かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2018(12)私が元気な間に

2018-11-15 21:15:28 | 日記
鴨の大群がいつの間にか川から激減した。今日の夕方散歩した時いつもなら聞こえる鴨の鳴き声が聞こえなかった。数百匹が数十匹に減り、鳴き声が全く聞こえてこなかった。単に河岸を変えただけなら戻って来るが、文字通り海を渡りどこかに行ったらもう来夏まで帰ってこない。

帰京真際になって自動車のヘッドライトが故障して修理部品待ちになっている。更に昨夜は突然入れ歯が3つに分解した。西日本豪雨後に診て貰った歯科医に連絡すると、10時予約のキャンセルが出て対応してくれた。予約が取れないと最悪東京に持ち帰りを覚悟したが、まだまだ運が良さそうだ。

(美人)女医さんの患者の治療が終えて案内されたのに、治療の椅子に座ると入れ替わりに若先生が来て治療してくれた。期待は一瞬にして潰えた。かつて歯科医の看護婦さんは美人と米国の同僚も一致したが、ここでも例外ではなかった。歯医者崩れの友人に聞いたが無視された。何れにしろ、急なのに丁寧に対応してくれて助かった。

実家は谷間にあり日照時間が3-4時間しかない。天気の良い日は朝洗濯すると何とか洗濯物が乾く。気をつけなきゃいけないのは、この時期に温かい日差しで乾いた洗濯物を取り入れると、時々カメムシが潜んでいることだ。最初は何故カメムシが屋内に入り込んだか分からなかったが、天気のいい日に限って洗濯物の裏側についてきた。

気が付かないで取入れベッドの上に広げて刺激すると、強烈な悪臭が部屋中に漂う。一度ならずタンスに仕舞い込んだこともある。ティッシュでカメムシをそっと包み込んで、家の外のゴミ箱に捨てるのがベストの対策だ。その前に洗濯物をよくチェックして家に取り込まないことだ。

「私が元気な間に」

やるべきことは沢山あるが、最近この言葉が動機付けになって具体的に何やるか決意することが多くなった。最大の意思決定は2年前に自宅を建て直すと決めたことだ。銀行が融資してくれるギリギリの年齢だった、というか都銀には全て断られた。家族が遺産相続しても自分の手で古い家を建て替えるのは簡単ではないと考え、私が元気なうちに家内と末の息子に残してやりたかった。

その次に気になっているのは、末の息子が結婚して家庭を持って欲しい、その為に私が手助け出来ないか考えて来た。他の家族は子供の結婚の為に親が動いても上手く行かないと主張した。だが、私が理解する限り息子は結婚する気はあるが、積極的に自ら相手を探すタイプではなかった。

田舎にいる間も取引のある銀行の女子社員に声をかけたり、世界を駆け巡った元商社マンで今はカフェのオーナーに紹介を頼んだりした。今迄のところ悉く上手く行ってない。東京にも田舎にも中年の独身男性が周りにいる。彼等を見てやがて齢をとり一人暮らしをする未来の姿を想像し、息子には家庭を持たせてやりたいと強く思うようになった。引き続き東京でも機会を見つけてやりたい。

ここでは実家を住み易くしたいというより、子供達の為にどういう形で残してやるのが良いか考えるようになった。気分転換で何度かレイアウトを変更した。お客用の書斎の机を廊下の隅に移動し、書架を追加購入し空いたスペースに置き、図書館みたいに子供や孫が読みたい本を選びやすい形に変える積りだ。と言っても、書架は土曜日に搬入予定で帰京までに残された時間が少ない。■
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