アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月28日)は、10:00~17:30に冬季開催  アドラー・カウンセラー養成講座  の8日目(最終日)を行っていました。

まずは、この日のメインの修了試験。

 

テキスト・資料持ち込み可、合格点80点以上のペーパー・テストです。

受験者の17人から緊張が伝わってきました。

午前中に回答発表と今後の学び方などについてお伝え。

午後は、究極目標、ミッションを探るグループワーク。
この技法は、カウンセリングにそのまま役立ちます。

最後は、一人ひとりの受講感想発表。
笑いと感動の涙に溢れていました。

 

記念撮影が終わってからがまた感動。

杉田和子さん(音楽家)ご指導による「勇気づけソング」の合唱。

 

会場は湧きに湧きました。

すると、荒川紗央里さん による受講者一人ひとりへの絵文字の名前のプレゼント。

私たちにはカミさんと2人のお名前。

最後までチームワークの良さを実感させてくれました。

この受講者グループは、 ライフスタイル調査票のフォーマットを共有化したり、スカイプでお互いやり取りしたり、お互い勇気づけながら受講されていたようです。

◆次回の アドラー・カウンセラー養成講座 は、だいぶ先になって次のとおり開催します。
ヒューマン・ギルドのみで開催しておりますので、ご検討中の方は、今からご予定ください。
 8-10月コース 8/27.28.9/10.11.24.25.10/8.9 (土・日・8日間)
土曜13:30~ 19:00、日曜10:00~17:30 

<お目休めコーナー> 2月の花(29 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月27日)は、13:30~19:00に冬季開催  アドラー・カウンセラー養成講座  の7日目を行っていました。

質疑応答に続いて、早期回想解釈、そして、1人のクライアント役に対して連続4人がカウンセラー役を務め、深い学びにつながりました。

早期回想解釈に関しては、各グループの発表を聞いていると、だんだんまとめ方が同じになってきて、訓練の成果が確実に出ていることがわかります。


さて、アドラー心理学豆知識:協力と競争の第3回目。
今までの2回分は、こちらでご覧になれます。

2月16日 (1)
2月26日 (2)


今回は、アドラー心理学を離れて協力と競争について書かれた本を頼りにしてみようと思います。

『競争社会をこえて』(A.コーン、山本 啓/真水 康樹訳、法政大学出版局)という分厚い本があります。

競争社会をこえて―ノー・コンテスト
の時代 (叢書・ウニベルシタス)

Alfie Kohn,山本 啓,真水 康樹
法政大学出版局

この本でA.コーンは、

1.協力する能力も競争する能力も学習によって発達するのにも関わらず、ほとんどの子どもたちが協力的な相互行為のモデルを体験してきていないこと

2.先史時代の人々がとても協力的だったし、実際に大いに協力し合っていたからこそ、他の霊長類と区別され、最初の人間を定義づけるのは協力だとする人類学者が増えていること

3.競争システムが最良の方法であることを疑う根拠が十分あること

を上げながら、彼はこの本の中で「競争は協力ほど成果を生まず、かえって悪影響が出る。他者の敗北なしに自らの喜びが得られぬ競争より、ともに達成感を味わえる協力・協同の方が力強い」と、協力の優位を論じています。

私たちは、もっともっと協力のトレーニングを学ばなければなりませんね。

<お目休めコーナー> 2月の花(28 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月26日)は、ヒューマン・ギルドで10:00~17:00に アドラー・カウンセラー養成講座 (平日コース)の5日目を行っていました。

午前中は、私が担当して質疑応答、カウンセリング演習を行い、午後からは 山口麻美先生(臨床心理士)をお招きして精神医学の講義。

その間、私は事務的な作業をこなすことができ、15:00~16:30にはある放送局のディレクターと宮本法人事業部長と共に打ち合わせをしました。

その後は、早めに会社を出て、サントリーホールに

指揮:チョン・ミョンフン
ピアノ:小林愛実
東京フィルハーモニー交響楽団

モーツァルト/ピアノ協奏曲第23番
マーラー/交響曲第5番

を聴きに行きました。

 

本来は、チョン・ミョンフン指揮振りのモーツァルト/ピアノ協奏曲第23番のはずだったのですが、指の故障でピアノ:小林愛実(20歳)に変更になったようです。

圧巻はマーラー/交響曲第5番。
私は、この曲の美しすぎる第4楽章のアダージェットが大好きです。

マーラー:交響曲第5番
マーラー,インバル(エリアフ),
フランクフルト放送交響楽団
日本コロムビア

演奏が終わると、激しいブラボー。
こんなブラボーは初めてでした。

<お目休めコーナー> 2月の花(27 

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月25日)は、またもや2社から重版のご連絡をいただきました。

まずは、(株)日本能率協会マネジメントセンター出版事業本部の久保田 章子さんからの情報

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』24刷 
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編』7刷 

続いて、株式会社かんき出版 常務取締役の山下 津雅子さんからのメール

『アドラー流一瞬で心をひらく聴き方』3刷

とりわけ『アドラー流 一瞬で心をひらく聴き方』は、2月1日初版、2月17日第2版ですからものすごい勢いです。
それぞれの発行部数もかなりの数量です。

アドラー流
一瞬で心をひらく聴き方
岩井俊憲
かんき出版

その他にもアドラー心理学がますます人気を博す情報が2つほど飛び込んできています。

さて、「アドラー心理学豆知識:協力と競争」の2回目。

2月16日の前回は、『現代アドラー心理学 上』(春秋社)という、絶版になっている本の「協力と競争」で次のように結論づけられていることを書きました。

協力と競争とは興味深い位置にあり、必ずしも相克しない。

すべての進歩には、そして有益な競争の底には、協力が宿っているのである。

その上で私の立場を表明しました。

「確かに愛のタスク、交友のタスクにおいては、『競争的人間関係』は否定すべきでありますが、仕事のタスクにおいては、競争は『進歩』にとって、生産性を高める点で有益な側面があることを私は認める立場です」


アドラーは、競争をあまり重視しない立場で、本の中では協力を強調しています。

彼は、人間の共生に基づく分業こそが、闘いの中で生き抜くために必要な速い足を持たず、強い獣の持つ筋力を使えず、猛獣の牙、鋭敏な聴覚、鋭い視力を持っていない、弱い動物である人間が集団生活を営みながら生存できる条件を作り出したことを書いています(『人間知の心理学』アルテ、P.34~35)。

そして、『人生の意味の心理学 上』(アルテ)では、次のように「協力」に重きを置いた書き方をしているのです。

「価値と成功についての人間のすべての判断は、結局、協力に基づいている。これは、人類の偉大で普遍的な自明の理である。われわれが行動、理想、目標、そして、性格に求めるすべてのことは、それが人間に協力することに役立つかどうかということである」

こうしてみると、協力できる能力の多寡が人間としての成熟度を図る尺度であると言っていいもいいのではないでしょうか?

<お目休めコーナー> 2月の花(26 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月24日)の10:00~17:00は、超大企業の研究所の研究員を指導する立場にいる14人を対象にカウンセリング・マインドや勇気づけを伝える研修を行ってきました。

この企業の、この研究所での研修は8年目くらいになります。

全員が大学院の修士課程、あるいは博士課程を修了している人たちで、私としては、ご質問・ご意見などを含めて楽しめた研修でした。


これからが本題です。

『マンガでやさしくわかる心理学』(横田正夫著、松尾陽子マンガ原作、山鳥おふう作画、日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)を読みました。

マンガでやさしくわかる心理学
横田正夫,松尾 陽子,山鳥おふう
日本能率協会マネジメントセンター

私としては、心理学としてのアドラー心理学を捉え直すいいきっかけになりました。

まずは、アドラー自身が自分の「個人心理学」を「科学的な方法」を用いることにこだわっていたことを書いておきます。

『人生の意味の心理学 上』(岸見一郎訳、アルテ、1,800円+税、P.18~19)にこんな記述があります。

「世界の偉大なすべての運動において、人は共同体感覚を増進する努力をしたが、宗教はこの方法におけるもっとも重要な努力の1つである」ことを認めつつ、宗教がしばしば誤解されてきているのに対し「個人心理学は、科学的な方法で同じ結論に達しており、それをなしとげるために科学的な提案をしている」とし、人生に与える意味の重要性に触れつつ、「生理学や生物学から区別された心理学の役割とは、われわれに意味とそれが人間の行動と幸福に影響する方法をわれわれに理解させることである」と「共同体感覚」の項を結んでいます。

ここで理解できることは、アドラー自身の思いとしては、アドラー心理学に科学的な方法を駆使しようとしつつも、基礎心理学(後述)で排除される「人生に与える意味」とか「幸福に影響する方法」を模索しようとしていたことです。

ここまでだと本の紹介になっていませんね。
私がこの本をもとに考え、アドラーの見解を確かめたくなったっことはご理解ください。

『マンガでやさしくわかる心理学』は、科学的な方法をもとにした心理学の本です。

 私立大学の文学部心理学科で働く遠藤彩子(25歳)を主役に、若き大学教授、神代祐介(39歳)などが絡む、物語としてもかなり面白いマンガで引きつけつつ、横田正夫氏の解説で展開されます。

横田氏は「心理学はひと言で言えば行動の科学」から始め、心理学を個人内の機能を扱う基礎心理学と、現実社会とのかかわり、適応からの逸脱、適応の増進を扱う応用心理学に分け、それぞれを実にわかりやすく説いてくれます。

基礎心理学では、心の機能を感覚、知覚、記憶、思考などに分け、これらのそれぞれの機能を扱います。

応用心理学には、アドラーの「人生に与える意味」とか「幸福に影響する方法」と関わる心理学もあります。

ヴントを起源とする心理学の歴史にも触れ(ただ、これはあっさり過ぎの感あり)、「実験法」「観察法」「心理検査法・調査法」「面接法」の方法論をそれぞれのPARTで伝えてくれます。

この本の最後は、こんな言葉で結ばれます。

「心理学は、心の病にかかわるための有用な方法を提供しているばかりでなく、健康な一般の人が少し生きにくさを感じるようになった時の援助にも有効な方法を提供することができるのです」

私なりの結論としては、こんなに簡潔に心理学の全体像を教えてくれる本はありません。
マンガと解説のマッチングが絶妙です。

読み終えて、視野が広がった気がし、また、アドラー心理学を宗教的に語る人、哲学的に語る人などがいるけれど「アドラー心理学は心理学なのだ」と、あたりまえのことを再認識できた本でした。

強くお勧めです。

◆私なりに考えるアドラー心理学への思いを4月24日(日)11:00~13:00開催の アドラー心理学ゼミナール で「この頃 アドラー心理学に関して思うこと」と題して語ります。
質疑応答の時間もたっぷり設けます。

<お目休めコーナー> 2月の花(25 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月23日)は、10:00~15:30にヒューマン・ギルドで

アドラー心理学に基づく 人おこし・組織おこしリーダー養成講座(第2期)

を開催しました。

副読本は『アドラー心理学が教える 新しい自分の創めかた』(学研パブリッシング、1,400円+税)です。

アドラー心理学が教える
新しい自分の創めかた
岩井 俊憲
学研パブリッシング

参加者は25名(うち男性6名)

5人が5つのグループに分かれて、まずは他己紹介によるリレーションづくり。
続いて講義。

1.あなたには、自分で思っている以上の可能性があり、その可能性の発揮を待っている人がいる。
2.本人の持ち味(リソース)を仲間の援助により徹底的に探り出し、外部にあるニーズと結ぶつけることができれば確実な成果が出せるようになる。

講義に続いて、デモンストレーション。
4倍の競争率を抜け横山さんがおこされ役に立候補。

横山さんのシーズとニーズを丁寧に探り、目的→目標に沿っていくつかの方策を打ち出しました。

午後は、グループ内で1名におこされ役を決めて、グループ内の人おこし。

最後は、模造紙にまとめてご本人にプレゼント。

おこし役の人もおこされ役の人もおこされる結果となって終わりを迎えました。

◆講座に参加された方がフェイスブックに感想を載せています。
ご覧ください。

谷山美香さん
益子秀美さん
菊地典子さん

◆次回の アドラー心理学に基づく 人おこし・組織おこしリーダー養成講座 は4月23日(土)に開催されますが、こちらは間もなく満員御礼です。

ただ、「人おこし講座」は、すでにリーダーになった人が50名に達しましたので、その人達が出向いて開催可能です。


 

(株)日本能率協会マネジメントセンターから台湾の究竟出版社から第1弾に続いて翻訳・出版された『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編』のサンプルが届きました。

第3弾まで出ている韓国版に続きます。

中国版は、どうやら翻訳が遅れているようです。

<お目休めコーナー> 2月の花(24 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月22日)は、理事を務める 社会福祉法人 若水会 の最後の理事会に臨みました。

社会福祉法人 若水会 は、にじのいろ保育園 、大泉にじのいろ保育園、南大泉にじのいろ保育園を経営する社会福祉法人で、私は一昨年の3月からの2年の任期を終えて退任しました。

理事会の後は、新旧理事を迎えた懇親の場が設けられ、私は花束をいただきました。

 
さて、私が名古屋で行ったワークショップと牛久で行った講演を巡る詳しい内容がブログで書かれていますので、紹介させていただきます。

1.和田 博正さん(ブログフェイスブック) 

「人おこし・組織おこし」in名古屋 無事終わりました!

2.長谷静香さん(ブログフェイスブック) 

(1)写真で振り返る牛久講演会&最大級のお言葉
(2)牛久:岩井先生の講演会に集まった勇気づけ仲間たちのご紹介

和田さん、長谷さん、ありがとうございました。

今から振り返ってもジーンとするワークショップと講演でした。

和田さんは、私がカミさんの講演中サプライズで室外から朗読したシーンの写真を撮っておられました。


◆次は、3月19日(土)の次のイベントに向けて全力投球中です。

【イライラしない子育てシンポジウム】
(一般社団法人日本アンガーマネジメント協会主催/有限会社 ヒューマン・ギルド協賛)申し込み受け付け中!

 2016年3月19日(土)開催@ベルサール汐留
 乙武洋匡×岩井俊憲×安藤俊介
↓詳細・お申し込みはこちらから↓
 https://www.angermanagement.co.jp/event_20160319

<お目休めコーナー> 2月の花(23 

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

久しぶりの本の紹介です。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 主催/有限会社 ヒューマン・ギルド協賛で行う【イライラしない子育てシンポジウム】 で共演するする乙武洋匡さんの大ベストセラーの完全版(1988年の初版に社会人時代と「エピローグ」が加わったもの)

『五体不満足 完全版』(講談社文庫、514円+税)

五体不満足 完全版
(講談社文庫)
乙武 洋匡
講談社

先天性四肢切断をいう障害を持って生まれた子との母子ご対面は、黄疸のために1カ月も会えなくて、周囲の緊張が高まる中で「かわいい」という、意外な言葉で迎えられました。
こんな有名な物語の「まえがき」から始まるのは、広く伝わっているとおりです。

その後の幼児期・小学校時代(第1部)、中学・高校・予備校時代(第2部)、早稲田大学時代(第3部)の展開は、ネアカな、目立ちたがりな著者ならではの生き方がそのままに語られています。

ご両親はもとより、担任、友人にも恵まれ、「あとがき」の「障害を持っていても、ボクは毎日が楽しいよ」と語り、ヘレン・ケラーの「障害は不便である。しかし、不幸ではない」の言葉で結ばれたとおりです。

大学時代から新聞やテレビで紹介されるようになった乙武さんは、環境問題、バリアフリーのために貢献します。

しかし、障害者に対する固定概念を打ち破りたい一心で、テレビのサブ・キャスター、スポーツ総合誌のライターとして活躍する乙武さんに迷いが生じます。

『五体不満足』を書いたことで多くの荷物をも背負った乙武さんは、2年半の漂流を経験して1つの決心に至ります。

「後悔だけはしたくない。覚悟を決めた以上、心行くまで暴れようと思う。幸い、ここでは太陽の陽射しをいっぱいに浴びることができる。その光を全身に浴びて、私自身も輝き続けていきたい。岸辺に残してきた両親の目にも届くくらい、力いっぱい輝いていたいと思う」

こうして『完全版』のエピローグを閉じています。

私の上の息子とちょうど同い年の乙武さんの生き方、考え方、行動の仕方が伝わる、自己勇気づけを通じての周囲への勇気づけにつながる本です。
強くお勧めします。

◆乙武さんと共演する 【イライラしない子育てシンポジウム】 の詳細は、次のとおりです。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会主催/有限会社 ヒューマン・ギルド協賛

イライラしない子育てシンポジウム
アンガ―マネジメントとアドラー心理学に学ぶこれからの子育て

https://www.angermanagement.co.jp/event_20160319

こちらにアクセスしてお申し込みを!

【開催概要】

日時: 2016年3月19日(土) 13:00~16:00 
会場: ベルサール汐留 B1イベントホール 
http://www.bellesalle.co.jp/room/bs_shiodome/access.html
参加費: 3,000円(税別)

主催:一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
協賛:有限会社ヒューマン・ギルド

【プログラム】

12:00 ~ 開場、受付開始

13:00 ~ 13:05 開会のあいさつ

13:05 ~ 13:35 「アンガーマネジメントでもうイライラしない人になる」- 安藤俊介 (一社)日本アンガーマネジメント協会代表理事 

13:40 ~ 14:10 「アドラー心理学による勇気づけの子育て」- 岩井俊憲氏 有限会社ヒューマン・ギルド 代表取締役 

14:10 ~ 14:30  休憩

14:30 ~ 15:00 「子どもの個性を伸ばす子育て」- 乙武洋匡氏 

15:35 ~ 15:45 閉会のあいさつ、ご案内等

16:00 ~ 17:00  アンガーマネジメントキッズインストラクター養成講座 体験ブースでの体験会

<お目休めコーナー> 2月の花(22 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝(2月21日)は、カミさんの不在の部屋でゆったりと8:00に起床しました。

昨日は名古屋に行って

人おこし・組織おこし

の研修を66人を対象に行ってきました。

まずは、研修会場に行くと、岩井美弥子が講師を務める「勇気づけの子育て」講座が開かれていました。
鈴木匠子さん のコーディネートによる進行であったにせよ、私抜きの登壇は初めてのことです。


(部屋の外からののぞき見写真)

到着してすぐの私は、部屋の外からタクロウが「おっかー」に贈った結婚20周年記念の手紙を朗読しました。

サプライズでした。
その後、ちょこっと部屋の中に入ってご挨拶。

私に著書のサインを求めに来た人、お話しできた人によればかなりの高評価だったようです。


そして、午後は人おこし・組織おこし 講座。

12グループに設定し、1グループに5~6人に座っていただきました。

主催者の 和田博正さん のご挨拶に続いて私の出番。

まったく知らない人でも、リレーションづくりが終えてからは友達同士。

人おこしについての私の簡単な講義に続き、おこされ役の立候補によってデモンストレーション。

その後は、グループ内で1人おこされ役を決めて、他のメンバーで徹底的に「シーズ+ニーズ=成果」の考え方に基づきグループワーク。

最後は、模造紙にまとめました。

66人が一体になった名古屋での 人おこし・組織おこし 講座でした。

最後は、このプロジェクトを通じて自らのひとおこしにつながった 和田博正さん のご挨拶。

主催の和田さん、協賛の三輪克子さん、鈴木匠子さん、澤田由美さん、そして参加の方々、ありがとうございました。

私は、カミさんを名古屋に置いて一人東京に帰って来たのでありました。

<お目休めコーナー> 2月の花(21 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月19日)は、10:00~17:00に アドラー・カウンセラー養成講座 (平日コース)の5日目を行っていました。

土日コースも走らせているので、講師としてはどこで何をやったか、しっかりと把握していなければなりません。

まずは、ご本人の強い要請により 五十嵐淳至さん (再受講)の早期回想解釈を徹底的に行いました。


(私の講演会のチラシを手にする五十嵐さん)

五十嵐さんがずっと渦中にあったライフタスクとドンピシャで、五十嵐さんも驚いていらっしゃいました。

なお、五十嵐さんは、次のとおり私と妻との講演を主催してくださっています。

新潟県長岡で講演会 
主催:長岡楽しく学ぶ会
日程:5月5日(木、祝) 
13:30~15:30 「私たちの子育てを語る」(岩井美弥子とのジョイント)
15:45~17:15 「新しい自分の創めかた」(岩井俊憲単独)
場所:長岡市立中央図書館(長岡駅から徒歩15分)
参加費:3,000円
お申し込み:五十嵐淳至(いからしあつし)さん 電話兼FAX:0258-63-4266
 メール:sybkb815@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/sybkb815/


続いて、午後からは 永藤かおるさんをクライアントにして、受講者全員が入れ替わり立ち代わりカウンセラー役。
受講者個々人の個性が浮き彫りになりました。

最後は、1人の受講者のライフスタイルの徹底分析。

ご本人は、丸裸にされた感覚と共に、重要な気づきがあったようです。


今日はこれから名古屋に行って

人おこし・組織おこし

の研修を70人近い人たちを対象に行ってきます。

<お目休めコーナー> 2月の花(20 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月18日)のブログで一昨日の吉報を書き忘れていました。

また重版のご連絡を日本能率協会マネジメントセンターの久保田章子さんからいただきました。
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』(2015年8月発売)が4刷になり、間もなく累計2万部になります。

マンガでやさしくわかる
アドラー心理学 人間関係編
岩井俊憲,
星井 博文,サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

 『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』の第1弾、第2弾と比べれば少しペースが遅いですが、着実に売れているようです。

これでシリーズ20万部が射程距離に入ってきました。

他の出版社から出している本も順調に売れています。

一昨年の7月以降の勢いを取り戻しています。

さて、昨日は、お休みを満喫させていただきました。

10:00から1時間少々「らくらく整体」で体の、特に背中ほぐし。
これは効いた~。

その後はカミさんと待ち合わせて、高田馬場、池袋経由で護国寺へ。

護国寺行きの目的は、真言宗豊山派教化センター主催の公開講座で

いま、弘法大師の願い
~大宇宙のなかの私~

と題する加藤純章先生(名古屋大学名誉教授)の講演をお聴きするためでした。

仏教の発展過程を最初の原始仏教と最後の密教を並置しながら、『ブッダのことば―スッタニパータ』(中村 元訳、岩波文庫)と空海の言葉を紹介してくれました。

ブッダのことば―
スッタニパータ (岩波文庫)
中村 元
岩波書店

『ブッダのことば―スッタニパータ』から響いて来た言葉は、次の4つでした。

・究極の理想に通じた人がなすべきことは、次の通りである。
能力あり、直く、正しく、ことばやさしく、柔和で、思い上がることのない者であらねばならぬ。

・足ることを知り、わずかの食物で暮らし、また生活も質素であり、諸々の感官が静まり、聡明で、高ぶることのない者でなければならない。

・一切の生きとし生けるものは、幸福であれ、安穏であれ、安楽であれ。

・全世界に対して、無量の慈しみの心を起こすべし。


これはまさに自分自身と他者/他の存在に対するあり方で、アドラー心理学の共同体感覚の実践そのものではないでしょうか?

また、空海の『性霊集』をもとに動物・植物を含めて悟りに道に近づく請願を立てていることが語られました。

このことは、アドラーが共同体の構成要素として人間だけなく、他の動植物どころか無生物をも想定し、果ては宇宙につながっていることと結びついています。

 アドラー心理学と仏教の接点が見られると、両者に関心が深い私はたまらない魅力を感じます。

◆アドラー心理学と仏教の接点を探る本として畏友、岡野守也さん(サングラハ教育・心理研究所 主幹)の本をお勧めします。

仏教とアドラー心理学
―自我から覚りへ
岡野 守也
佼成出版社

<お目休めコーナー> 2月の花(19 

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は会社をお休みして、家でゆったりしたり、午後は護国寺に講演会を聴きに行ったりします。
そのため、遅めの更新になりました。

昨日(2月17日)は、9:55羽田発の飛行機で福岡に行き、13:30~17:30に某大手の専門学校の教職員研修をしてきました。

羽田空港の出発ロビーから富士山がくっきりと見えました。

福岡には11:00ちょっと過ぎに着いて、早お昼をしてもかなり余裕があるので、先方に電話して、12:00ごろから講師控え室で仕事をさせてもらっていました。

タイトルは

アドラー心理学活用によるクラス運営術

私はこの手の研修を大学、専門学校、高校、中学校、小学校の教職員の5,000人以上の方々を対象に行っています。
専門学校の最近の関心事は「退学予防」です。

次のスライドの研修内容で、110人の対象者をあまり面識のない人と2人一組で討議・演習を交えながら、時々質問も入れていただきながら展開しました。

研修は、いつもながらの大受けだったのですが、大事なものを忘れていました。

まずは、研修の必需品、ストップ・ウォッチとカウベル。
おまけに出かけるとき急いでいたので、ズボンにベルトをするのを忘れていました。

ストップ・ウォッチとカウベルは、研修担当の方に頼み込んでキッチン・タイマーで代用しました。

ベルトを忘れたことは、「いち早く福岡に来たい一心でベルトをするのを忘れました」と受講者に言って笑いを取りました。

数人からご質問をいただきましたが、この内容が実に的を射ていて、私はデモを入れたりしながら丁寧に回答しました。

とてもいい気分で福岡を後にすることができました。

大事な忘れ物をしても困ることがあっても、それで悩むことのない私でした。

 
◆福岡に次に行くのは、アドラー心理学ベーシック・コース です。
<日程> 3/26.27.4/9.10(土日全4日間)
土曜日13:30~19:00 日曜日9:30~17:00  
講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)、永藤かおる(ヒューマン・ギルド研修部長)
<会 場> オクターブビル(4階)  福岡市博多区博多駅前4丁目13-8
 http://www.fukami-kousan.jp/company/
<料 金>
 初めてご参加の方は 60,000円(税込) 
 再受講でのお申し込みは 21,600円(税込み 再受講はヒューマン・ギルドのプレミアム会員で4名様限定)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月16日)、かつてアドラー心理学の翻訳書を中心に出していたある出版社から、翻訳書3冊を増刷したいので翻訳者の電話を教えてほしい、との電話が入りました。

ある本は、20年も前に出ていた本が急に売れ始めて重版の可能性が出てきたのだそうです。

こんなところにもアドラー心理学ムーブメントの余波があるようです。

さて、昨日の10:00~17:00は、私が講師としてヒューマン・ギルドの研修室で冬季平日開催  アドラー心理学ベーシック・コース  の3日目を行っていました。

参加者は16人。
遠くは名古屋からお越しの方もいらっしゃいました。
3月出産予定の方も。

内容は欲張って、次の5つをてんこ盛りでした。

(1)よい人間関係
(2)演習:協力(図形)ゲーム
(3)2人一組の他己紹介
(4)共同体感覚
(5)演習:あなたを勇気づけた人たち

最終回の次回(3月1日)は終わってから懇親会を行うことになりました。

グループの力学が凝縮されるようになっているところです。

◆アドラー心理学ベーシック・コースは、東京・大阪、横浜開催 だけでなく、山梨・福岡・熊本開催 もございます。


今日はこれから福岡への日帰り出張です。

ある専門学校で130人ほどの人たちの研修を行ってきます。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月15日)のブログ 冬季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の6日目 でカウンセリングのデモンストレーション(公開カウンセリング)を受けたNさんがご自身のブログで

「宇宙まで飛んでいって戻ってきたような時間でした」2016年02月15日(月)NEW !

としてご感想を書いていらっしゃいますので、ご自身のご承諾を得て、一部を紹介させていただきます。

岩井先生のカウンセリングは、20人ほどの前でのカウンセリングだったにもかかわらず、安心してすべてを委ねることができました。後からそれはなぜだったんだろうと考えた時、アドラーでいつも言っている信頼・尊敬・共感が先生とそして仲間と共にあったからなんだと思います。

身体を突き抜けていき、宇宙まで飛んでいって、また自分の心に入っていくような感覚のように素晴らしく、それ以上の言葉で伝えることが難しいほどの感動が今朝も続いています

仲間からの勇気づけの言葉も胸に響き、公開カウンセリングの力と素晴らしさも学びました。

私は、アドラー・カウンセラー養成講座 や カウンセリング演習 でしか公開カウンセリングを行いません。
その理由は守秘義務が守られる場でしか行ってはならない、という戒めがあるからです。


さて、これからが本題です。

『現代アドラー心理学 上』(春秋社)という、絶版になっている本を読んでいたら、「協力と競争」のことが書かれていました。

現代アドラー心理学〈上〉
Guy J. Manaster,Raymond J.Corsini,
高尾 利数,前田 憲一
春秋社

 この本の上下は、アドラー心理学をしっかりと学びたい人ならば、中古でもお買い求めになった方がいい本です。

こんな記述がありました。

人間や動物は、協力的でもあり、同時に競合的でもある。
問題は、生きていくのにどちらの方がよいかである。
これは、哲学的問題ではあるが、アドラー派は端的に「協力だ」と答える。
我々は、お互いに助け合うこと、共に調和して労することが最後の答えだと信じる。
なぜなら、我々は根本的に社会的生き物であり、真に協力的な社会においてのみ平和と充実を見出すことができるからである。

そして、このように結論づけます。

協力と競争とは興味深い位置にあり、必ずしも相克しない。

すべての進歩には、そして有益な競争の底には、協力が宿っているのである。

アドラー心理学の中には、すべての競争を否定する人もいます。

確かに愛のタスク、交友のタスクにおいては、「競争的人間関係」は否定すべきでありますが、仕事のタスクにおいては、競争は「進歩」の側面にとって、生産性を高める点で有益な側面があることを私は認める立場です。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月14日)は、10:10~17:30にヒューマン・ギルドで冬季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の6日目を行っていました。

午前中は、ある方をクライアントとしカウンセリングのデモンストレーションを行っていました。

午後は30分ほど早期回想解釈をしてから 山口麻美先生(臨床心理士)をお招きして精神医学の講義。

アドラー・カウンセラー養成講座 の中で3~4時間この講義をお願いしております。
この間私はオフィスでゆったりできました。

講義が終わってからは、神楽坂の居酒屋で 石山育朗先生 (國學院栃木短期大学教授)も交えて山口先生の慰労会を行いました。

その際、座興で石山さんの究極目標を探る質問をしていったら、ドンピシャあてはまりびっくりされました。

この手法のことは『アドラー心理学が教える 新しい自分の創めかた』(学研パブリッシング、1,400円+税)に書かれていますが、ヒューマン・ギルドでカウンセリングを受けるか、適切な指導者のいるところでグループで行うと見えてきます。

アドラー心理学が教える
新しい自分の創めかた
岩井 俊憲
学研パブリッシング

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