日向市での講演翌日、近隣の現場を巡る道中、主催者さんが案内してくれた「日向のお伊勢さま」こと大御神社。
眼前に海が開けた場所に境内があるそのロケーションに感激した私。
努めて冷静に振舞っていたつもりだが、たぶん、テンションアゲアゲなのは一目瞭然だったのだろうと思う。
さざれ石。
♪君が代は 千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで♪
の、あの「さざれ石」だが、いちおう「技術屋日記」と銘打つ当ブログだもの、
ここはひとつ地質学的フレーバーを漂わせつつ、説明をしておこう。
大御神社周辺の「さざれ石」(学名 庵川礫岩)
今から約2000万年前、この辺りは広範囲にわたり浅い海岸平野で、大陸から流れる大量の礫(石ころ)が、その河口附近にたまって、粘土・砂などにまじり、長い年月の間に多いな固まりとなりました。これが神社周辺の「さざれ石」です。
その後、尾鈴山の火山活動により海から陸の方へ火砕流がながれ、礫岩層の上を覆うと同時に堆積しました。これを柱状節理(溶結凝灰岩)といいます。
神座附近の海岸では、火砕流と礫岩の境、さらに火砕流が礫岩を巻き込んだものと混在したところも見られます。はるか悠久の歴史に思いをはせつつ、すさまじい地球のエネルギーをご覧下さい。
以上、大御神社Webサイトからの引用ではあるが。。。 ^^;
http://www.oomijinja.jp/sazareishi/index.htm
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