アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月30日)は、よく働いた1日でした。
会社でも働き、家に帰ってからも働きました。
私は、人の役に立つことが楽しくて仕方がないのです。
生涯感動、生涯青春、生涯研鑽を通じて生涯現役をモットーにして「人のサポートをする人のサポート」をし続けます。

昨日のイベントを3つに絞ってお伝えしますね。

1.『アドラー×アートセラピー』の開発のコンサル

2.カウンセリング道場入門コース

3.「レジリアンス」をテーマにしたYouTubeアドラー心理学専門チャンネル

 

1.『アドラー×アートセラピー』の開発のコンサル

「心の傾聴は挑戦の連続!『画集』制作と、『アドラー×アートセラピー』の開発」としてヒューマン・ギルドの9月号のニュースレターに書かれた 南志野さん (写真左上)と共同開発者の 関本初子さん (写真右上)の2人をクライアントとして『アドラー×アートセラピー』の開発のコンサルティングをしました。


『感じる』を育てる、『自分で自分を抱きしめる』、そんなARTとアドラーを組み合わせた体験型のワークショップを作りたいと考えていた南さん。
クラウドファンディングのリターンとして、ARTとアドラーを組み合わせた講座をして欲しいと要望を頂き、これも実現するチャンスじゃないかと取り組むことを決め、 関本初子さん の協力を得て、体験型のワークショップを創り上げつつあります。

私は主にコンセプト面についてアドバイスをさせていただきました。

お2人のワークショップが楽しみで、私も受講生として参加したい思いです。

なお、南志野さん の画集の詳細や購入、ワークショップに関するお問い合わせは下記のHPをご覧ください。

【Art Studio shin HP】https://www.artstudio-shin.com

2.カウンセリング道場入門コース

19:45~21:50は12人の参加者を得てカウンセリング道場入門コースを行いました。

第77期 アドラー・カウンセラー養成講座 の修了者がメインで、その中には意外な人もご参加です。

佐々木祐輔さん が直面する課題に対して4人の方がカウンセラー役を務めてサポートするかたちになりました。

それぞれのカウンセリング・スタイルが浮き彫りになって面白かったです。

佐々木さんが山形の地で地道にアドラー心理学を伝えようとする想いが伝わっていました。

佐々木さんの今後に期待し、みんなで応援します。

3.「レジリアンス」をテーマにしたYouTubeアドラー心理学専門チャンネル

昨晩はまた21:00から配信のYou Tubeヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」。
https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
 

永藤かおるさんによって【レジリエンス(心の自然治癒力)】がテーマでした。


アドラー心理学とも関連の深い【レジリエンス】をわかりやすく伝えてくれました。
 
【目次】
0:00 スタート
0:38 レジリエンスとは?
1:28 レジリエンスは誰もが持っている心理的資源
2:09 レジリエンスの高い状態、低い状態の違い
4:04 レジリエンスを弱めてしまう7つの考え方
7:53 「レジリエンス」と「勇気づけ」
 
毎週月曜日の9月のこれからの番組は、次のとおりです。
 9月6日 不登校児の親としての覚悟
 9月13日 アドラー心理学【全体論】
 9月20日「人生がうまくいかないとき」にやるといい3つのこと
 9月27日 オンライン疲れ
 

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(8月29日)は小池直己先生(英語教育学者、NHKの講師等、元就実大学・大学院教授)から9月13日(月)19:00~20:30 開催の「ある英語教育学者の自己実現の人生」の講演資料が届きました。

小池先生は英語教育の第一人者で、著書も最新著の『スヌーピーで学ぶ 心に響く英語表現105』(祥伝社、1,540円)を含めて400冊近くに及びます。
それでいながら、予備校の教師などを歴任しながら英語教育の第一人者になれた秘訣を語っていただきます。

レジュメに目を通しましたが、出会い、学び、チャンスの生かし方など私たちの心を揺さぶる内容そのものでした。

「自己実現して幸福になるために必要なこと」の項にはこんなことを書いていらっしゃいました。

今日のような社会情勢の中で、私達にとって最も必要なことは、前向きなポジティブ生き方ではないでしょうか。
特に逆境を跳ね返し、克服するために必要な「折れない心」を持って、幸せな人生を送ることではないでしょうか。
私は「英語との出会い」によって自己実現する機会を得ることができました。

この小池先生の一見回り道とも思われながらも終始一貫した生き方を皆様にお伝えできるのが私の夢でした。

その夢が叶ったイベントが下記です。
しかも、たった1,000円の受講料。
ありえなーい。

小池直己先生から学べるオンライン講座のご案内ご関心のある方は、どなたでも参加できますよ。

◎マネジメント・カウンセリング研究会主催公開講座(オンライン開催)
 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/914
 主催:マネジメント・カウンセリング研究会(中小企業診断士の研究会、代表者:岩井俊憲) 
 協賛:ヒューマン・ギルド
 タイトル:「ある英語教育学者の自己実現の人生」
 講演者:小池直己氏(英語教育学者、NHKの講師等、元就実大学・大学院教授)
 日時:9月13日(月)19:00~20:30 
 内容:大学・大学院で英語を専攻することなく予備校の英語教師を経て大学・大学院教授になり、日本の英語教育に大きく貢献され、著書が400冊近くに及ぶ小池直己先生を特別ゲストに、一見回り道に見える人生の妙味、独特の自己実現法、熟年の人でも効果が上がる学び方などをご教授いただきます。
 受講料:1,000円
 詳細および申し込み方法:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/914 から


2.昨日は、第78期 アドラー・カウンセラー養成講座 の2日目を行っていました。

早くも学びの共同体としての表れとしてLINEグループができたようです。
Facebookでもつながっています。

講座の柱は次の3つでした。

(1)カウンセリングのミニ演習

(2)ライフスタイル調査表の採り方のデモンストレーション

(3)2人一組でのライフスタイル調査


(カウンセリングのミニ演習場面)


(2人一組でのライフスタイル調査場面)

皆さんとても熱心です。

ヒューマン・ギルドでは(1)講師からの学び、(2)仲間からの学び、(3)自分自身からの学び の3つを大切にしています。

その思いがこの講座で実現しつつあるのが楽しみです。

◆今後のアドラー・カウンセラー養成講座の予定は、次のとおりです。
平日コース、土日コースの両方を用意しています。

・第79期 アドラー・カウンセラー養成講座(10-1月火曜8日間コース)
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/555
日 時:10月5.19日.11月2.16.30日.12月14日.1月11.25日(火・8日間)
全日10:00~17:00

・第80期 アドラー・カウンセラー養成講座(土日 2-3月コース)
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/251
日 時:2022年2月12.13.26.27日.3月12.13.26.27日.(土・日8日間)
土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30 

◆アドラー心理学を活かすこと をお考えの方は、ヒューマン・ギルドのWebsiteの次の部分をご覧ください。

アドラー心理学を活かす
https://www.hgld.co.jp/utilized.html

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(8月28日)小池直己先生から祥伝社を通じて『スヌーピーで学ぶ 心に響く英語表現105』(1,540円)をお贈りいただきました。

以前にも小池直己先生から『スヌーピーで学ぶ すぐに使える英語表現105』をお贈りいただき、この本のことは

2021年04月21日付けブログ 英語の学び直しはゆっくり小刻みに:スヌーピーで学び方法

としてご紹介しています。

スヌーピーで学ぶ すぐに使える英語表現105 (単行本)
 
小池 直己
祥伝社

 両著に共通するのは、中学・高校の基本英語をスヌーピー、チャーリー・ブラウン、ルーシーたちと楽しみながら学べることです。

◆英語教育会では名だたる 小池直己先生から学べるオンライン講座のご案内

講座の概要は次のとおりです。
ご関心のある方は、どなたでも参加できますよ。

◎マネジメント・カウンセリング研究会主催公開講座(オンライン開催)
 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/914
 主催:マネジメント・カウンセリング研究会(中小企業診断士の研究会、代表者:岩井俊憲) 
 協賛:ヒューマン・ギルド
 タイトル:「ある英語教育学者の自己実現の人生」
 講演者:小池直己氏(英語教育学者、NHKの講師等、元就実大学・大学院教授)
 日時:9月13日(月)19:00~20:30 
 内容:大学・大学院で英語を専攻することなく予備校の英語教師を経て大学・大学院教授になり、日本の英語教育に大きく貢献され、著書が400冊近くに及ぶ小池直己先生を特別ゲストに、一見回り道に見える人生の妙味、独特の自己実現法、熟年の人でも効果が上がる学び方などをご教授いただきます。
 受講料:1,000円

2.昨日の午後は、第78期 アドラー・カウンセラー養成講座 の初日でもありました。
コロナ禍の緊急事態宣言の時期にもかかわらず10名の方がご参加くださいました。

本来は15人定員以上の方々がお申込みだったのですが、10月の平日(火曜日)から始まる第79期、来年の2月スタートの第80期に移動をお願いしました。
一人もキャンセルがなかったことがうれしかったです。

それだけにとても意欲的な人たちがご参加。

私も資料をより多く、充実させて準備しました。

冒頭からカウンセリングのキモの部分をお伝えしました。

内容としては(1)アドラー心理学の基本的な考え方のおさらい、(2)感覚タイプを徹底して学びました。

受講者のご発言から学べる機会もたくさんあって、今日がまた楽しみです。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2つの話題があります。

1.札幌の アドラー心理学研究会 主宰で、こころとからだのカウンセリングルーム smacc 代表の佐高 葵月代(さたか あきよ)さんから素敵なトートバッグと北海道の看護師向けの雑誌「ベストナース」が届きました。



アドラー心理学研究会 の開催100回を記念して私がメッセージをお送りしたことのお礼です。

なお、すぐ上の写真の右側は50回記念のTシャツです。

佐高さん、ありがとうございます。

100回が200回、300回と続くことを祈念しております。

2.第2の話題です。

8月27日の産経新聞 『オピニオン 政治月旦』の「今、政権に必要な『チーム力』」にこんな一節がありました。

ある官邸関係者は「首相をいさめたり、耳の痛い話を伝えたりする腹心がほとんどいない」とも打ち明ける。

前任の安倍前首相の時代は、今井尚哉元首相補佐官が安倍氏を怒鳴りながら諫言(かんげん)する場面も多かったという。
その今井氏は、人脈を駆使して安倍政権の実績をアピールする術にもたけていた。
菅首相の実績が目立たないのは、周辺に目詰まりが生じている証左ではないのか。

私は、この記事に触れて菅首相が宰相として器が小さく、よき側近を生かし切れていないと思いました。

私がリーダーの最重要資質としての人間学を学ぶ際の古いテキストに『現代の帝王学』(伊藤肇、プラジデント社)があります。

新装丁版 現代の帝王学
伊藤 肇
プレジデント社

伊藤肇氏は、吉田茂氏から佐藤栄作氏までの歴代総理の指南役と言われた安岡正篤(やすおかまさひろ)氏の弟子でもあった財界評論家。

彼は、人間学(伊藤氏によれば「上に立つ者がどうしても身につけておかなければならない学問」)としての「帝王学」を3つの柱で表しています。

(1)原理原則を教えてもらう師を持つこと
(2)直言してくれる側近を持つこと
(3)よき幕賓(ばくひん)を持つこと

(注)「幕賓」というのは、客分、顧問、パーソナル・アドバイザー

(1)については、菅首相にはどうも見当たりません。

安倍前首相は第二次安倍政権後しばらく谷中の全生庵(平井正修住職)に座禅を組みに行っていました。

(2)については、産経新聞のとおりで、孤独の宰相になりつつあります。

(3)はもっと問題です。
詳しいことは書きませんが、あるタイプの人の話を聞きすぎています。

対立候補となる岸田文雄氏。
岸田派の元名誉会長で、今も派内に一定の影響力を持つ古賀誠元自民党幹事長の出馬反対意見を押し切ったかたちですが、どうなることやら?

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8月25日の日本経済新聞に「〈Nextストーリー〉思い上がれない女性たち(上)自信そぎ活躍阻む偏見」に

自分を「詐欺師症候群」「経営者も自己否定」として「ビリー・アイリッシュ、インポスター(詐欺師)症候群と闘う」「自分は良い仕事が十分にできていない、あまり才能がないと感じていた」という記事が載っていました。

「史上最年少で米グラミー賞主要4部門を獲得し、圧倒的に支持される彼女がなぜ、こんな不安げな言葉を?」

という謎に迫る記事でした。

「インポスター症候群」は1970年代に心理学者が提唱した概念。
客観的に高い評価を得ても自分の能力や達成したことを肯定的にとらえられず、周囲をだましている詐欺師のような心理状態になることを指す。
自分の実力を過小評価しがちな女性に多くみられるというが、その思い込みに根拠がないことは多い。

ということも書いてありました。

HRプロ用語集で「インポスター症候群」を検索してみると、次のような記述がありました。
https://www.hrpro.co.jp/glossary_detail.php?id=102

インポスター(impostor)は詐欺師、ペテン師を意味する英語で、「詐欺師症候群」と呼ばれることもあります。

成功体験から自信をつかむことができず、これまでの成功は自分の力によるものではない、ただ運がよかっただけで、周囲が手助けしてくれたからに過ぎないと思い込み、自分のキャリアはまがいものだと後ろめたく感じたり、いつか自分が“詐欺師”であることが発覚するのではないかといった不安な心理状態に落ち込んでしまったりする……こうしたことがインポスター症候群の特徴です。

周囲を見渡してみると、女性に限らず男性にもかなり見受けられます。

周囲の評価に対して自分自身の評価がかなり低いためにさまざまなチャンスを無駄にしてしまうことが多いのです。

またその逆もあります。

ユングが使っていた「自我肥大」です。

周囲の評価がそれほどでもないのに、自分自身ではさもすごい人間のようにふるまうのです。

アドラーの言葉を使うと「優越コンプレックス」として自分自身の過去の能力、家柄、人脈などをひけらかすのです。

アドラーの弟子のW.B.ウルフは『どうすれば幸福になれるか』でこのようなタイプを「煙幕」にたとえています。

ところであなた、【インポスター症候群】と【自我肥大】のどちらにより近いかな?

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一昨日(8月24日)の晩に行われた東京2020パラリンピック大会の入場式のほとんどをテレビで観ていました。

「片翼の小さな飛行機」をテーマにした物語には感動のあまり思わず涙する場面がありました。

主人公を演じたのは、上肢下肢に先天性の障害があり、左手に不自由さがある和合由依(わごうゆい)さん(13歳)。
周辺の障害を持つ人たちにも支えられて、彼女の表情も使った表現力は見事でした。

国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドリュー・パーソンズ会長のスピーチも東京2020リンピック大会の際のバッハ会長の半分の6分半、心を打ちました。

ほかに私の印象に残ったのは、次に2つでした。

(1)世界の全人口のうち何らかの障害を持つ人は15%に及ぶこと

(2)「共生社会(inclusive society)」の言葉が主張されていたこと


さて、ここからがアドラーの出番です。

アドラーは彼の最後の著書の『生きる意味を求めて(原題:Der Sinn des Lebens、生きる意味)』(岸見一郎訳、アルテ、2200円)の中で人生の課題(ライフタスク)ー仕事、交友、愛ーは、「共生、生計の心配、子孫の心配から逃れられないことと分かちがたく結びついていることから生じる」と書いています(P.36)。

ちなみに、ドイツ語で書かれたこの本の「共生」の原語は”Mitleben”、英語で表現すると”Living  with”です。

ここからが私がさらにGoogleで調べたことです。

Jon Carlson, ‎Michael P. Maniacci共著の ” Adler Revised”(2012)にこんな文章を発見しました。

Systemic Theory

... every character trait shows the degree of the capacity for cooperation, coexistence, and common interest 
(Mitarbeit, Mitleben, Mitlieben). (Adler, 1935/1988)

日本語にすると、こんなふうです。

システム理論

すべての性格特性は、協力、共存、および共通の関心の能力の程度を示しています。

ドイツ語のMitarbeit、Mitleben、Mitliebenは、日本語にすると「共に働くこと、共に生きること、共に愛すること」となります。

今から80年以上も前に【共生】を唱えていたアドラーさんって時代の先を見据えていた人だと改めて思いませんか?

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昨日(8月24日)はテレワークの1日でした。

朝食時にカミさんと話しました。

「このところずっと、広いスペースで思い切り呼吸をすることがないね。そうだ。お昼は中野のセントラルパークに行って、そこでランチをしよう」

行きはバス、帰りはタクシー利用で思いっきりセントラルパークで開放感を味わってきました。

ランチは、カミさんのお勧めの店でパンケーキを。

思い返せば、このコロナ禍の1年半、閉塞感、自粛感ばかりで開放感とは無縁でした。

このところ新型コロナの第5波のため、本来は明日のはずだった母校(栃木県鹿沼市立東中学校)の教員対象の研修も、来月予定されていた某自治体の研修も延期になってしまいました。

心をふさがれることが多発しています。

ただ、開放感に浸ると、そんなことどうでもいいような気分になります。


夜になると、甲賀彩香さん (サニスマラボ 代表)からFacebook Liveの「愛と勇気づけの子育て」について対談の再生回数が100を超えた、とご連絡が入りました。

コメントも120を超えているようです。

私が7月末発売の『アドラー心理学 愛と勇気づけの子育て』(方丈社、1,540円)にも書いていない秘話を語ったので、反響を呼んでいるのでしょう。

ご視聴希望の方は今ならこちらにご登録でご覧頂けます。
https://www.facebook.com/groups/323930315744342


さて、その甲賀彩香さん (サニスマラボ 代表)と共催でこの時期ならではの感情の整え方のセミナーを行うことになりました。

オンライン開催「コロナ禍の感情の整え方― 不安、焦り、怒りなどへのアドラー心理学式対処法」 
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/928

講 師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表) 
日 時:10月26日(火) 10:00~15:00(ランチタイム1時間を含む)。
受講料:11,000円(資料付き、税込み)
共 催:ヒューマン・ギルド/サニスマラボ(代表 甲賀彩香さん
内 容:新型コロナウイルスによって私たちの生活は「思考」「感情」「行動」の面で大きく変わりました。
この講座では特に感情面について不安、焦り、怒りから劣等感に及んでこの時期ならではの心の整え方を学びます。
確実に生活に役立つ、仲間とも学び合える講座です。
詳細および申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/928

多くの方々のご参加をお待ちしております。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月23日)はオフィスに行ったら、内田 若希さん(九州大学大学院人間環境学研究院人間科学部門 健康・スポーツ科学講座 准教授、ヒューマン・ギルド 会員)から新著『スポーツ選手のためのアドラー心理学』(大修館書店、1,980円)が届いていました。

内田 若希さんはいよいよ今日から始まる東京2020パラリンピック競技大会に出場する選手のために帯同します。

その中には名前を出すと「え、この選手!」という方もいます。

内田さんはお手紙に「2016年にアドラー・カウンセラー養成講座を受けた時の食事会で、『内田さんがブレイクするのは5年後!』」と私が言っていたことが、まさに本の出版やパラリンピックの帯同で実感したことを書いてくれました。

内田さんは、ヒューマン・ギルドのニュースレターの9月号にも「著者自身による本の紹介」としてこの本のことを紹介されます。

内田さん、本当にありがとうございました。

◆内田さんのパラリンピアンへのサポート活動については、次の過去ブログをご覧ください。

2018年2月13日付けブログ 内田若希さんのアドラー心理学ゼミナール:自己の可能性を拓く心理学
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20180213


(その時の写真)

さて、内田さんのようにヒューマン・ギルドで学んだ人たちが次々と世の中に存在感を高めています。

そのように世のため人のためになろうとする方々をサポートする会社がヒューマン・ギルドのミッションの1つです。

そのヒューマン・ギルドとつながる経路は、次のようにいくつかあるのですが、今まであまりしっかりとお伝えしていなかったようです。

このブログを筆頭に書くと、次のようです。

(1)ブログ:https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/
(2)Website:https://www.hgld.co.jp 
(3)YouTube:「アドラー心理学専門チャンネル」
https://www.youtube.com/channel/
 UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
 
(4)facebook:https://www.facebook.com/iwai.toshinori(個人)
        https://www.facebook.com/humanguild(会社)
(5)Twitter:https://twitter.com/hgshachou

このうち昨日配信のYouTube:「アドラー心理学専門チャンネル」のことで終わることにします。

テーマは「劣等感と付き合う6つの心得」

毎週月曜日(祝日を除く)の8月30日と9月のこれからの番組は、次のとおりです。
 
 8月30日【レジリエンス】
 9月6日 不登校児の親としての覚悟
 9月13日 アドラー心理学【全体論】
 9月20日「人生がうまくいかないとき」にやるといい3つのこと
 9月27日 オンライン疲れ
  
https://www.youtube.com/channel/
 UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
 から入ってご覧くださいね。

「チャンネル登録者数」は1950に達し、広告も付くようになりました。

これからも地道に展開していきます。

サポートする人をサポートする会社=ヒューマン・ギルドをこれからもどうぞよろしく。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

毎年、この8月末になるとやたら訪問数が多くなるブログの記事があります。

2011年10月12日付けブログ 芥川龍之介の『手巾(ハンケチ)』を読む 

です。

私が想像するところ、夏休みの宿題の読後感想文に困って親の入れ知恵か、私のこのブログをパクって素知らぬ顔で提出している中学生がかなり多いのでしょう。

私は宿題に困ってこのようなことをするのを大目に見ています。

困り果てて自ら死を選ぶよりは、あるいは、やや軽微に登校しぶりをするよりはましだと思います。

ところで、あなたは私が大げさに書いているとお思いでしょうか?

最近の新聞記事の2つをご覧ください。
記事の前に2つのグラフを。

1.産経新聞  2021/8/19 21:09
子供のSOS、見逃さないで 不登校新聞が緊急アピール
https://www.sankei.com/article/
20210819-KN2FVQRZOJNQ5ARW34ZCE2TEMA/

文部科学省の調査によると、不登校となっている小中学生は令和元年度、約18万1千人で過去最多を更新。
高校生は約5万人で前年度を下回ったが、横ばいが続いている。

要因は小中高校とも「無気力・不安」が最多。
「友人関係」も多く、小中学生では「親子のかかわり方」、高校生では「生活リズムの乱れ」なども目立つ。

一斉休校や在宅勤務の拡大を受け、子供が保護者と家庭で過ごす時間が増えたことで、家族間の衝突やストレスが増大。
一方、学校でも教員の多忙化や行事の中止といった環境変化で息抜きやストレス解消の機会が減っているとされ、感染拡大が続く中、不登校が増える可能性がある。

2.日本経済新聞 電子版 2021年8月22日
細る「いのちの電話」 相談員減少、自殺増への対応苦慮
https://www.nikkei.com/article/
DGXZQOUF193SQ0Z10C21A5000000/

コロナ禍で自殺者は増えている。
警察庁と厚生労働省によると、20年の自殺者数は前年比4.5%増の2万1081人。
リーマン・ショック直後の09年以来11年ぶりに増加に転じた。
外出自粛や失業などで孤立する人が増え、女性や若者の増加が目立つ。
21年も7月までの自殺者数は1万2564人で前年同期(1万1443人)を上回った。


あなたも子どもたちが困り果てて自ら死を選ぶよりは、あるいは、やや軽微に登校しぶりをするよりはましだと思いませんか?

◆ヒューマン・ギルドでは YouTube アドラー心理学専門チャンネル で子どもたちばかりか勇気をくじかれた人たちを勇気づける人たちのために発信をしています。
関連する数点をご紹介します。

・【アドラー心理学】不登校・登校しぶりにどう対応するか
https://www.youtube.com/watch?v=u2A4YDwOv3w

・【アドラー心理学】ちょっと待って、その行為(自殺)
https://www.youtube.com/watch?v=lQSPwOlsLYo&t=133s

・劣等感と付き合う6つの心得
(本日21:00から配信)

・不登校児の親としての覚悟
(9月6日21:00から配信)

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昨日(8月21日)は学びと読書の1日でした。

まず学び。

オンラインで経営と心理をミックスさせた講座を受けました。

内容はとてもよかったのですが、2時間半の講座のうち2時間が講師による一方的なプレゼンのため途中居眠りしてしまったりして、「もう限界」と判断して退出しました。

50人近くの受講者がいて、どうなるかと期待したのですが、反面教師をして学びました。

現在オンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コース(6日間)が進行中ですが、この講座の講師として永藤かおる講師 と私は従来よりも進化している姿をお見せできていると自負しております。

◆次回のオンライン開催のアドラー心理学ベーシック・コース は次のとおり開催します。

 日程:2021年10-12月コース 10月3.17.31日.11月14.28日.12月12日(全・日)
 時間:全日13:15-17:15 


さて、昨日は西加奈子の『おまじない』(ちくま文庫、620円+税)の中から『孫係』を読みました。

カミさんが強く「『孫係』だけでいいから読んで」と強く勧めてくれたからです。

小学校6年生の一人娘から見た祖父の滞在を巡る家族像の心理描写がすごい!

長野県で一人暮らしをしている美術史専攻の大学教授の祖父を母の強い主張により1カ月の同居から物語が始まります。

この物語の語り部は孫娘です。

うちに泊まることさんざん渋ったおじいちゃまを母親が「遠慮しないで家族なんだから!」の一言で決まった同居。

年に1度か2度、長野のおうちに遊びに行く関係ならよかったものの、おばあちゃんを亡くしても自立しているおじいちゃんと同居するのは、祖父も孫娘も気づまりです。

孫娘にとっては、血の繋がったおじいちゃまが家にいるのをおかしな感じを抱き、ため息をつくようになります。

ファザコンの母親はハイテンションなだけに余計、落差があるようです。

孫娘がリビングで「ひとりになりたいなぁ」と言っているのをおじいちゃまに聞かれたことから物語が急展開します。

おじいちゃまも同じ思いだったのです。

そこで2人は急接近。

ホンネトークが行きかい、お互いを「係」として「孫係」「爺係」とし、2人は忠実に、立派に係をこなすようになりました。

おじいちゃまが帰る日、ママが涙をぼろぼろ流しているシーンを見た孫娘は、ママだって「お父様のことが大好きな娘」をきちんとこなしていたと推測します。


これ以上内容に触れることはしません。

家の中でもある種の役割行動があるし、そのワークタスクを健全にこなせる「係」を任じるのも大切なことだ、ということをアドラー心理学の立場から改めて学びました。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月20日)はある決意を伝えるために出社しました。

それは、9月18.19日.10月2.3日(土・日)岡山開催(集合型・リアル)の アドラー心理学ベーシック・コースを延期することでした。

社員の合意を得てから渡辺歩実さん(Coconialy主宰)ほか岡山のチームとやり取りをして2022年2月12・13日、3月5・6日の土日4日間に変更することにし、受講申し込みの方にご連絡しました。

新型コロナウイルスの感染者が3日連続で最多の報道が出、重症者が多いこのご時世、ほかの集合型研修だけでなく、オンライン開催の講座にも自粛機運の影響が大きく、ヒューマン・ギルドはダメージを受けています。

このようなリスクが多い環境は、それこそ危機管理でよく言われる”Prepare for the Worst.”(最悪に備えよ)をモットーにしなければなりません。

しかし同時に、コロナが永久に続くわけでもないので、”Challenge for the Best.”(最善を求めてチャレンジしよう)もどこかに潜ませて対応をすることにします。

もしかしたら、この順番で考えるのが真の楽観主義と言えるかもしれません。


ところで、「言葉」ついでに大坂なおみさんの素敵な言葉を紹介して終わることにします。

テニス ウエスタン・アンド・サザン・オープン第4日の8月19日、女子シングルス2回戦で大坂なおみさんが17歳のコリ・ガウフ(米国)に最初てこづりながら逆転勝ちした試合後のコート上のインタビューで大坂なおみさんの言葉です。

大地震で甚大な被害が出ている父の祖国ハイチの国旗を模したマスクをしてコートに入場していた大坂なおみさんは、こう語りました。

「みなさんは私に今年何が起きているか知っていると思う。私は心構えをがらっと変えた。もし(試合に)負けても私は勝者だと思うようにした。世界中でいろんなことが起きていて…朝起きただけで勝っているのだ、と」


コロナで先行き不透明な時期、自分自身を勇気づける言葉の数々を噛みしめたい。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(8月19日)は4:00から 甲賀彩香さん とFacebook LiveとClubhouseの同時配信で「愛と勇気づけの子育て」について対談しました。


三宅美絵子さん 撮影)

甲賀さんは資料もしっかりと用意され、きめ細やかな完璧なご対応をされました。

7月末発刊の『アドラー心理学 愛と勇気づけの子育て』 (方丈社)に関連する話を中心に、本に書いていない Liveならではの話もしました。

FBグループでは最高45名の方がクラブハウスでも30名くらい方が聴いていて下さったので(FB終了後のアフタートークではクラブハウスも40名以上)延べ70名以上の方がリアルタイムでご視聴。

ご視聴はこちらにご登録でご覧頂けます。
https://www.facebook.com/groups/323930315744342
(スタート1ヶ月で220名様以上がご登録)

2.20:00から20:55は、番澤清美さん のファシリテートで 9月4日(土)に「ラクしてみるみるやせるダイエットのワザ教えます」をコラボセミナー「ラクしてみるみるやせるダイエットのワザ教えます」の講師の 北折 一さん(下の写真の上段左から2番目)と協賛のアドラー心理学式ダイエット・プロジェクトチームから8人(番澤さんを含む)を迎えて、当日の事前打ち合わせを行いました。

北折先生からは、当日の講演の概要をお伝えいただき、メンバーの方々とのやり取りもできて、とても有益でした。

私がうれしかったのは、6月からスタートしたプロジェクトが順調に展開され、かなりの人たちに着実な成果が出ていることです。

メンバー間で共に勇気づけ合い、「自覚的な取り組み」をすることで成果が発揮できるモデルの有効性が証明されているようです。

◆9月4日(土)のイベントは、次のようです。
アーカイブ録画申し込みも可能です。

ラクしてみるみるやせるダイエットのワザ教えます ― ためしてガッテン流ダイエット × アドラー心理学式ダイエット」
(オンライン開催またはアーカイブ動画)

テーマ:ラクしてみるみるやせるダイエットのワザ教えます ― ためしてガッテン流ダイエット × アドラー心理学式ダイエット」(オンライン開催またはアーカイブ動画)

日 時:9月4日(土)10:00~12:00 

受講料:当日参加費:3,500円、アーカイブ動画:3,500円

内 容:NHK「ためしてガッテン」の初代演出担当デスクとして「ためしてガッテン」を軌道に乗せ、現在は健康演出アドバイザーとして「 ラクしてみるみるやせるワザ」について伝えつつ「インチキダイエットの見破り方」にも精通される北折 一先生から「実際にダイエットに取り組む際の実践テクニック」をお話しいただきます。それに対してかつて『女性自身』で「アドラー流ヤセられる性格になるための『10の法則』」を公開した岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)がアドラー心理学式ダイエットの極意でアドラー心理学流の補足をします。二度とない講座です。 

講 師:北折一氏(元NHK「ためしてガッテン」演出担当デスク、健康演出アドバイザー)/岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)

北折 一氏プロフィール: 
1987年、NHKに入局。1995年「ためしてガッテン」立ち上げに参加以来、丸18年一貫して同番組の制作にあたる。2013年、NHKを退職。現在は、主に健康教育の分野で講演・執筆活動を行う。
主な著書に『最新版・死なないぞダイエット』『太るスイッチやせるスイッチ』(共にKADOKAWA)、『死なない!生きかた ~学校じゃあ教えちゃくれない予防医療~』(東京書籍)ほか多数。

発信方式:オンライン(Zoomによる、アーカイブ録画もあり)

主 催:ヒューマン・ギルド/協賛:アドラー心理学式ダイエット・プロジェクトチーム

申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/918 から詳細確認及びお申し込みができます。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

サラリーマン時代の会議でこんなやり取りがあったことが思い出されます。

支店長会議のひとコマでした。

ある支店長が特定の商品についてなかなか売れない理由を説明しました。

すると、その商品群を統括する営業本部長がこう言いました。

「〇〇地域では前年比20%の売り上げダウンですね。説得力がありません。もう少し売ってから言っていただけませんか?」

そう言われた支店長は食い下がりましたが、営業本部長に押し切られました。

営業本部長は、某国立大学工学部出身の理科系のバリバリの人でした。
データで示しながら語る人。
私の高校の先輩であることであることを知り、少し親近感を持ったのですが、一度もプライベートで接することがありませんでした。
彼が大学生の時代に家庭教師をしていた人をよく知っていて、その人の名を挙げたときは「あ、そうか」で終わりでした。

対する支店長は、高卒でたたき上げの、部下やお得意様の信望の厚い人でした。
やがて私はこの方の部下になったのですが、会社を辞めてもとてもお世話になりました。
私がある講演団体で講演をすると、必ず一番前の席に陣取って応援してくれ、その後は居酒屋でご馳走をしていただき、必ず勇気づけてくれる人でした。


話は変わって、私がお世話になった研修講師がいました。

その人はよくこうおっしゃっていました。

「世の中には『感動』という言葉はあるけど『理動』という言葉はありませんね。人は理屈では動かない。あるやり取りにまつわる物語に心を打たれて動くものです」

 

昨晩、LINEでタクロウとこんなやり取りがありました。

彼から流れてきた文章。

「向かいのマンションの前に止まった救急車が15:00頃に来て16:00頃に患者を乗せたままずっと動かず止まってる…」
(午後8:12)

「搬送先が見つからないのかな…」(午後8:25)

「救急車まだ停まったままだわ。もう2回も別の救急車が来て中の人を別の車両に入れ替えてる」
(午後11:16)

こういう文章が流れてくると、救急車の中の人は新型コロナ重症者で、医療機関の病床ひっ迫のため搬送先が見つからずに時間ばかりが経過していることが、心の痛みを伴って伝わってきます。

 

ここで私のスタンスです。

物語を信じすぎると、フェイクニュースに加担してしまうことがあります。

コロナワクチン接種に関するフェイクニュースは、ほんの一握りの人から拡散したことが判明しています。

そんな時に物語の独り歩きに注意しつつ「そのエビデンス(証拠)はどこにあるのか?」と、データ ー それも否定論・肯定論の両方 ー で確認することを大切にしています。

ただ、このことは何だか疲れる。

タクロウのように「わが道を行く」に徹しきれればいいのですが・・・・。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月17日)のビッグイベントは、14:00~16:15に令和3年度  藤沢市教育文化センター 教育文化講演会

変化する時代に生きる子どもの心を育てる ~アドラー心理学からの大人との関わり~

を行ってきたことです。

本来は、藤沢市の教員・市民を対象、湘南台文化センター市民シアターを会場とし、ハイブリッド型で展開するはずでした。
しかし、神奈川県が緊急事態宣言の対象地域になったため、私が藤沢市教育文化センター に出向き、一部の職員が会場で受講し、オンライン配信のかたちになりました。

そのため私は、短時間の演習を資料に織り込み、講義・演習、講義・演習のパターンで展開しました。

内容は、アドラー心理学流の子育ての4大特徴として、次の4つに加え、冒頭、東京2020オリンピックのネタを

(1)行動の原因よりも目的/目標を追求する子育て 
(2)体験からの学びを重視する子育て 
(3)尊敬・信頼・共感から協力/貢献に向かう子育て 
(4)勇気づけの子育て

(0)「協力的な競争」の印象が強かった東京2020オリンピック

と、ここまでは表面上の話です。

これから裏話。


この企画は、前年度もありました。
しかし、コロナの影響で中止になり、今年開催となったのです。

会場に着いて早速パソコンの動作確認。

普段は自分のパソコンを使うのですが、この日はセンターのパソコンを使用。
あらかじめお送りしていたプレゼン資料で操作しOK。

教育長ご挨拶に続いて私の番になって、オリンピックネタで10分ほど話したところで、私の音声が受講者に届いていないことが確認でき、さらには肝心のスライドが投影されていない事態も。

私は最初に戻って講演のやり直しをしました。

その後、若干のトラブルもありましたが、16:00を少し過ぎたところで講演を終えました。

チャットを拝見すると、おおむね好評だったことに安堵しました。

ちなみに、オリンピックネタで肝心なところは、次のスライドです。

私が辞去するときは、ほとんどのスタッフが見送ってくれて、私は快適に藤沢市教育文化センター を後にしたのであります。

藤沢市教育文化センター の方々、そして何よりもご参加の方々に感謝申し上げます。

今年最高の満足度の講演会でした。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月16日)の4つのことについてお伝えします。

1.甲賀彩香さん と8月19日(木)のFacebook LiveとClubhouseの同時配信の打ち合わせ

2.昨日(8月16日)配信のアドラー心理学専門チャンネル  で永藤かおるさんが【目的論】を語る

3.マネジメント・カウンセリング研究会でオンライン暑気払い

4.マネジメント・カウンセリング研究会で9月13日(月)に公開講座


1.甲賀彩香さん と8月19日(木)のFacebook LiveとClubhouseの同時配信の打ち合わせ

甲賀彩香さん と8/19(木) 14:00~Facebook LiveとClubhouseで同時配信する「愛と勇気づけの子育て」について14:00から打ち合わせをしました。

甲賀さんは資料もしっかりと用意され「準備万端」と言っていい状態になっています。

7月末発刊の『アドラー心理学 愛と勇気づけの子育て』 (方丈社)に関連する話をさせていただきます。

子どもを伸ばすアドラー心理学の4つのキーワードである「尊敬」「共感」「信頼」「勇気づけ」が本当に岩井家で実践できていたのか、困難はなかったのか、ホンネで語ります。

8/19(木) 14:00~
Facebook LiveとClubhouse同時配信
・Facebook   14:00~14:45
・Clubhouse  14:00~15:00
14:45~15:00は
Clubhouseにてアフタートーク

ご視聴方法は
「Sunny Smile Lab.サニスマラボ〈自分で心を晴れにする♪〉」
https://www.facebook.com/groups/323930315744342
にご登録ください。
Clubhouse
「アドラー流勇気づけでママの心を満たす部屋」にて開催。

https://www.clubhouse.com/event/xqk761y5

甲賀さんは「この人ほどホスピタリティを持ち合させている人はいない!」といつも感激するほどの気配りの達人として尊敬しています。


2.昨日(8月16日)配信のアドラー心理学専門チャンネル  で永藤かおるさんが【目的論】を語る

昨日21:00~配信の You Tubeヒューマン・ギルドアドラー心理学専門チャンネルは「アドラー心理学【目的論】」

もっともアドラー心理学らしいことの1つをこの人はスライドも工夫しながら語りました。

スライドの原型は私が作ったものなのですが、その表現力たるやこの人には及びません。

https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
 から入ってご覧ください。

毎週月曜日21:00から配信(祝日を除く)で、8月のこれからの番組は、次のとおりです。

 8月23日 劣等感とのつき合い方(岩井俊憲)

 8月30日配信 【レジリエンス】(永藤かおる)

3.マネジメント・カウンセリング研究会でオンライン暑気払い

昨日の19:00からは私が代表を務める中小企業診断士の勉強会「マネジメント・カウンセリング研究会でオンライン暑気払い」を行いました。

50歳代、60歳代のそれぞれ一人を除くと4人は70歳代。
みんな現役です。

対馬へのご旅行中の方もいました。

ホンネトークができてよかった。

4.マネジメント・カウンセリング研究会で9月13日(月)に公開講座

このマネジメント・カウンセリング研究会主催(ヒューマン・ギルド協賛)で9月13日(月)に公開講座を行います。

ビッグな講師にオンラインでご登壇いただきます。

英語教育会では名だたる小池直己先生です。

ご著書は400冊近くに達します。

講座の概要は次のとおりです。
ご関心のある方は、どなたでも参加できますよ。

◎マネジメント・カウンセリング研究会主催公開講座(オンライン開催)
 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/914
 主催:マネジメント・カウンセリング研究会(中小企業診断士の研究会、代表者:岩井俊憲) 
 協賛:ヒューマン・ギルド
 タイトル:「ある英語教育学者の自己実現の人生」
 講演者:小池直己氏(英語教育学者、NHKの講師等、元就実大学・大学院教授)
 日時:9月13日(月)19:00~20:30 
 内容:大学・大学院で英語を専攻することなく予備校の英語教師を経て大学・大学院教授になり、日本の英語教育に大きく貢献され、著書が400冊近くに及ぶ小池直己先生を特別ゲストに、一見回り道に見える人生の妙味、独特の自己実現法、熟年の人でも効果が上がる学び方などをご教授いただきます。
 受講料:1,000円

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