答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

現場広報紙について ~ とあるかたのメールから

2014年06月16日 | ちょっと考えたこと(仕事編)

何度かお伝えしているように、今年の土木施工管理技術講習会(高知県土木施工管理技士会主催)での私のお題は、『情報発信ノススメ』である。

といっても、このテーマは今年が初演というわけではなく、いつもいつでも私のプレゼンの骨格となる、いわば私のメインテーマなのだが、

今年はそれだけに特化して、私や、私が袖触れ合った方たちの実例などを盛り込みながら、

「地場中小建設業者の情報発信とはなんぞや」についてプレゼンテーションを進めていこうと、こういう算段なのである。

ということで、何人かに資料提供の依頼をしていたのだが、誠にありがたいことに、皆さん快く引き受けてくださり、

まとめるこちらが困ってしまうほどの資料が手元に揃った。

そんななかの一人。

「お師匠様」との前振りから始まるメールが、じつに素晴らしかったので、本人に承諾をいただいたうえで紹介することにした。

いや何も「お師匠様」と呼ばれたのがうれしくてではない(そりゃうれしいに決ってるが)。

その心の持ちようを、少しでも多くの人に知ってもらいたかったのである。

 

今の時代は、地域の方々へ工事状況の報告や工事の告知という主たる目的のためというのもさることながら、

私たちの現場がある地域での個々の世帯の形態を、なるだけ把握するように努めることも必要だと思います。

(子どものいる世帯は?老人だけの世帯は?というふうに)

そして私はそれを、現場広報紙作製に反映するように心がけています。

特に一人暮らしのお年寄りが多い地域では、配布時に「声かけ」の活動を織り込んでいくと、孤独死を未然に防ぐことにつながることがあり、私はそれを実際に経験しました。

私たちはこれから、例えば地域の消防団とかと同じような目線を持って、地域の災害防止や復旧の本業とともに、広報紙の配布などを手段として地域に貢献していかなければならないのかなとも感じています。

そしてそのような活動を地域の人々が受け入れてくれれば、工事で発生する地域住民のストレスも減少すると信じています。

私が体験した例では、独居老人のご婦人から「現場広報紙をよけいに数部欲しい」と頼まれて差し上げたところ、

嫁がれて都会に住む娘さんたちに故郷の最新情報を知らせる情報源として送り、娘さんたちにもすごく好評だったそうです。

そのことを省みても、私たちは工事によって構造物をつくるだけでなく、同時に地域を担う役目があるのではないかと思うのです。

 

どうだろう?

私は感銘を受けた。

だから、「良いと信じた活動ですら孤軍奮闘というより、ひとりで浮いている感じがして・・・」

という彼の人あてに、

「大なり小なりどこも似たようなもんですよ。(お互い)倦むことなく飽くことなくつづけていくしかありません」と、

「ありがとうございます」という名の返信をしたためたのである。

 

 

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