かぶれの世界(新)

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歯科医と患者のハイブリッドな仲間(2)

2023-03-26 20:34:11 | 健康・病気
帰京後の4カ月間ほぼ毎週のように歯科医に通い治療を受けた。帰京直後に入れ歯が真っ二つに壊れ、直ぐに対応してくれる近くの歯医者を息子が紹介してくれた。その老女歯科医は治療を丁寧に説明してくれ安心して治療を受けた。一方、彼女は週末には千葉の田舎で農業をやっているという。

最初は緊急対応のみお願いしようと思っていたが、その後も虫歯の治療を続けて受けるようになった。田舎に帰るまで放置しない方が良いと助言を受け差し歯を2ヵ所新しく作り、更に緊急対応した入れ歯を大元から作り直し、最後に歯の掃除を来月初めまでにやって実家に行く予定だ。

先生と私は相性がいいハイブリッドな仲間になったと昨秋に投稿した。その後も治療の時だけのハイブリッドな会話は続いている。田舎の庭の手入れの苦労話とか、治療中に流れるBGMにジャズを選んだ理由とか、老女歯科医と後期高齢患者との気楽な会話は続いて来た。

だが先週の治療はもう少しで悲鳴を上げそうなくらい痛くて最悪だった。虫歯を抜く時のような麻酔はなし。治療と言ってもたかが清掃だが、鏡で見せて貰った口内の汚れて腫れた歯茎は酷かった。私は日に一度夜寝る前に歯磨きをしてたが、それでは十分ではなかったのは明らかだった。先生に半年近く治療して頂いたが、今日の歯の清掃が最も痛かったというと大笑いされた。

田舎でお世話になっていた歯科医が見ると全く他人の口に見えるかも知れない。カルテをディジタル化しておけば簡単なはずだが、歯科を含め日本の医療システムのIT化はメチャ遅れている。眼鏡は同じフランチャイズならオンラインでレンズ情報を共有してどこでも作れた。残念だが、私が生きている間に医療カルテを共有化することはないだろう、と悲観的だ。■
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