かぶれの世界(新)

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桜のない桜まつり(?)

2024-03-24 11:38:36 | 日記・エッセイ・コラム
今日の蘆花公園で開催予定の孫(娘夫婦の子)の誕生会に備え、昨日家内に頼まれて市内を歩き回り桜の開花状況を調べた。自宅を出て市民球場・桜通り・市民公園から新小金井街道を歩き競馬場を経て何時もの遊歩道という、謂わば繁華街の外周を一回りした。だが、例外的に桜通りの早咲き桜2,3本を除いて桜の開花は見られなかった。

それでも市民公園の広場には出店で一杯で、まるで満開時の「市民桜まつり」のような人出だった。この人達は何を見に来たのだろうと思ったが、歩き回る子供の姿が沢山見えて救われた気がした。桜通りは土日はホコ天になって歩道には灯篭が立っていたが少し物悲しかった。所々にテントが張られ、要所に警備員や黄色のジャンパー姿の市役所の係員らしき人を見かけた。

ホコ天が切れる交差点の女性係員に「残念だったね」と声をかけた。例年4月初めに桜まつりがあったが、昨年は桜が散った後のまつりになってしまった。それではと、今年は先月の暖かさで3月23‐4日に前倒しすると、皮肉にもこのところの寒さで開花が遅れた模様だ。そんな会話の後で彼女は「よく見ると、ところどころに1輪咲いてる」と言い「分かってるよ、ご苦労様」と言って別れた。

それから競馬場もその先の地域公園も桜は咲いてなかった。公園から出て行く幼児連れの母親に声をかけたが、「桜まつり」をやっていることすら知らなかった。「市民公園でお祭りやってて出店が出てて子供が喜ぶと思うよ、明日までやってるよ」と若干宣伝気味に言って分かれた。

今日は娘の子供の誕生パーティを兼ねて蘆花公園に行く積りだが、天候は怪しい。花曇りといえば聞こえがいいが、スマホの予報は小雨が降る場合もあるらしい。個人的には最悪の場合、桜の開花を楽しめず雨が降る恐れがあると思うと気乗りしない。だが、楽しみもないではない。

50年以上東京郊外に住んで一度も蘆花公園駅に下りたことがない。テレビドラマのロケで利用されることが多い様だ。何しろ初めて行くところはどこでも楽しい。それはそれで楽しい。■

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