かぶれの世界(新)

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眠りの「質」感

2017-05-16 15:47:07 | 健康・病気
最近眠りが浅く疲労感が抜けない気がし、その理由はベッドのせいではないかと気に病んでいた。昨年10月新居に引っ越した時、折り畳み式の安物のベッドを買いその上に昔から使っている布団を敷いて寝た。2、3ヵ月経つとベッドの中央部が腰部を中心に少し沈みはじめ、寝返りが打ちにく寝心地が悪くなった。

対策として布団の下に0.4mx1.8m程度の合板を敷いたが、今度は敷布団を通して背中に堅い板を感じて寝心地が悪くなった。畳の上のせんべい布団は大丈夫でも、板の上のせんべい布団はダメだった。映画で見たことのある「堅いベッド」みたいだと思った。ところが、先月「立山黒部アルペン」旅行で泊まったホテルの布団がとても楽だった。「何だ、これは?」みたいな感じだった。

指定されたされた2人部屋用のベッドは家内と息子に譲り、私はカーペット床の上に備え付けの布団を敷いて寝た。この敷布団はいかにも安価なスポンジ製マットレスだったのだが、これが意外にも寝心地がよく熟睡できた。この程度でよく眠れるのだったら何とかしなきゃと思い、近所のモールの衣料系雑貨ショップで‘私らしく’最も安いマットレスを買った。

店内には180N から110Nの表示のマットレスがあり、店員に聞くとN(ニュートン)はマットの硬さの表示で硬い方が良く売れているという(だが、やや高い)。米国に赴任した時日本人は硬いベッドを好むと聞いたことがある。柔らかいマットレスの方が安価で、試し買いの積りで一番柔らかい110Nを買って使ってみた。二日間使用しただけだが、今までになくよく眠れた。たった3000円の投資でこれほど差があるとは思わなかった。

ところが、その後直ぐに四国の実家に戻って、又もや眠れなくなった。実家のベッドは退職後母が買ってくれた当時CMなどで流行していたもので、私なら絶対買わない高価な低反発ベッドだったのにだ。今迄気にしたことはなかったのだが。買ってから約15年たって劣化し、スプリングがへたったせいかもしれない。

専門家でない私が「眠りの質」云々等とは言えないが、感覚的な意味で私の眠りの「質」感がこのところ変わってきたと感じる。布団やベッドの硬さと温度、その時の血圧や体温などの体調、多分年令のせいもあると思う。頻尿も関係しているだろう。これらマイナス要因を組み合わせると、一度寝たら朝まで目が覚めないなんてことは最早期待できない。だとしたら、寝具にもっとお金をかけても良いかも知れない。■
コメント
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