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選挙は面白い

2017年03月28日 10時54分40秒 | ニュースネタ

我が国では、明らかなところ凡そ2000年の歴史があるけれど

既にそこにはリーダーが存在していた

日本は当時、小国家が点在していたと「魏志倭人伝」に書かれている

卑弥呼は多分その中の一つの首長であって、統一国家の長では無かったと思われる

日本には建国以来のリーダー「天皇」と、天皇の下で施政実務を行う長、すなわち摂政関白

あるいは大臣がいた、だが平氏以来、武家の台頭により宮中の大臣は飾り物となり

天皇の政務代行を行ったのは武家になった、すなわち征夷大将軍、名分は天皇より軍事の全権を

授けられ夷敵を討伐するという名目

鎌倉、室町、江戸と国政を牛耳ってきたのは数少ない例を除き武家であった

明治維新が起こるまでは、日本の政治を司ったのは武力でもっとも強い者であった

明治維新から国政を行ったのは、明治天皇を頂いた者たちだった、そのリーダーは革命家たちの

互選で選ばれ、取り巻く議員たちはごく少数の金持ちの男子によって選ばれた。

日本のリーダー選出方法に大きな変化がおこったのは太平洋戦争で負けた後である

勝利者のアメリカによって憲法は作り替えられ、大多数を占めていた平民に選挙権が与えられた

まったく問題にされていなかった女性にも参政権が与えられた。

これより市町村、県、国会議員の選出は国民の直接選挙で決められる様になった

ただ国のトップは、最大政党の中から政党員の選挙で選ばれる間接選挙になっている

総理大臣は国民が選ぶのでは無く、国民が選んだ第一党の中で選ばれるのだ

 

国政はともかく、われわれ平凡な市民がもっとも身近で興味があるのは市町村議員の選挙だ

もうすぐ選挙とあって、町の中も少しずつ動きが出始めている

昔は封建的で地域の権力者(たいていは土木建設業者だった)が従業員や関連業者を配下にして

露骨な選挙運動を展開したものだったが、市民レベルが上がった現代では通用しなくなった。

 凡そ20名を選ぶことになるが、議員の選挙運動はそれぞれ特徴があって面白い

地域住民を頼りに地域内をこまめに挨拶して歩く人  野外パフォーマンスで注意をひく人

地元が小さくて他地域を切り取ろうと歩く人  大企業をバックに出ている人

党人  同級生頼み

だけど余裕を持って臨んでいる人というのは、議員活動の中で定期的に活動報告を出したり

日頃から政策をかかげ真剣に取り組んでいる人だ

そうした人は市内全域に顔も名前も売れている 選挙ポスターを見ても「あれは誰だ?」なんて

言われるようじゃちょっと危ない

最も当選20落選2くらいじゃ落選する方が難しいのだから、落選の危機感を持っているのは

よほど、日頃から何もやっていないんでしょうね 自信が無い

田舎議会で名誉欲でやっているようじゃ話にならないね

 

だけど様々な選挙に、投票を通じて国民が僅かながらも国政や市制に参加できると言うことは

とても幸せなことなんだ、世界には国民を奴隷化している独裁国家が存在しているし、選挙どころか

国内が内戦状態で国民の安全すら脅かされている国も多い。

経済力があり安定した国家であっても、国民に選挙権が与えられていない国もある

我が国の国民はいろいろ政治に対してもの申すが、物言えること自体が幸せだ

政府批判をしたとたんに拘束されて最悪殺されてしまう国だってあるのだから

 

国政選挙が平和裏にできるのは、その国が安定しているからだ

政府と国民の間に信頼があるからできることなのだ、以前、民主党が政権を担当したことがあるが

それによって国民の暮らしや、様々な法律などのルールが一転したわけでは無い

それは国民も知っているから安心して選挙に臨むし、自民党にしたって民主党政権になって粛正されるわけで

ないから敗れても「次の選挙では・・・・」と頑張れるのだ

日本は敗れた国家指導者が犯罪者に転落してしまう様な国ではない、それは民度が成熟している国家だからだ

選挙方法は時代と共に変化していくけれど、能ある議員と能なし議員が混じっての定数なら

能なし議員を排除した定数で十分なはずだ、2度にわたる市町村合併で、例えば合併前には3自治体で90人

の議員がいたものが、合併で一つの市になって35人の議員になっても充分市政は行われている。

経費の削減にはなっている様だ

道州制の導入案も時々出てくるけれど、こういうことなのだろうか?

 

 

 

 


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