うちのカミさん?

「先生」の呼び方は議員の中でもやめようという動きがあるので、「岩井先生」もまた返上したいです。

<お目休めコーナー> 10月の花(21)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月21日)もまた私にとって学びの深い1日でした。

午前中は来週に迫る4つの研修のうちの2つの研修資料を完成させました。

夜はハリウッド大学院大学での3回目と4回目の講義。

その合間に行われたカウンセリング道場(シニアコース)には他のコースの方も混じって15人で行われました。


(写真提供:番澤清美さん

詳しいことは書けませんが、盛矢澄香さん がわざわざこのコースに参加されクライアント役をお務め。
セルフタスク(自分自身との向き合い方)とスピリチュアルタスク(生きる意味)にまたがる内容のご相談でした。

カウンセラー役は、最初が番澤清美さん 、続いて三輪克子さん。

熟達したカウンセラーのお2人なので、それぞれの個性が出て、熟慮型の盛矢さんに内省を与えていました。

対話型のカウンセリングはクライアントだけでなくカウンセラー側にも【内省】と【創発】をもたらします。

2人で30分が過ぎたところで盛矢さんに「この次はどの人でもお好みでどうぞ」と言うと、何と私を指名してきました。

私は最初にメタファーとしての「死と再生」を取り上げた以外は自分で用意した質問をせずに、間を大切にしながら、時に祈るような気持ちを込めて【創発的質問】をしました。

【創発的質問】について私は勝手に次のように定義しています。

カウンセリングの過程において、カウンセラーが用意した質問を超えた、クライアントとの関係性から話題の本質に迫る、いま、ここでの湧き上がる質問

盛矢さんがうなるような感じで困っているのを知って、私は2人でのやり取りを中断して仲間の人たちに「盛矢さんから学んだことはどんなことですか?」と発言を促しました。
ここは公開カウンセリングならではの場の効果です。
盛矢さんが十分受け取る準備ができていると見たからです。

「ひたむきさ」「自分と向き合う勇気を持った人」「素の自分を出せる人」「自分と向き合い続ける人」などなど盛矢さんを勇気づけ言葉が次々と出てきました。

あえてカウンセリング道場の中でも一番フィードバックが厳しいシニアコースを選んでクライアント役を担った盛矢さん、さらには盛矢さんを心底応援しようとする仲間たちに感謝申し上げます。


◆【創発的質問】に関連することは、過去のブログに次のように書いています。

2022年8月5日付けブログ 『ソクラテスの対話』を連想させたカウンセリング道場

2022年9月23日付けブログ ヒラメキを受け止めて:【創発的質問】について

2016年7月29日付けブログ ペルグリーノ博士のリーダーのためのワークショップ

◆【創発的質問】に関連する講座が次のとおり開催されます。
カウンセリングを学ぶ人には必須です。

■アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決

「ソクラテスの対話法」とか「問答法」という言葉を耳にされたことはあるでしょうか?

「こんな言葉を聞くのは、初めてだなぁ」と思われた方も、ご心配なく! アドラー心理学に興味があり、より深くアドラーを学んでみたいなぁ、と思われる方だったらどなたにでもご参加いただけます。
アドラー心理学を学び始めて間もない方にも、セラピストなど専門家の方にも、それぞれの立場で役立てていただける内容でお届けいたします。

このコースは、ミニレクチャー、デモンストレーション、実習、および質疑応答で構成されます。

コースの対象者: 支援的な人間関係をはじめ様々な人間関係での対話に役立つ、効果的でアドラー心理学に沿った質問法を学びたい方

講師:マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)
日時:2022年12月3日・4日(土・日)9:00~13:30(日本時間)途中休憩あり。
受講料:38,500円
 注意:2日で完結するコースです。2日間ともご参加ください。

 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1011 から詳細確認及びお申し込みができます。

■オンライン:シェア会「アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決」

「アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決」のワークショップの1週間後に、感想などをシェアできるイベントを開催します。

ワークショップ参加者と主催者(岩井・永藤・梶野・水野)が集まるシェア会となります。

共に学んだ仲間と学びをシェアすることによって、学んだことの定着を図ったり、疑問に対するヒントが見つけませんか? 
なかなか聞くことのできない主催者からのコメントも聞くことができるかもしれません。
よかったら、ワークショップと合わせてご予定・お申込みください。

進行:岩井俊憲・永藤かおる・梶野真氏・水野美津子氏(マリーナ・ブルフシュタイン博士は参加しません)。

日時:2022年12月10日(土)10:00~11:30
受講料:2,000円

 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1011 から詳細確認及びお申し込みができます。

<お目休めコーナー> 10月の花(20)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月20日)は9:00~16:30に新潟県庁職員25名(5人一組×5グループ)を対象に『コミュニケーション能力向上』セミナーを開催していました。

新潟県庁の研修は2016年からお引き受けし、2020年のコロナの最盛年を除いて、2021年はオンライン開催をしながらもずっと私を講師にお迎えいただいています。

研修の柱は次の4つでした。

(1)オリエンテーションとリレーションづくり
(2)実践的なコミュニケーションスキル
(3)上司・部下との対人関係における動機づけの考え方
(4)自己や周囲のやる気を引き出すコミュニケーション(勇気づけを中心に)

ただし、事前に講師宛ての質問を9個いただいていたので、途中「質疑応答」の時間を設けて丁寧に回答しました。
「課題の分離」や「モチベーション」の質問にはスライドを事前に用意して説明。
また、ADHDの疑いのある人とのコミュニケーションについては、私自身を例にして語りました。

私の本を何冊か読んでいる方がいらっしゃったり、また後部に配置された、以前に私が贈呈した10冊以上の本を手にする方々も多く、受講生の関心の高さが窺えました。

この研修には視覚障害を持つ人も参加されました。
講師の口元を見ないとわからない、ということなので、私はマスクを外して講義をしました。
グループのメンバーも、その人に話す場合は、マスクを外して対応してくれていて、受講者の共同体感覚の高さが顕著でした。

この研修の事前のやり取りや当日のサポートなどは人事課のKさんの存在なくしては考えられません。

Kさんは私の得意な「なぜなぜ攻撃」の部下役を務めたり、時に2人一組での受講者の補助をお願いしたり、ランチの席に受講者2人ほどを招いたり、大きなご貢献をいただきました。

受講者の感想は「楽しかった」が圧倒的に多く、私も楽しく、達成感、満足感も最高級でした。

Kさんを中心とした新潟県庁の人事課の方々、25人の受講者の方々に心から感謝申し上げます。


ところで、研修中に1つだけ私の懸念材料を発見しました。

午前中に声に迫力が感じられなかったのです。

ここ2年半のオンライン慣れ、マスク越しの発声などにより臍下丹田から声を出すことを怠っていたようです。

このことは自分のYouTubeを見てもうすうす感じていたことでした。

「これはいけない」と反省し、これから少々ボイストレーニングに励みます。

<お目休めコーナー> 10月の花(19)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

新潟に研修のために来ています。

1.新幹線内で永藤かおるさんに勧められ借りた本を読みました。

『先生、どうか皆の前でほめないで下さい ー いい子症候群の若者たち』(金間大介著、東洋経済新報社、1,650円)

詳しく書いてもいいのですが、タイトルと--の後のフレーズで察しがつきます。

第1章 先生、どうか皆の前でほめないで下さい
--目立ちたくない若者たち
第2章 成功した人もしない人も平等にして下さい
--理想はどんな時でも均等分配
第3章 自分の提案が採用されるのが怖いです
--自分で決められない若者たち
第4章 浮いたらどうしようといつも考えてます
--保険に保険をかける人間関係
第5章 就職活動でも発揮されるいい子症候群
--ひたすら安定を求めて
第6章 頼まれたら全然やるんですけどね
--社会貢献へのゆがんだ憧れ
第7章 自分にはそんな能力はないので
--どこまでも自分に自信のない若者たち
第8章 指示を待ってただけなんですけど
--若者たちの間に広がる学歴社会志向とコネ志向
第9章 他人の足を引っ張る日本人
--若者たちが育った社会
第10章 いい子症候群の若者たちへ
--環境を変える、自分を変える

専門学校や全入の私立大学の学生の姿ではありません。
金沢大学などで教鞭をとる現職教授の本です。

若者の実態と豊富なデータで日本の前途を悲観してしまう本です。

ただ、直視せざるを得ない現実です。

第10章「いい子症候群の若者たちへ」では、金間教授は理系出身のモチベーション論の大家らしいメッセージを発しています。

若者の実態を把握するために避けて通れない現実を学べる本としてお勧めします。


2.株式会社 新星出版社 の編集担当の佐藤睦海さんから『ビジネス教養 アドラー心理学』のflier広告の件でメールが入りました。

こんな内容でした。

Flierという会員制の本の要約サイトにて、
弊社書籍を度々取り上げていただいており、
現在はアドラーの要約を掲載中なのですが、
今週のランキングにて、全体1位になりましたので、
お知らせいたします!
https://www.flierinc.com/summary/ranking?tab=weekly

また、同社では昨年11月より東海道・山陽新幹線の
利用客を対象とした「EX 旅のコンテンツポータル」にて
要約サービスを提供を開始しているそうで、
今回の『アドラー心理学』要約記事掲載が
下記の要領で決定いたしました。

■要約掲出期間
 11月1日~12月上旬予定(期間は変更になる可能性がございます)
■対象者
 東海道・山陽新幹線(東京~博多間)、小田急ロマンスカーの全編成車両をご利用いただく乗客
■提供方法
利用者ご自身の端末(スマホなど)から専用のWi-Fiに接続することで
閲覧できるサイト内にてご覧いただく形となります。
※車内限定で閲覧可能。



また、先日は戸田久実さんからは次のようなお知らせを受けました。

先生の新星出版のご本が、荒木博行さんのVoicyで紹介されていました。
10月11日ですので、少し前なのですが、岩井先生の本が紹介されている!
と嬉しく、メッセージをしました。
https://voicy.jp/channel/794/400432

荒木さんのVoicyは32000人フォロアーがいる人気のvoicyです。
https://manabi-design.jp/profile/


佐藤さん、戸田さん、有難うございました。

このように『ビジネス教養 アドラー心理学』の拡販の動きがあるのがとてもうれしいです。

 

<お目休めコーナー> 10月の花(18)

 



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月18日)の朝はかかりつけの東京女子医大病院の主治医のT先生の診察を受けに行きました。
8月に人間ドックを受けた際に再検査の指摘を受け、そのため先週CTを撮った結果を聞くためでした。

T先生は会っているだけで勇気づけられる方で、画像を示しながら「何の問題もありません」と伝えてくれました。

私は楽観主義と悲観主義の両方を併せ持っていますが、こと健康に関しては、悲観的に向き合い、楽観的に対応しています。
このところ、楽観主義だけでは必ずしも好ましくないことを強く感じているからです。

基本は楽観主義ですが、現実を直視する悲観の目を持つ「現実的楽観主義」がモットーです。

1.昨日はオンライン開催 アドラー・カウンセラー養成講座(第82期)の4日目。
今回も受講者14名の全員が揃いました。


(写真撮影:渡辺歩実さん

この日はカウンセリングの基礎の徹底演習。

オンラインでの演習については、リアルほどのきめ細かい対応はできませんが、3人一組、4人一組、5人一組で何とか対応ができるコツを飲み込みました。

14人くらいの規模に絞っておけば、他のメンバーが演習を行い、仲間間でフィードバックを展開しているのを観察しているだけでも勉強になるものです。

さらに、それをもとにブレイクアウトセッションに入れば、スムーズに行くことも学びました。

これは受講者 兼 オンラインサポーターとしてご参加の渡辺歩実さんのきめ細かなご対応のお陰です。

ドイツのデュッセルドルフに在住の 増田衣恵さん はじめ熱心な受講者のご発言・ご質問がうれしかったです。

増田さんによれば、朝の6:00から午前中に受講されているとのことでした。
また、10月末からは冬時間に替わって5:00からになるのだそうです。
ものすごく熱心な受講者です。

オンラインのお陰で受講者の国際色が豊かになっているのが有難いです。


2.国際色と言えば、夜の21:00から50分ほどアイルランドのダブリンに在住の日本人留学生のカウンセリングを行いました。

私はこの子が中学生の頃からの知り合いです。
アドラー心理学を長らく学んでいらっしゃるお母様の伝手で8月に続いてカウンセリングを行いました。

彼はかなり目標が高く、完全主義思考を持った方で、それだけに目標と現実のギャップに悩む人でもあります。

私は1年前に日本にいたとき、4月にダブリンに来たとき、そして現在を100点満点で自己評価してもらったところ、20点、40点、65点と答えたので、彼の進歩・成長ぶりを加点主義で勇気づけました。

完全主義思考を持つ人はどうしても100点からの減点主義で考えがちです。

彼は残り3カ月の滞在に勇気と自信を持てたようでした。


今日は楽観主義と悲観主義の併用、減点主義に代わる加点主義をお伝えしました。

<お目休めコーナー> 10月の花(17)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3つのことを話題にします。

1.lifehackerの印南敦史の「毎日書評」で『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』(岩井俊憲、ディスカヴァー・トゥエンティワン、1,650円)をもとにした「アドラー心理学をチームマネジメントに生かすヒント? 信頼できる職場に欠かせない『共同体感覚』とは」が掲載されていました。

かなり詳しく内容に触れ、しかも好意的でした。

<結びの言葉>は次のようでした。

「ひとりひとり個性の違う人間は、社会のなかで信頼し合い、協力し合い、貢献することで発展・成長する」と考えるアドラー心理学は、働く人の考え方や価値観が多様化した時代にこそフィットした心理学だと著者はいいます。

それをリーダーシップ・チームマネジメントに活かすことができれば、職場環境はよりよいものになるかもしれません。

◆こちらで全文をご覧になれます。
   ↓    ↓   ↓ 
https://www.lifehacker.jp/article/
440253e5-ea25-4f08-b5ef-2f0e374b3c77/

『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』 はAmazonでかなりの人気を博しています。
昨日の13:00現在のランキングは次のとおりでした。



2.昨日の午後に中学2年生の不登校がお母さんに付き添われてカウンセリングにやって来ました。

最初はお母さんが不登校に至る推移を話し、その子の確認を取るかたちでしたが、途中からお母さんに事務所スペースに移ってもらい、2人だけで話をする機会がありました。

小学校時代の成績がよかった子で、数学と英語が得意だと語っていました。

「苦しんで学校に行けない」ことを最悪と捉えている私は、「苦しまずに学校に行かない」選択として、数学と英語に限定して勉強を重ね、フィジカル・トレーニングをしながら先生や友達を3カ月後にビックリさせることを提案しました。

体重を聞くと80キロもあることがわかったので、私は彼にこんな提案をしてみました。

「74歳のおじいさんと腕相撲をしてみないかい?」

彼は挑発に乗ってきました。

私は簡単に彼に勝てるのがわかったので、あえて彼があと3センチほどで私の手の甲が付くところまで行かせてから彼を一気に敗北に導きました。

悔しがること、悔しがること。

この悔しさの感情がある限り希望が持てる、と踏んで、「君は今後大化けするよ」と期待を伝えたら、お母さんと数学と英語の参考書を買うことになって、ヒューマン・ギルドを後にしました。

この「悔しがらせ作戦」、トランプなどを使って私は不登校の子に昔かなり使っていました。

◆YouTubeアドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド「不登校・登校しぶりの対応」を配信しています。
一番人気です。


   ↓    ↓   ↓ 
https://www.youtube.com/watch?v=u2A4YDwOv3w

◆「不登校に贈る応援歌」をシリーズでブログに書いてございますので、お時間のある時にお読みください。

2015年12月19日 不登校に贈る応援歌(1):踊り場が必要     
12月22日 不登校に贈る応援歌(2):あの人も不登校だった!         
12月23日 不登校に贈る応援歌(3):私もプチ不登校だった!         
12月28日   不登校に贈る応援歌(4):そもそも不登校って?  
2016年1月 9日  不登校に贈る応援歌(5):苦しまずに学校に行かない選択           
1月14日 不登校に贈る応援歌(6):苦しまないでできること           
1月19日 不登校に贈る応援歌(7):不登校に言及した本の紹介            
1月30日 不登校に贈る応援歌(8):「学校に行きたくない」と言われたら・・・・            
2月 2日  不登校に贈る応援歌(9):役に立っていると考えられないか?             
2月11日 不登校に贈る応援歌(10):パートで社会性を養う


3.昨日(10月17日)21:00から配信のYouTubeアドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド「【アドラー心理学を人生に活かす!】アドラー心理学を学んだ私たちのこれから」のタイトルで山崎優子さん(こころとからだの勇気づけ鍼灸師)と栗山慶美さん (勇気づけフォトカウンセラー)がご出演(永藤かおるさん が進行役)。



こちらでご覧になれます。
  ↓    ↓   
https://youtu.be/fs-4SzzYFLw

私は山崎さんと栗山さんの夢に魅了されました。

最後は、お2人から私の長寿への期待が寄せられました。

<お目休めコーナー> 10月の花(16)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月16日)は神戸の産業振興センターで『アドラー心理学による夢のワーク』(共催:ファミリーカウンセリングセンター、代表:古田富子さん)を行っていました。
参加者は23名。

本来は9月19日(月、祝)に行うはずでしたが、台風のために開催ができず、日程と会場を変更してより多くの人たちの参加を得ての開催でした。

共催の古田富子さんを慕う人達が集まったため、メンバーの一体感も生まれ、ランチも全員ご一緒。


(下の写真も含めて撮影:古瀬道江さん

私はパワポを使わず、充実した資料をもとに頻繁に板書も加えながら重要なポイントをお伝えしました。

・夢の見方は一人ひとりユニーク
(内容、感情、登場人物、舞台装置など)

・決めつけを避けよう!
(「夢に登場する〇〇〇は現実世界の〇〇〇に非ず」。ということは、夢の中に犬が出てきたからといって、犬の課題ではない)

・夢の物語を書き換えしよう!


講義、グループ討議、さらにはサイコドラマ(心理劇)を用いながら講座を進めていきました。

みんなの注目を集めたのは 永田浩子さん の夢でした。
古田富子さんも登場する夢です。

受講仲間のサポートを得ながらのサイコドラマ。

書き換えその1。

続いて、古田富子さん ご自身も登場して書き換えその2。

古田さんとして登場した夢は現実の古田さんではなく、永田さんにとっての上長の女性、あるいは権威者であることが伝わりました。

終りが近づいてからグループのメンバーの夢の解釈。

私も少々介入して、どうしても固定的に解釈してしまうことを解いて差し上げました。

その中のお一人、古瀬道江さん も重要な洞察を得られたようです。

最後は、一人ひとりの感想発表。
とても好評だったようで、夢を解釈し合うLINEグループもできたようです。

共催の古田富子さん 、日程延期にも関わらずご参加の方々に心から感謝申し上げます。

何だか年度内一度、ヒューマン・ギルドで『アドラー心理学による夢のワーク』を開催したい気持ちになっています。

◆アドラー心理学による夢に解釈法については、(1)手っ取り早く学ぶと(2)じっくり学ぶの2つの方法がお勧めです。

(1)手っ取り早く学ぶ・・・・ You Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】夢のメッセージを紐解こう!」のタイトルをご覧ください。



https://www.youtube.com/watch?v=Rez5BgROsgc

(2)じっくり学ぶ・・・・「アドラー心理学による夢解釈講座」のカテゴリーをご覧いただくことをお勧めします。

https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/c/
5c2cb550f278b2ba02759d99f777806a


<お目休めコーナー> 10月の花(15)



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